この記事では、ソロキャンプや、サブの焚き火台として使える軽量でコンパクトな焚き火台・ミニ焚き火台を徹底比較しています。
薪を使えるタイプや、枝を使用するタイプ、チタン製や二次燃焼タイプ、初心者でも簡単な折りたたみタイプ、調理に使えるタイプ、高級なタイプや安いタイプなど、様々な個性の焚き火台・ミニ焚き火台を徹底的に調べ、軽量コンパクトでおしゃれでかっこいい、自信をもっておすすめできる焚き火台を多数ご紹介しています。
Step-pediaのおすすめする選び方の基準も解説していますので、あなたにあった一台を見つけてみてください。
- 1.はじめに
- 2.ソロ向け焚き火台の選び方
- 3.焚き火台の性能早見表
- 4.Step-pediaのおすすめ焚き火台ソロ
- ⑴ 薪を扱えるタイプ
- ① TokyoCamp焚き火台(TokyoCamp)
- ② 焚き火台TABI(ベルモント)
- ③ ソロライトグリル(キャプテンスタッグ)
- ④ ピコグリル498(ピコグリル)
- ⑤ ピコグリル398(ピコグリル)
- ⑥ 焚き火台マクライト(Tokyo Craft)
- ⑦ クッキングファイヤーピットライト(YOKA)
- ⑧ ぺらもえファイヤー(DOD)
- ⑨ ワイヤーフレームフェザー(モノラル)
- ⑩ B.S.T(DUCKNOT)
- ⑪ コンパクト焚き火グリル B-Ⅵ-DUO(笑’s)
- ⑫ 男前ファイアグリル(テンマクデザイン)
- ⑬ フラットパックグリルS(UCO)
- ⑭ V型スマートグリル<ミニ>(キャプテンスタッグ)
- ⑮ カマド スマートグリル B5型
- ⑯ ピコグリル239(ピコグリル)
- ⑰ 秘密のグリルちゃん(DOD)
- ⑱ ワイヤーフレームLITE(モノラル)
- ⑲ 焚火台S(スノーピーク)
- ⑳ フラットパックグリルM(UCO)
- ㉑ V型スマートグリル(キャプテンスタッグ)
- ㉒ ワイヤーフレーム(モノラル)
- ⑵ 枝を使用するタイプ
- ⑴ 薪を扱えるタイプ
- 5.この記事の結び
1.はじめに
ソロキャンプでの焚き火台・ミニ焚き火台や、デイキャンプでの焚き火台・ミニ焚き火台、ファミリーキャンプでのサブの焚き火台など、軽量コンパクトな焚き火台を探している方は多いかと思います。
他方で、一口にキャンプといっても、様々なキャンプがあり、例えば、移動手段が車なのか、バイクなのか、電車なのかも違いますし、焚き火台を使用して、調理をしたいのか、火を鑑賞したいのか、暖を取りたいのかなど、焚き火台の使用目的や、何を重視するのかも人それぞれです。
この記事では、それぞれが用途に合わせて焚き火台選ぶができるよう、焚き火台を選ぶ時の基準をご紹介し、おすすめの焚き火台をご紹介しています。
2.ソロ向け焚き火台の選び方
⑴ 重さ・収納サイズ
まずは「重さ」と「収納サイズ」です。
キャンプ用品は様々なものがあり、一つ一つは大したことなくても、積み重なるとかなりの重量やサイズになってしまいます。
家から車への移動や、車からキャンプ場所までの移動など、キャンプ道具の「重さ」や「収納サイズ」は、キャンプ道具選びのうえで重要な要素であり、焚き火台もその例外ではありません。
この点は、各自のキャプスタイルに合わせて、どこまで重視するかを決めましょう。
例えば、オートキャンプ場なら比較的大きいものでも良いでしょう。しかし、車からキャンプ場所まで歩かなければいけなかったり、そもそも車を使わなかったりするような場合は、重さや収納サイズは特に重要な要素といえるでしょう。
また、収納サイズは、ソロキャンプなど、リュック一つに収めたい場合のパッキング時に重要となるほか、家での保管スペースの観点からも重要となります。
この重さや収納サイズは、焚き火台の素材や構造によって大きく異なります。
あくまでも参考ではありますが、2kgを以下であれば軽量な焚き火台であり、ソロキャンプに適したものといえ、1㎏を切っていれば、超軽量な焚き火台、500gを切っていれば、超超軽量な焚き火台といってよいでしょう。
ソロキャンプ向けに選ぶ場合には、2kg以下のものを中心に、キャンプスタイル等に合わせてどこまで軽量さ・コンパクトさを求めるか、という形で選びましょう。
⑵ 安定感・耐荷重・耐久性
次に、焚き火台として使用する際の安定感・耐荷重・耐久性が大切といえるでしょう。
