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【本格マッサージガン】opove APEXをおすすめする11の理由【実機レビュー】

 

 

 

1. はじめに

opoveの広報担当の方からご連絡をいただき、「opove APEX」というマッサージガン(筋膜リリースガン)の実機をご提供いただきました。本記事では、筆者が実際に2ヶ月半程度使用して感じた良い点・悪い点について紹介します。

 

なお、商品の提供を受けていますが、一人の消費者として忌憚のない感想を述べて良いという前提で商品を提供していただいています。

 

商品提供を受けている点はご留意いただきつつも、少しでもマッサージガン(筋膜リリースガン)購入の参考になれば幸いです。

 

世界レベル 14.5mm振幅 最大約22kg耐圧 6種類アタッチメント トータルボディケア 一年間メーカー保証(ブラック)人間工学に基づいたハンドル

 

 

また、当ブログではopoveから発売されている、「opove M3 Go」というマッサージガン(筋膜リリースガン)についても実機レビューをしていますので、以下の記事も参考にしてみてください。

 

www.step-pedia.com

 

2. opove APEXについて

⑴ opove APEXとは?

opove APEXとは、opoveが日本で2022年9月頃に販売を開始したマッサージガン(筋膜リリースガン)です。

 

カラー展開は、ブラック、シルバー、グリーンの3色となっております。今回ご提供いただいたopove APEXはブラックなので、本記事に記載している写真(Step-pedia撮影分)は、すべてブラックのものとなります。

 

ブラック(左)・シルバー(中央)・グリーン(右) 引用:Amazon

 

 

マッサージガン(筋膜リリースガン)には、①本体重量が500g以下の持ち運び重視のコンパクト・軽量モデル、②本体重量500g~1000g程度の値段・サイズ・パワーのバランスが取れたミドルレンジモデル(通常タイプ)、③本体重量1000g以上のパワーを重視した本格モデル(プロ向けタイプ)の大きく3つのモデルタイプがあります。

 

opove APEXの本体重量は約1040gであり、本格モデル(プロ向けタイプ)に分類されます。他の本格モデル(プロ向けタイプ)のマッサージガン(筋膜リリースガン)としては、MYTREX REBIVE PRO、HEYPER VOLT 2 Pro、Theragun Elite、Theragun PROなどがあり、これらは人気のある製品なので、他社製品と比較する際にはこれらの商品と比較すると参考になるでしょう。

 

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Hypervolt 2 Proは、Hypervolt 2の1.5倍パワフルなモーターを搭載し、どんな振動機器よりも強力な振動を備えています。パワフルな振動の方が心地よい方や、アスリートの方向けによりパフォーマンスを高めるために設計されています。

 

ブラック G4-ELITE-BLK-PKG-KRJP 【日本語サポート・正規品】

 

プロのアスリートや理学療法士も認める機能を備えた、最上位モデル。

 

 

opoveは後述の通り、「opove M3 Pro」という本格モデルを発売しており、opove APEXは2機種目の本格モデルの製品となります。

 

opove APEXの商品ページによると、今回新たに発売されたopove APEXはopove M3 Proをはじめとする他のopove製品に対するユーザーからのフィードバック等を参考に分析・検証を行い、開発されたモデルであるとのことです。

 

⑵ opoveって信頼できる会社?

opoveは、2018年に中国で設立された会社で、事業内容は、マッサージガン(筋膜リリースガン)を代表とする健康家電の企画・開発・販売・アフターサービスを行っています。

 

また、「OPTIMIZATION」と「LOVE」を企業理念としており、ブランド名は「OPTIMIZATION」「LOVE」が由来のようです。

 

現在は日本、米国、カナダ、中国、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン9ヶ国で事業展開しており、opoveの広報担当の方によると、海外には、香港、シンガポール、アメリカ(シアトル)に拠点があるとのことです。

 

また、opoveが販売している「opove M3 Pro」は、アメリカでの出荷台数が累計30万台以上を記録しているとのことで、opoveがマッサージガンという分野において、グローバルな展開をし、実績を残していることがうかがえます。

 

また、日本においても「opove M3 Pro」、「opove M3 Go」、「opove APEX」と複数の機種を販売しており、今後さらなる展開が期待されます。

 

海外の拠点は上記の通り、香港、シンガポール、アメリカ(シアトル)の3拠点であり、今のところ日本には拠点はないそうですが、商品には日本語の説明書が付属しており、日本語での問い合わせ窓口が存在しているため、日本の拠点がなくても困ることはないと思います。

 

⑶ opove APEXのスペック

opoveの公式ページや説明書などに記載されている情報によると、opove APEXの基本的になスペックは以下の表の通りです。

 