焚き火は火を扱う以上、安心して焚き火をできるのか、という点が大切になってきます。焚き火台が簡単に倒れてしまっては、やけどや火災の心配があり、危険です。もっとも、この点は信頼できるメーカーのものであれば、最低限の安定感は確保されていると考えてよいでしょう。
また、薪を載せても安定する構造になっているのか、料理をする際に鍋を載せられるのかなど、耐荷重・耐久性が確保されているかという点も大切です。
これらの点は、基本的には重量と相反する部分があるものの、素材や構造によって軽量性と安定性・耐荷重・耐久性を確保している物もあります。
⑶ 使用燃料(薪・細かくした薪・枝)
次に、使用燃料を確認しましょう。
大きく分けて、薪を使用するタイプと、小枝を使用するタイプがあります。
薪を使用するタイプは、火力を確保できるほか、火を長時間維持することも比較的容易にできますし、大きな炎を楽しむことができます。
ただし、薪を確保する必要があるので、キャンプ場で薪の販売があるかを確認したり、事前にホームセンターやインターネットなどで購入する必要があります。
また、薪を使用するタイプは、大型の薪をそのまま使用できるタイプと、少し小さめの薪のみ使用できるタイプがあります。大型の薪での焚き火を楽しみたい場合には、大型の薪をそのまま置くことができるのか、という点が大切になるでしょう。
なお、薪を細かく切るのは結構大変な作業なので、小型の薪のみ扱えるタイプの場合は、事前にサイズの合った薪を購入するなどの工夫も必要となります。キャンプ場などで購入する薪は、比較的大型のものなので、小型の薪のみ扱えるタイプの場合は、事前準備が重要です。
薪はAmazonなどでも売っているので、事前に購入しさえすれば、何も問題はありません。
小枝を使用するタイプは、特に小型かつ軽量であるため持ち運びやすく、その辺に落ちている小枝を集めるだけで燃料が確保できるため、比較的燃料には困らない場合が多いです。また、小枝を燃料に焚き火ができるため、デイキャンプや帰宅前の朝食の際など、サクッと短時間焚き火を楽しみたい、といった場合には最適です。
ただし、火力が確保しにくく、また火を長時間維持するためにはこまめに燃料を足す必要があるため、長時間の焚き火には向きません。また、キャンプ場などによっては、小枝を集めて勝手に燃やすことが禁止されていることもあるので、事前の確認は重要となります。
いずれも一長一短があるので、焚き火のスタイルや、焚き火台の用途を考慮し、適した使用燃料のモデルを選びましょう。
⑷ 調理のしやすさ
焚き火台を調理に使用する場合は、調理できるかどうか、調理しやすいかどうかを確認する必要があります。
調理は、調理スタイルにあわせて確認する必要があり、五徳(鍋などを置けるスペース)の有無や、網・鉄板設置のしやすさ、火との距離などを確認する必要があります。
五徳や網などの何を設置できるのかで、どのような調理ができるのかが変わります。また、火床と五徳までの距離は、調理時にどのような焚き火をするのかという点に深くかかわってきます。距離が近ければ、小さい火で足りることになりますが、他方で薪をあまり置けないため、大きな焚き火をすることができません。距離が遠ければ、大きな薪を扱える一方で、小さな火では加熱できないことになります。
焚き火台ごとの個性が強い点ですし、各自の焚き火スタイルによっても大きく変わってくるので、好みのものを選びましょう。
また、薪や枝を使用する場合には、これらの燃料を調理中に追加で投入しやすいかという点も確認事項になるでしょう。
⑸ 熱効率、燃焼効率
最低限焚き火を楽しめる構造にはなっているので、特にこだわりがない限りはそこまで気にする必要もないところですが、構造やこだわりによっては、熱効率や燃料効率を確認しましょう。
例えば、二次燃焼が可能なモデルでは、少量の燃料でも効果力を実現でき、灰が少なくなるため、例えば小枝を使用した焚き火などで調理する場合には、特に重宝することになります。
また、四方が囲まれているタイプの風通しの悪いタイプの焚き火台は、それが風防代わりになり、調理時の熱効率は良くなるものの、燃料効率が悪くなるために火力が確保できない、といったこもあり得るため、焚き火底面からの空気流入を可能にする、底面部の穴の有無や、焚き火台底面部に設置する格子状の板「ロストル」というパーツの有無が重要になってくるでしょう。
⑹ ランニングコスト(網)