商品価格(税込) 26900円
本体重量 1040g
本体サイズ 横幅 156㎜
厚み 82㎜
高さ 234㎜
振幅 14.5㎜
アタッチメント数 6
振動段階 3段階
振動レベル レベル1 約1600回/分
レベル2 約2000回/分
レベル3 約2500回/分
耐圧力 22㎏
音圧
稼働時間 4~8時間
充電時間 2~3時間
電源供給元 ACアダプター
定格電源 DC 25.2V1A
バッテリー 2500mAh×6
バッテリー交換 不可
生産国 中国
保証 1年間

 

音圧(㏈)についてopoveに問い合わせて確認しましたが、残念ながらデータはないとのことでした。

 

opove APEXのやや特殊な点としては、以下の写真のように電源スイッチと振動レベルスイッチの2段階に分かれていることです。使用する際には、まず①電源スイッチをONにして待機状態にして、その後②振動レベルスイッチを押すことで振動レベルを調整します。他のマッサージガンを使い慣れている方は、最初操作が分からずに少し戸惑う可能性がありますが、一度使い方がわかれば特に問題はありません。使用してみた感想としては、特にメリットでもデメリットでもないという印象です。

 

 

⑷ opove APEXの同梱物

opove APEXの同梱物は、以下の通りです。

 

同梱物 個数
APEX本体 1台
ACアダプター 1本
アタッチメント 6種類
取扱説明書 1冊
収納ケース 1個
アタッチメント収納ケース 1個

 

opove APEX本体と本体に取り付けるアタッチメントが6種類付属しているほか、専用のACアダプターも付属しており、使用するために必要な物はすべて付属しています。また、充電された状態で発送されてくるため、到着後すぐに使い始めることができます

 

また、全ページ日本語の説明書が付属しており、翻訳ソフトによって翻訳されたような日本語ではなく、しっかりとした日本語で記載されています。

 

一式を収納できる専用の収納ケースと、アタッチメントを収納できるアタッチメント収納ケースが付属しています。写真のように一式が収納でき、アタッチメント収納ケースは取り外して持ち運ぶことも可能です。

 

 

 

アタッチメント収納ケースには、以下の写真のようにアタッチメントが収納されています。

 

 

3. opove のおすすめポイント

⑴ 購入しやすいリーズナブルな価格

まず最初におすすめするポイントは、本格モデルのマッサージガン(筋膜リリースガン)としてはリーズナブルな価格であることです。

 

opove APEXは、26,900円(税込)であり、一見すると安い価格ではないと感じますが、同じ本格モデルである、MYTREX REBIVE PRO(85800円)、HEYPER VOLT 2 Pro(56000円)、Theragun Elite(49500円)、Theragun PRO(69300円)などのマッサージガン(筋膜リリースガン)と比較すると、1/2〜1/3程度の価格であり、かなりリーズナブルな価格であることがわかります。

 

プロ向けの本格モデルのマッサージガン(筋膜リリースガン)の購入を検討しているものの、他の本格モデルの製品は高額すぎてためらっている方も多いかと思います。

 

上記の通りopove APEXは本格モデルとしては非常に安いため、値段を理由に本格モデルの購入をためらっている方におすすめです。

 

⑵ 人間工学に基づいた持ちやすさ

マッサージガン(筋膜リリースガン)は振動する先端部分を身体に押し当てる機器であり、マッサージガン(筋膜リリースガン)を使う際にはしっかりと持ち手部分を持っている必要があります。そのため、持ちやすさというのは、マッサージガン(筋膜リリースガン)において非常に重要な点です。

 

opove APEXの商品ページによると、opove APEXは持ち手に45度の傾斜があるようなデザイン設計になっており、この傾斜は、人間工学に基づいた持ちやすい傾斜となっています。opove APEXを持った際に、合谷(ごうこく)という手の甲側の親指と人差し指の骨が交差するくぼみの部分がopove APEXの重さを支える役割を果たすようになっている(ちょうど、以下の右側の写真のような形状が、以下の左側の写真のように手にフィットする)ため、指や指関節の負担が減ります。

 

opove APEX 筋膜リリースガン トータルボディケア 14.5mm振幅opove APEX 筋膜リリースガン トータルボディケア 14.5mm振幅

引用:Amazon

 

実際に使用してみた感じ、かなり持ちやすく、上の左側の写真のように、合谷がopove APEXの重さをある程度支えてくれるため、思ったほど重さを感じませんでした。

 

⑶ 重すぎない適度な重量

マッサージガン(筋膜リリースガン)は、痛みの原因となっているトリガーポイントと呼ばれるコリに重点的に押し当てることが効果的であるとされています。

 

マッサージガン(筋膜リリースガン)は、振動する機器であるため、マッサージガンを身体に押し当てた際に、身体からマッサージガンを押し返してくる力が発生します。

 

そのため、本体の重量が軽いマッサージガン(筋膜リリースガン)だと、本体重量が軽い分、しっかりと押し込む必要がありますが、重量があるマッサージガンは、押し込む力は少なくて済みます。

 

そのため、マッサージガン(筋膜リリースガン)にはある程度の重量があった方がいいといえます。

 

一方で、重くなりすぎると扱いづらくなってしまうため、重量と扱いやすさのバランスが重要となってきます。

 

opove APEXのカタログ重量は1040gであり、約1㎏と決して軽いとはいえない重量ですが、筆者が実際に使用した感想としては、上述の人間工学に基づいた設計のおかげで重さを感じづらいのも相まって、思ったほどの重量は感じなかったです。

 

また、重量1kgを超えているので、押し込む力はそこまで必要とせず、重量と扱いやすさのバランスがちょうどいいと感じました。

 

また、他の主要な本格モデルのマッサージガン(筋膜リリースガン)は、MYTREX REBIVE PRO(1500g)、HEYPER VOLT 2 Pro(1180g)、Theragun Elite(1000g)、Theragun PRO(1300g)となっており、これらと比較するとopove APEXは本格モデルのマッサージガン(筋膜リリースガン)の中でも軽量な方であることがわかります。

 


なお、opove APEXの本体重量は、メーカー表記で1040gとなっており、実測では上記写真の通り、アタッチメント未装着の状態で1043gとなっています。

 

 

また、球型のアタッチメントを装着した状態の実測値は1067.8gだったので、実際にマッサージガン(筋膜リリースガン)を使用する際には、こちらの重量を目安にするといいでしょう。

 

⑷ 幅広い振動数と振動レベル

① 調整幅の広い振動数

opove APEXの振動数は最小振動数が約1600回/分、最大振動数が約2500回/分であり、最小振動数と最大振動数の差が約900回/分となっています。

 

opove APEXと他の同タイプの製品の最小振動数、最大振動数、振動数の幅は以下のようになります。

 

商品名 最小振動数(回/分) 最大振動数(回/分) 振動数の幅(回/分)
opove APEX 1600 2500 900
MYTREX REBIVE PRO 2100 3300 1200
HEYPER VOLT 2 Pro 1700 2700 1000
Theragun Elite 1750 2400 650
Theragun PRO 1750 2400 650

 

振動数が大きくなるほど、皮膚表面への負担が増えるため、必ずしも最大振動数が大きければ大きいほどいいというわけではなく、後述の振幅と合わせて適切なバランスのマッサージガン(筋膜リリースガン)を選択する必要があります。

 

なお、最大振動数や振幅の幅が大きくなるほど皮膚の表面への負担が大きくなるためか、振幅が大きいマッサージガン(筋膜リリースガン)ほど最大振動数は小さくなる傾向にあります。

 

opove APEXは他の本格タイプと比較すると、最小振動数が最も低いのが特徴で、後述の振幅も相まって、振動をしっかりと深部まで伝達し、筋肉やコリをじっくりとほぐすことが可能です。

 

最大振動数は、MYTREX REBIVE PROやHEYPER VOLT 2 Proと比較すると少ないですが、opove APEXはこれらの製品より振幅が大きいため、トータルでは十分な性能であるといえます。

 

② 調整可能な振動レベル

opove APEXは3段階に振動レベルを調整することができ、各振動レベルでの振動数は以下の通りになります。

 

レベル1:約1600回/分

レベル2:約2000回/分

レベル3:約2500回/分

 

他の同タイプの製品は、MYTRE X REBIVE PRO(5段階)、HEYPER VOLT 2 Pro (5段階)、Theragun Elite (5段階)、Theragun PRO  (5段階)であるため、細かく振動レベルを調整したい方にはopove APEXの3段階では物足りなく感じるかもしれませんが、振動レベルの調整幅は3~5段階程度のマッサージガン(筋膜リリースガン)が多く、opove APEXは十分な振動レベルの調整機能があるといえます。

 

また、マッサージガン(筋膜リリースガン)の振動レベルの調整方法は、振動レベルボタンを押すごとに振動レベルを上昇させる作りのものが多く、あまり振動レベルの段階が多すぎても、振動レベルの調整が手間になってしまうこともあるので、3段階あれば十分であり、またむしろ便利であると思います。

 

⑸ 深くまで振動が伝わる振幅

振幅とは、マッサージガン(筋膜リリースガン)の先端部分の振動幅のことです。

 

マッサージガン(筋膜リリースガン)は振幅が大きいほど、筋肉の深い部分まで振動を伝えることができるとされています。そのため、筋肉をしっかりとほぐしたい方や、筋肉量の多い方は振幅が大きいマッサージガン(筋膜リリースガン)を選択するといいでしょう。

 

ミドルレンジ(通常タイプ)のマッサージガン(筋膜リリースガン)は6㎜から10㎜程度の振幅の製品が多く、本格タイプのマッサージガン(筋膜リリースガン)はミドルレンジ(通常タイプ)以上の振幅の製品が多い傾向にあります。