網を使用したBBQなどを想定している場合で、専用の網を使用する場合には、ランニングコストも確認する必要があります。
もっとも、専用網は値段が高い傾向にあるので、自宅の近くの100円ショップなどで代用できそうな網がないか確認しておくのがおすすめです。
⑺ 組み立てやすさ
ソロキャンプ用のコンパクトなモデルは、どれも折りたたみが基本です。キャンプではやることも多いですし、すぐに火をつけたい場合も多いでしょうから、組み立てやすさも大切です。
もっとも、一度覚えれば組み立てが容易なモデルがほとんどであるため、複雑そうな物を選ぶ際に注意する、といった程度でよいでしょう。
⑻ 片付け・手入れのしやすさ
焚き火台は、後片付けの容易さ・手入れのしやすさも大切です。
灰受けがあるモデルだと、灰が周囲に散らばらないため、キャンプ場の後片付けが容易になります。
また、焚き火は結構汚れるため、簡単に洗えることが大切です。焚き火のみをする場合には、汚れを落とすことにそこまでこだわる必要もなかったりするのですが、BBQをやりたい場合や調理をする場合などは、油汚れも落とす必要があるため、特に大切といえるでしょう。
パーツが細かく分解できるか、という点がチェックポイントです。蝶番を使用しているモデルだと、つなぎ目部分の汚れを落とすのがややめんどくさいです。この点で、ワンタッチで設置できるモデルは、設置と片付けは楽なのですが、手入れがややめんどくさいです。何を取るかということではありますが、これらの点は認識したうえで商品を選ぶようにしましょう。
3.焚き火台の性能早見表
以上を踏まえ、薪を扱えるタイプと、枝を使用するタイプに大きく分けて、Step-pediaのおすすめをご紹介します。
※ 画像をクリックし、拡大表示してご参照ください。拡大表示しても見にくい場合は、こちらのリンクをご参照下さい。
4.Step-pediaのおすすめ焚き火台ソロ
⑴ 薪を扱えるタイプ
① TokyoCamp焚き火台(TokyoCamp)
「TokyoCamp焚き火台」は、1㎏以下の超軽量さを確保しながらも、ステンレス製のかなりしっかりとした作りになっており、安定感や耐久性も抜群によく、五徳の耐荷重は10kgも確保されています。値段も5000円を切っており、すべてにおいてバランスの良い商品といえるでしょう。横幅402mmで、両サイドに仕切りもないため、大型の薪を切らずに使用できる構造となっている点も大きな魅力です。ソロキャンプ向けの焚き火台として最も有名なピコグリルに代わる選択肢として、近年特に注目を浴びている人気商品で、キャンパーの中での評価も確立してきています。安心の日本製で、オプションパーツも豊富にあるため、「迷ったらこれ」と言ってよい最高の焚き火台です。
TokyoCamp焚き火台については、筆者も愛用しており、使用レビューの記事もぜひ参照してみてください。
② 焚き火台TABI(ベルモント)
本体重量300gという超軽量さを実現しつつ、火床がチタン製で、火床を支える足が3本の構造となっており、抜群の安定感を実現しています。チタン製であるため、チタンブルーを楽しめるのもメリットといえますし、耐荷重も、火床耐荷重15㎏、五徳耐荷重5kgと十分な内容です。また、焚き火台の横幅が360mmで、風防を外すこともできるため、大型の薪をそのまま使用できるのも魅力です。付属の五徳を使用すると、火床底面から五徳までの距離が近いため、調理時に使用できる薪の量は限定的であるものの、風を遮る構造になっているので、風が吹いている場面でも、少ない薪で長持ちさせることができます。TABIは、ピコグリルほどの知名度はないものの、知っている人は知っている定評のある製品で、十分な実績があります。いいとこどりをしつつも、軽量さを重視したい方にはおすすめの商品です。
③ ソロライトグリル(キャプテンスタッグ)
TokyoCamp焚き火台の対抗馬といっていい出来の製品です。TokyoCamp焚き火台との最も大きな違いは、五徳を置くバーが3本あり、五徳の高さをいつでも調整できるため、調理時の火力調整が容易な点です。もっとも、五徳を置くバーが3本ある分、薪の調整がややしにくくなってしまっているので、ここは何を取るか、といった感じです。最近出たばかりの製品ですが、キャプテンスタッグの製品であり、安心の品質は確保されていると考えられ、TokyoCamp焚き火台に代わる新たな選択肢となりそうな製品です。デメリットとしては、付属の五徳の耐荷重が1㎏であり、やや強度に不安があるため、重ための鍋などを扱いたい場合には、別途用意することも考える余地があるでしょう。とはいえ、かなりバランスが取れた製品で、比較的安価なものであるため、トップクラスのおすすめ商品といえます。