 

opove APEXの振幅は14.5㎜となっており、他の同タイプの製品が、MYTREX REBIVE PRO(10㎜)、HEYPER VOLT 2 Pro(14㎜)、Theragun Elite(16㎜)、Theragun PRO(16㎜)であることから、Theragunシリーズの製品に次いで振幅が大きいことがわかります。

 

opove APEXは振幅が大きく、より筋肉の深くまで振動が伝わるため、筋肉量の多い方はもちろんですが、そうでない場合でも主に筋肉量の多い部位をほぐしたい方などに、特におすすめです。

 

記事執筆時点で、筆者の手元にある他のマッサージガン(筋膜リリースガン)は、通常タイプのMYTREX REBIVE(8㎜)とopove M3 Go(10㎜)ですが、それぞれ振動の到達の程度は違うと感じます。自身の用途に応じて適切な振幅のマッサージガン(筋膜リリースガン)を選択することが重要となります。

 

なお、力強さを求める方は、最大振動数を重視しがちなのですが、実際に使用してみると、実は最大振動数ではなく振幅が重要なことがわかります。

 

最も「強く」をイメージするのであれば、振幅が大きいものを選び、低めの振動数で動かすのが良いと思います。振幅が小さいほど、そして振動数が大きいほど、「叩き」より「揺らす」イメージに近くなります。

 

筆者は週1~2回程度、トレーニングやランニングをするのですが、下半身などの筋肉量が多い部位に押し当てた場合、opove APEXが最も深部まで振動が伝わり、ほぐれるような感覚がありました。

 

デスクワークによる身体の不調程度であれば、それほど振幅の大きいマッサージガン(筋膜リリースガン)である必要はないかもしれませんが、筋肉量が多い方や、特に強いコリに悩んでるような方は、opove APEXのような振幅の大きいマッサージガン(筋膜リリースガン)を検討するといいかと思います。

 

⑹ 長い稼働時間

opove APEXの稼働時間は4~8時間となっています。

 

他の本格タイプの製品の稼働時間は、MYTREX REBIVE PRO(6時間)、HEYPER VOLT 2 Pro(3時間)、Theragun Elite(2時間)、Theragun PRO(4時間)であるため、opove APEXが稼働時間の長いマッサージガン(筋膜リリースガン)であることがわかります。

 

運動場所への持参など、持ち運びする方にとっては、大きなメリットと言えるでしょう。

 

稼働時間に4~8時間と幅があるのは、振動レベルや加圧の程度などによって、変動するためで、opoveに問い合わせて確認したところ、各振動レベルのみで使用した場合の稼働時間は概ね以下の通りとなるとのことでした。

 

レベル1のみ:8時間

レベル2のみ:6時間

レベル3のみ:4時間

 

なお、マッサージガン(筋膜リリースガン)は加圧等の条件によって稼働時間が変動するため、表記されている稼働時間はあくまでも目安です。

 

⑺ 十分な耐圧力

耐圧力とは何㎏までの力を加えても問題ないかという指標のことで、耐圧力以上の力を加えると、マッサージガン(筋膜リリースガン)が正常に動作しなかったり、止まってしまってしまうこともあります。

 

耐圧力が低いマッサージガン(筋膜リリースガン)だと、強く押し込むことができず、深いところまで振動を伝えることが困難なこともあり、マッサージガン(筋膜リリースガン)を選ぶうえで、耐圧力は重要な要素であるといえるでしょう。

 

重要な要素でありながら、耐圧力が表記されているマッサージガン(筋膜リリースガン)は少なく、耐圧力が表記されているだけでも十分なメリットといえます。

 

opove APEXの耐圧力は22㎏となっています。

 

通常タイプのマッサージガン(筋膜リリースガン)の中で、耐圧力が表記されている製品は主にopove M3 Go (14㎏)やTheragun Prime(13㎏)ですが、これらと比べるとopove APEXは本格タイプのマッサージガン(筋膜リリースガン)らしく、かなり耐圧力があることがわかります。

 

また、耐圧力が表記されているマッサージガン(筋膜リリースガン)としては、Theragun Elite(18㎏)、Theragun PRO(27㎏)があり、Theragunの最上位モデルであるTheragun PROの27㎏と比較すると劣りますが、Theragun Eliteが18㎏であることを考えると、opove APEXの22㎏という耐圧力は十分高水準であることがわかります。

 

また、これらのTheragunシリーズの値段が、Theragun PRO(69,300円)、Theragun Elite(49,500円)、Theragun Prime(38,500円)であるのに対して、opove APEX(26,900円)であることを踏まえると、opove APEXの耐圧力は圧倒的にコストパフォーマンスが高いことがわかります。

 

⑻ 安全機能

opove APEXには安全のため、30分以上使用すると待機状態に戻るという記載が説明書にあります。うっかり切り忘れて電源を消費し切ってしまったり、気が付かずにバックの中で稼働し、使いたい時に使えないといったことを防ぐことができますし、連続稼働による発熱等も防ぐことができるため、安心して使用できます。

 

⑼ 種類豊富なアタッチメントが付属

 

 

opove APEXには、6種類のアタッチメントが付属しています。

 

引用:Amazon

 

アタッチメントの種類が豊富なため、使用する部位や好みなどに応じて、適切なアタッチメントを選択することが可能です。

 

マッサージガン(筋膜リリースガン)は使用してみて初めて分かることも多く、また、人によって筋肉量や身体の不調も違いがあるため、適切なアタッチメントは違うこともあります。

 

種類が豊富であることは、その分様々な選択肢を試すことができ、自身にとって適切なアタッチメントを見つけられる可能性が高まるということなので、大きなメリットといえるでしょう。

 

⑽ 2種類の収納ケースが付属

opove APEXには①一式を収納可能な収納ケースと②アタッチメント収納ケースの2種類の専用ケースが付属しています。

 

① 一式を収納可能な収納ケース

 

 

本体、ACアダプター、アタッチメント収納ケースをまとめて収納することができます。

 

マッサージガン(筋膜リリースガン)は精密機器なので、収納ケースに保管できるほうが安心できます。

 

また、上部に取手が付いているので、持ち運びたいときは一式をケースごとそのまま持ち運ぶことができます。

 

一式すべてを収納した状態の重量は実測で1987.3gでした。

 

ただ、約2㎏なので、普段から持ち歩くには少々重いため、自宅での保管時や、他の荷物がないとか、外出時におけるマッサージガンの重要性が高い時、などの使用が中心になるでしょう。

 

② アタッチメント収納ケース

 

 

opove APEXには、アタッチメントのみを収納可能な収納ケースが付属しており、①のケースにアタッチメント収納ケースごと収納することが可能です。

 

①の収納ケースは大きいので、日常的にマッサージガンを使用したい場合は、置き場所に困ることもあります。そのため、アタッチメントだけ別に保管でき、また別で持ち運ぶことができるのは便利だと感じます。

 

 

なお、アタッチメント一式を収納した状態のアタッチメント収納ケースの重量は実測336.8gでした。

 

⑾ 保証と複数の問い合わせ窓口がある

① 1年の保証付き

opove APEXは1年間保証があり、説明書にある「無料修理規定」を満たしている場合は、購入日から1年間無料で修理を受けることができます。

 

 

マッサージガン(筋膜リリースガン)は振動で本体に負担がかかる電子機器で、かつ高価な商品なので、メーカー保証があるのは安心できます。

 

ただし、説明書には以下の記載があるため、一般家庭用以外での使用を検討している方は、留意しましょう。

 

ただし、一般家庭用以外(例えば業務用など)に使用された場合は、保証期間内でも「有償」とさせていただきます。

 

また、保証の対象は本体とACアダプターとなっており、それ以外の、収納ケース、アタッチメント、アタッチメント収納ケースについては無料修理の対象外となっており、opoveに問い合わせたところ、これらについては有償での対応となるとのことでした。

 

なお、アタッチメントは、別途販売もされています。

 

opove APEX 専用のアタッチメントセット

 

② 複数の問い合わせ手段がある

opoveへの問い合わせはWeb、LINE、メールで可能で、修理についてや、その他問い合わせたいことはこれらの問い合わせ窓口へ連絡しましょう。

 

複数の問い合わせ窓口があるため、自身に合う問い合わせ方法を選択することが可能です。

 

受付時間は10:00~19:00(土日・祝日・夏季休暇・年末年始を除く)です。

 

Web:https://opove.jp/pages/contact

LINE ID:opove

E-Mail:support-jp@opove.com

 

なお、opoveに確認したところ、海外法人のため電話の問い合わせ窓口は設けていないとのことでしたので、問い合わせたい場合は、上記問い合わせ窓口に連絡しましょう。

 

4. opove APEXの気になるポイント

⑴ 持ち運びにくい重さ・サイズ感

 

 

収納ケースに一式収納した状態の総重量が約2㎏かつ大きさも上記写真のように2リットルペットボトル約2本分ほどの大きさ(厚みは同程度)なので、普段会社等に持っていくには重く、大きい製品であるといえます。もっとも、本格タイプのマッサージガン(筋膜リリースガン)は基本的に本体サイズの大きい製品が多いため、opove APEX特有のデメリットというわけではなく、本格タイプの製品に共通する特徴といえます。

 

スーツケースを使うような旅行であれば、持っていけなくはないかと思いますが、かなりスペースはとることになります。

 

また、収納ケースのサイズが大きいため、普段部屋に保管しておく場合にもスペースが必要になります。

 

 

収納ケースから出して保管する場合にも、本体が大きいため、すぐに使えるように普段から机の上に置いておくには邪魔なサイズといえます。

 