④ ピコグリル498(ピコグリル)
ソロキャンプ用の焚き火台として最も有名な「ピコグリル」の最新型です。長年の定番モデルであるピコグリル398より一回り大きく、また、調理がしやすい工夫もされており、新定番といって良い製品でしょう。ピコグリル398よりはやや重いのですが、490gという軽量さを実現しています。高価な製品ではありますが、安心のブランドで、外れのない一品であり、キャンパーであれば一度は使用してみたい製品といえるでしょう。
⑤ ピコグリル398(ピコグリル)
ソロキャンプ用の焚き火台として最も有名な「ピコグリル398」です。長年の定番モデルであり、やはり外せない製品です。365gという超軽量さでありながら、横幅385mm、奥行260㎜というサイズを実現しており、大型薪も扱える本格焚き火台です。やや安定感に不安を感じるつくりではあるのですが、計算しつくされた設計になっており、耐久性の点でも問題なく使える、安心の定番製品といえるでしょう。
⑥ 焚き火台マクライト(Tokyo Craft)
横幅400mm、奥行360mmというソロキャンプ用の焚き火台の中でも特に大きな組み立てサイズを実現しながら、794gという軽量さと、収納時のコンパクトさを実現しています。特に、奥行も確保されているのが特徴的で、大きな薪を縦にも横にも置くことができ、薪の置き方の点で焚き火をより楽しむことができます。耐荷重も火床15㎏、五徳7㎏と、十分な内容となっているうえ、五徳の高さも調整できる万能モデルといえるでしょう。
⑦ クッキングファイヤーピットライト(YOKA)
本体重量1㎏という軽量さを実現しながら、大型の薪をそのまま扱える構造となっております。特に特徴的なのは、火床の下に五徳を設置することができるので、オーブン調理が可能となる点で、調理にこだわりのある方には特におすすめの製品です。また、ケースが焚き火シートとなっているため、これ一つ持っていくだけで焚き火を楽しむことができます。
⑧ ぺらもえファイヤー(DOD)
ご紹介する中ではやや重めではあるものの、2㎏を切る本体重量で、比較的大型の薪も扱うことができます。何より特徴的なのは、二次燃焼を楽しむことができる点です。焚き火での調理は、熱効率が悪くなりがちですが、この焚き火台は二次燃焼を実現しているため、熱効率が良く、調理に向いている製品といえるでしょう。また、二次燃焼は、穴から火が噴出しているように見え、見て楽しむこともできます。二次燃焼を可能にしながら、コンパクトさを実現している製品はほとんどなく、この点で特に魅力的といえるでしょう。
⑨ ワイヤーフレームフェザー(モノラル)
耐荷重の点では心もとないですが、長い薪にも対応している焚き火台でありながら、本体重量100gという圧倒的軽さを実現した唯一無二の焚き火台です。とにかくその軽さ・コンパクトさが魅力の製品です。キャンプスタイルは選びますが、鞄に入れておくには全く苦にならない重量なので、サブの焚き火台として一つ持っておいても良いでしょう。
⑩ B.S.T(DUCKNOT)
重量620gという軽量さでありながら、大型薪も扱えるタイプです。そして、何より特徴的なのが設置の簡単さです。五徳を設置できるタイプであるにもかかわらず、キャンプ場について数秒で設置が完了するほどの簡単さです。設置の簡単さを実現しながら、軽量さと、収納時のコンパクトさをも実現し、なおかつ大型薪も扱えるという点で、類を見ない製品といえるでしょう。
⑪ コンパクト焚き火グリル B-Ⅵ-DUO(笑’s)
ソロキャンプブームの先駆け的存在である笑'sのB5サイズグリルの倍のサイズのモデルです。サンマを焼くことができるというユニークな製品ですが、比較的大きな薪を扱えたり、焼き鳥を焼くにはちょうど良いサイズであったりと、使い方次第では可能性が広がる面白い製品です。左右が広く、奥行があまりない分、調理場所の工夫の余地が大きく、調理の点では大変重宝するでしょう。
⑫ 男前ファイアグリル(テンマクデザイン)
大きめの薪も扱えるデザインで、設置の簡単さも実現しながら、わずか415gという軽量さを実現しています。チタン製であり、チタンブルーも楽しめます。五徳を固定できる溝があり、五徳がずれないような仕組みになっている点も魅力的です。
⑬ フラットパックグリルS(UCO)
ソロキャンプ向けのV字型の焚き火台として最も有名なモデルのSサイズです。調理時に扱える薪は小型なものに限られますが、調理をしなければ、比較的大型の薪もそのまま投入することができます。組み立てが容易で、耐荷重も十分でありながら、設置の簡単さが見直的な製品です。
⑭ V型スマートグリル<ミニ>(キャプテンスタッグ)
ソロキャンプ向けのV字型の焚き火台として有名なUCOのフラットパックグリルSとよく比較されるキャプテンスタッグのV型スマートグリルミニです。調理時に扱える薪は小型なものに限られますが、調理をしなければ、比較的大型の薪もそのまま投入することができるなど、UCOのフラットパックグリルSとおおむね同じ特徴を持ちます。V字型で探している場合には、これらの製品を比較してみるとよいでしょう。
⑮ カマド スマートグリル B5型
ソロキャンプの先駆け的存在であるキャプテンスタッグのB5型のカマドスマートグリルです。そこまで大きなサイズは扱えないですが、手前が開いているので、ある程度の長さの薪を使用することができます。また、固形燃料や、アルコールストーブも使えるように設計されているので、超コンパクトな収納サイズもあいまって、熱源の確保としては重宝すること間違いなしです。
⑯ ピコグリル239(ピコグリル)
ピコグリルの製品であり、丈夫でありながら軽量性が実現されています。固形燃料や、アルコールストーブも使え、小型なものには限られるものの、薪での焚き火にも対応できるるように設計されているので、一つ持っておくと大変便利な製品といえます。
⑰ 秘密のグリルちゃん(DOD)
軽さとコンパクトさを重視した、比較的軽めの燃料・鍋などを想定した作りとなっています。重いものは想定されてはいないものの、薪の長さは長い物もそのまま使用することができ、また、五徳面積も広めに設計されているため、小型な調理であれば、使い勝手がよくできています。
⑱ ワイヤーフレームLITE(モノラル)
とにかく小型かつコンパクトです。特に特徴的なのが、特殊耐熱クロスを使用している点です、鉄板などと違い、連続使用想定時間50時間と、消耗品である要素が強いので、耐久性の点では劣ります。しかし、布である温かみもあり、デザイン性の点で大変優れており、根強いファンがいる製品です。もっとも、年に何度もキャンプをしない場合には、特殊耐熱クロスを使用しても、1回5時間なら10回は使用できることとなり、あまり問題にはならない場合もあるでしょう。
⑲ 焚火台S(スノーピーク)
日本の超人気キャンプ用品メーカーであるスノーピークがこだわって作った焚き火台です。焚き火を楽しむうえで適した形状になっているほか、長時間の焚火にも耐えうる設計になっており、何より火を楽しむことを重視する方におすすめです。
⑳ フラットパックグリルM(UCO)
V字型焚き火台の先駆け的存在の製品で、定評があり、キャンパーの中ではかなり有名な製品です。設置の容易性が特徴的で、また、比較的大きめの薪もそのまま使用できるサイズです。
㉑ V型スマートグリル(キャプテンスタッグ)
フラットパックグリルMと比較されるV型スマートグリルです。こちらもキャンパー野中ではかなり有名な製品で、その品質には古くから定評があります。大きめの薪をそのまま入れられる点と、設置の容易性が特徴です。
㉒ ワイヤーフレーム(モノラル)
特殊耐熱クロスを使用している点が特徴的です。鉄板などと違い、連続使用想定時間50時間と、消耗品である要素が強いので、耐久性の点では劣ります。しかし、布である温かみもあり、デザイン性の点で大変優れており、根強いファンがいる製品です。もっとも、年に何度もキャンプをしない場合には、特殊耐熱クロスを使用しても、1回5時間なら10回は使用できることとなり、あまり問題にはならない場合もあるでしょう。また、同社のLITEと異なり、別売りの五徳がある点も魅力的です。
⑵ 枝を使用するタイプ
① Solo Stove Titan(Solo Stove)