一方で、本体が大きくて重い分、しっかりとした作りであるともいえるので、特徴を理解していれば問題ないといえます。

 

なお、下記写真のように置けば自立します。

 

 

⑵ オイルが滲み出ることがある

opove APEXは、使い始めの時期にアタッチメント差込口からオイルが滲み出ることがあります。垂れてくるような感じではなく、アタッチメント差込口に触れるとオイルが付着してしまうような状態です。

 

 

上記左写真の赤丸部分の振動部分と本体部分の間から滲み出て、上記右写真の振動部分の先端周辺にオイルが付着していることがあるようなイメージです。

 

このオイルが滲み出るような現象については、説明書の「お手入れ方法」に以下のような記載があります。

 

アタッチメント差込口付近に少量のオイルがにじみ出ることがありますが、機器内のグリースによるもので、本体の故障ではございません。ティッシュなどで拭き取ってお手入れをしてください。

 

opoveに問い合わせて確認したところ、にじみ出るオイルの量が少量であれば、頻度問わず正常の範囲内であるとのことで、逆に大量のオイルがにじみ出たり、明らかに異常であると感じた場合は、カスタマーセンターに連絡をすれば対応していただけるとのことでした。

 

また、この現象については使用していくうちに少しづつ落ち着いていくとのことで、実際に筆者は2ヶ月半程度使用していますが、当初に比べると明らかに量と頻度が減っています。

 

1ヶ月を過ぎたあたりから、徐々に症状が落ち着いてきて、2ヶ月経過してからは、手に付着することはほとんどなく、ティッシュで拭き取るとごく少量が付着するような状態に落ち着いています。

 

オイルが滲み出るといっても、垂れてくるわけではなく、アタッチメントを取り外そうとしたときにアタッチメント差込口付近に触れてしまうと手に付着するといった感じなので、アタッチメントを交換する際は、事前にアタッチメント差込口付近をティッシュ等で拭くなどの工夫をすれば問題はないかと思います。

 

また、上記の通り、徐々に落ち着いてくるため、この現象について過度に心配する必要はないかと思います。

 

⑶ バッテリー交換ができない

opove APEXはバッテリー交換不可となっています。

 

もっとも、多くのマッサージガン(筋膜リリースガン)はバッテリー交換不可であり、HEYPER VOLT 2 Pro、Theragun Eliteなどもできません。

 

そのため、opove APEX特有のデメリットではなく、マッサージガン(筋膜リリースガン)という製品全体の特徴といえます。

 

ただ、本格タイプのマッサージガン(筋膜リリースガン)の中にはバッテリー交換可能な製品もあるので、どうしても、バッテリー交換にこだわるのであれば、opoveから販売されているopove M3 ProやMYTREX REBIVE PRO、Theragun PROのようなバッテリー交換可能なマッサージガンの購入を検討するといいでしょう。

 

opove M3 Pro 筋膜リリースガン プロも愛用 12mm振幅 バッテリー交換可能 6種類アタッチメント トータルボディケア 一年間メーカー保証 日本語取扱説明書付き(ブラック)

 

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プロのアスリートや理学療法士も認める機能を備えた、最上位モデル。

 

説明書によると、opove APEXのバッテリーは、フル充電サイクルを500回繰り返したときに、本来容量の80%を維持できるようにされている旨の記載があります。

 

opove APEXは稼働可能な時間が長く、その分充電が必要な頻度は減るため、バッテリー交換ができなくても、十分長く使っていけるでしょう。

 

⑷ 充電中は使用できない

opove APEXは充電中は使用できない設計で、電源スイッチをONにすることはできますが、振動レベルスイッチを押しても振動しないようになっています。

 

そのため、使用する場合はあらかじめ充電しておく必要があります。

 

もっとも、多くのマッサージガン(筋膜リリースガン)は充電中は使用できない製品が多く、opove APEX特有のデメリットではなく、マッサージガン(筋膜リリースガン)全体の特徴といえるでしょう。

 

マッサージガン(筋膜リリースガン)は身体の様々な場所に押し当てて使用するため、充電中にも使用できるようにするためには、かなり長い電源ケーブルが必要であり、また、振動部分にケーブルが挟まってしまうなどの危険が考えられるため、充電中は使用できないようになっているのだと思われます。

 

opove APEXは充電された状態で発送されてくるため、製品購入後は充電せずにそのまますぐに使用することができます。また、バッテリー残量もランプで表示されているため、充電中に使用できなくて困ることはないかと思います。

 

5. opove APEXに関する総評

opove APEXはプロ向けの本格タイプのマッサージガン(筋膜リリースガン)であり、他のMYTREX REBIVE PRO、HEYPER VOLT 2 Pro、Theragun Elite、Theragun PROなどと比較しても、高水準なスペックの製品であることがわかります。

 

加えて、MYTREX REBIVE PRO(85,800円)、HEYPER VOLT 2 Pro(56,000円)、Theragun Elite(49,500円)、Theragun PRO(69,300円)、opove APEX(26,900円)という価格を考えると、本格タイプのマッサージガンを検討している方におすすめの商品であるといえます。

 

発売したばかりの商品であるため、耐久性についてはまだわからない部分が多いですが、筆者が実際に実機を使用した感じでは、しっかりとした作りであると感じました。耐久性の点も、opoveは、opove M3 Proでの実績があり、opove APEXはopove M3 Proの改良版でもあることから、十分な水準と考えられる、また、少なくとも一年の保証が付いているので、この点で安心できます。

 

筆者は2ヶ月半程度の期間の間、週に2~3回、1回あたり数分程度使用していますが、今のところ特に破損や故障はありません。

 

世界レベル 14.5mm振幅 最大約22kg耐圧 6種類アタッチメント トータルボディケア 一年間メーカー保証(ブラック)人間工学に基づいたハンドル

 

6. この記事の結び

opove APEXは高水準な本格タイプのマッサージガン(筋膜リリースガン)でありながら、リーズナブルな価格の製品です。

 

本格的なマッサージガンが欲しいという方には筆頭候補に挙げるべき機種と言えるでしょう。

 

また、以下の記事では、opoveから発売されているミドルレンジ(通常タイプ)のマッサージガン(筋膜リリースガン)であるopove M3 Goの実機レビューをしているので、そちらも参考にしてみてください。

 

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マッサージガン(筋膜リリースガン)には、様々なタイプがあり、その中から自分に合ったマッサージガン(筋膜リリースガン)を選択するのが重要です。

 

以下の記事ではおすすめのマッサージガン(筋膜リリースガン)をまとめているため、そちらもぜひ参考にしてみてください。

 

www.step-pedia.com

 

他の筋膜リリースの方法について知りたい方はこちらの記事もおすすめです。

 

www.step-pedia.com

 

【コンパクト・高性能】opove M3 Goをおすすめする13の理由【マッサージガンレビュー】

デスクワークが原因の腰や肩の痛みや、アスリートの方々の筋肉のメンテナンスの方法として、筋膜リリースが近年注目されています。筋膜リリースの手段として自宅でもできるお手軽な手段としてマッサージガン(筋膜リリースガン)が広く認知され始めています。

 

 

 

1. はじめに

opoveの広報担当の方よりご連絡をいただき、opove M3 Goというマッサージガン(筋膜リリースガン)の実機をご提供いただきました。

 

この記事では、筆者が1ヶ月ほど実際に使用した感想を、良い点も悪い点も含め、レビューしていきます。

 

なお、商品提供を受けてはおりますが、一人の消費者として、良い点・悪い点のいずれについても、ありのままの感想を述べて良いとの前提で商品の提供を受けており、記事内容のチェックなどは受けていません。商品提供を受けている点をご留意いただきつつも、マッサージガン(筋膜リリースガン)購入の参考になれば幸いです。

 

筋膜リリースガン トータルボディケア 10mm振幅 最大約14kg耐圧 6種類アタッチメント 振動レベル4段階 一年間メーカー保証(グレー)

 

また、当ブログではopoveから発売されている「opove APEX」についても実機レビューしていますので、そちらも参考にしてみてください。

 

www.step-pedia.com

 

2. opove M3 Goについて

⑴ opove M3 Goとは?

opove M3 Goは、opoveが2022年5月頃に販売を開始したマッサージガン(筋膜リリースガン)です。

 

カラーはブラックとグレーの2色を展開しており、今回記事内にて掲載している写真はすべてブラックのものとなります。

 

ブラック(左)・グレー(右) 引用:Amazon

 

opoveは、従前より、人気モデルであるopove M3 Pro、opove Apexという比較的大きめなサイズのマッサージガン・筋膜リリースガンを販売しており、opove M3 Goは、これらに続く3モデル目で、比較的コンパクトなモデルになっています。

 

 

マッサージガン(筋膜リリースガン)には、①持ち運びを重視した本体重量500g以下のコンパクト軽量モデル、②パワーを重視した本体重量1000g以上の本格モデル、③値段・サイズ・パワーの点でバランスの取れた本体重量500g〜1000g程度のミドルレンジのモデルの大きく3つのタイプがあります。

 

opoveの従前のモデルは、いずれも1㎏以上あり、大型な本格モデルでしたが、opove M3 Goは、本体重量640gであり、ミドルレンジのモデルに該当します。

 

ミドルレンジのモデルとしては、HYPER VOLTシリーズのHYPER VOLT GO(618g)や創通メディカルのMYTREX REBIVE(680g)などがあります。これらはいずれも、日本におけるマッサージガンの最も人気の高いモデルであり、他社製品と比較する際はこれらの商品との比較が参考になるでしょう。

 

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⑵ opoveって信頼できる会社?