超有名なSolo Stoveの中間のサイズのものです。小型なサイズでありながら、二次燃焼を発生させる構造を有しており、小枝を使用しつつも、十分な火力を実現できます。タイタンは、大きすぎないサイズ感でありながら、ある程度の燃料を入れることができるバランスのとれたモデルです。小枝を使用するタイプの中では、もっとも調理に適したモデルといえるでしょう。
もっとも、大きなデメリットとしては、折りたたむことができない点です。Solo Stove単体で考えると、やや荷物になってしまいます。ただ、Solo Stoveがすっぽりと入るポットが販売されており、これとセットであれば、コンパクトさの点も問題ないものといえるでしょう。
② Solo Stove Lite(Solo Stove)
超有名なSolo Stoveの最小のサイズのものです。小型なサイズでありながら、二次燃焼を発生させる構造を有しており、小枝を使用しつつも、十分な火力を実現できます。ライトは、とにかくコンパクトさを求めたモデルです。とはいえ、二次燃焼を発生させるため、調理に適したモデルであり、小ささを求めつつも、機能性を求める場合には、最高の選択肢といえるでしょう。
こちらも大きなデメリットとしては、折りたたむことができない点です。Solo Stove単体で考えると、やや荷物になってしまいます。ただ、Solo Stoveがすっぽりと入るポットが販売されており、これとセットであれば、コンパクトさの点も問題ないものといえるでしょう。
③ ぷちもえファイヤー(ユニフレーム)
こちらも二次燃焼を発生させる構造となっており、小枝を使用しながらも火力を実現できるタイプです。折りたたみができず、収納サイズと組み立てサイズが変わらないのがデメリットではありますが、それを踏まえても十分にコンパクトです。小枝を燃料とする場合には、二次燃焼はかなり魅力的といえるでしょう。
④ コンパクト焚き火グリル B-6君(笑’s)
ソロキャンプブームの先駆け的存在である笑’sのB-6君です。画期的なコンパクトさを実現し、またカマドスタイルで、アルコールストーブや固形燃料も使え、一つ持っておきたいギアといえるでしょう。
⑤ カマド スマートグリル B6型(キャプテンスタッグ)
こちらもキャプテンスタッグのカマドスタイルのB6型で、超定番モデルです。画期的なコンパクトさを実現し、またカマドスタイルで、アルコールストーブや固形燃料も使え、一つ持っておきたいギアといえるでしょう。
⑥ ヘキサ(SOTO)
組み立てはややめんどくさいのですが、ばらばらに分解できるため、収納サイズがコンパクトにまとまっています。一つリュックに忍ばせておくのにも支障のないちょうどいいサイズ感といえるでしょう。それでいて、ある程度の火床サイズも確保しているため、小枝での焚き火をしっかり楽しむことができます。
⑦ テトラ(SOTO)
こちらもバラバラに分解でき、超コンパクトな収納サイズです。火床サイズは小さいですが、周りから火を見やすいつくりになっておりますし、とにかくコンパクトな点で、ちょっとした焚き火用には最適といえるでしょう。
⑧ ピコグリル85(ピコグリル)
ピコグリル製品であり、丈夫さと軽量さを実現した製品です。小枝での焚き火や、アルコールストーブも使えるため、一つもっておくと便利な製品です。ただ、このサイズのギアとしてはかなり高価な部類となる点がデメリットでしょう。
⑨ カマド スマートストーブ<デルタ>(キャプテンスタッグ)
こちらもバラバラに分解でき、超コンパクトな収納サイズです。火床サイズは小さいですが、入り口部分が小さく、調理しやすい設計となっています。ちょっとした調理用の焚き火台としては最適といえるでしょう。
⑩ ネイチャーストーブ(ユニフレーム)
小型コンパクトでありながら、調理をしやすい設計となっており、ちょっとした調理用の焚き火台としては最適といえるでしょう。
5.この記事の結び
焚き火台・ミニ焚き火台は様々なデザイン・機能のものが出されています。サイズや重量はもちろんなのですが、キャンプのワンシーンにおける重要なアイテムであるため、デザイン性もまた求められるところであるため、何を重視するのかを考えながら選ぶ必要があるでしょう。
ただ、収納サイズがコンパクトなモデルは、家の収納場所に困らないため、比較的手の出しやすい製品といえるでしょう。
Step-pediaでは、いくつかの焚き火台のレビュー記事を執筆していますので、ぜひ参照してみてください。