そもそもopove M3 Goを発売しているopoveとはどのような会社なのでしょうか。

 

opoveは「OPTIMIZATION」と「LOVE」を企業理念としており、ブランド名は「OPTIMIZATION」「LOVE」が由来のようです。

 

opoveは、2018年に中国で設立され、マッサージガンを代表とする健康家電の企画・開発・販売・アフターサービスを行う事業を展開している会社です。比較的歴史は浅いものの、5年以上の実績がある点では安心できるポイントといえるでしょう。

 

現在は日本、米国、カナダ、中国、ドイツ、イギリス、フランス、イタリア、スペイン9ヶ国で事業展開し、香港、シンガポール、アメリカ(シアトル)に拠点があるとのことです。

 

opoveの広報担当の方によれば、先行して販売しているopove M3 Proについては、アメリカで累計30万台以上の出荷数を記録しているとのことであり、海外でも十分な実績があるといえるでしょう。実際に、youtubeなどを見ると、英語圏でのレビュー動画も多数あります。

 

このようにopoveは、マッサージガンの分野でグローバル展開し、実績も残している企業であることがわかります。

 

また、日本での知名度も上がってきており、注目のブランドであり、信頼に値する会社といえそうです。

 

なお、現在日本には拠点を置いていないとのことですが、日本語の説明書が付属しており、問い合わせ窓口も日本語で対応してくれているので、特段困ることはないのではないかと思います。opoveの広報担当の方も、日本人の方でした。

 

⑶ opove M3 Goのスペック

個別のスペック項目については後述しますが、opoveの公式ページや、付属の説明書によれば、opove M3 Goの基本的なスペックは以下の通りです。

 

商品価格(税込) 14900円
本体重量 640g
本体サイズ 横幅 93㎜
厚み 62㎜
高さ 147㎜
振幅(ストローク) 10㎜
アタッチメント数 6
振動段階 4段階
振動レベル レベル1 約1200回/分
レベル2 約1700回/分
レベル3 約2300回/分
レベル4 約2800回/分
耐圧力 14㎏
音圧
稼働時間 4~10時間
充電時間 3.5時間
充電端子 USB-C
定格電源 DC 5V/2A
バッテリー 2500mAh×3本
バッテリー交換 不可
生産国 中国
保証 1年間

 

音圧については、opoveに問い合わせて確認したところ、残念ながらデータはないとのことでした。

 

⑷ opove M3 Goの同梱物

opove M3 Goの同梱物は、以下の通りです。

 

同梱物 個数
M3 Go本体 1台
充電用USB-Cコード 1本
アタッチメント 6種類
取扱説明書 1冊
収納ケース 1個

 

opove M3 Go本体と、先端に取り付けるアタッチメントが6種類付属しています。

 

充電用のケーブルは、USB-C(本体側)とUSB-A(給電側)となっており、汎用性の高い充電ケーブルです。ただ、ACアダプターは付属していないので、コンセントから充電したい場合は自分でACアダプターを用意する必要があります。

 

全ページ日本語の説明書が付属しており、翻訳ソフトによって翻訳されたような代物ではなく、しっかりとした日本語で記載されています。

 

収納ケースの中には写真のように一式が収納されています。

 

3. opove M3 Goのおすすめポイント

⑴ リーズナブルな価格

まずなによりも最初に挙げるべきopove M3 Goの魅力は、その価格です。

 

ミドルレンジのモデルとして相応の機能を備えながら、14,900円(税込)という低価格に抑えています。しかも、(記事の執筆時点ですが、)以下のアドレスから購入すれば割引も適用され、さらに安くなります。

 

 

これは、同じミドルレンジの製品であるHYPER VOLT GO(32,780円)やMYTREX REBIVE (21,780円)と比較すると、非常にリーズナブルな価格であることがわかります。

 

⑵ 保管・携帯に困らない自立可能でコンパクトなサイズ感

opove M3 Goは、ミドルレンジのマッサージガンであり、サイズも横幅93㎜、厚み62㎜、高さ147㎜と持ち運びもできるコンパクトな本体サイズとなっています。本体のみのサイズなので、実際に使用する際には横幅がアタッチメント分もう少し長くなります。

 

 

500mlのペットボトルと並べてもコンパクトなサイズのマッサージガンであることがよくわかります。このくらいのサイズであれば、鞄などに入れて持ち運ぶこともできるでしょう。

 

また、写真からわかる通り、opove M3 Goは本体が自立するため、専用ケースに収納せずに、棚や机に立てて保管しても邪魔にはなりにくいです。

 

日常的に使用するのであれば、専用ケースに収納せずに、すぐに手の届く範囲にコンパクトに保管できたほうがすぐに手に取って使いやすいので、大きなメリットといえます。

 

実際に筆者は、普段は机の上に置いて保管しており、デスクワークの合間等に使っていますが、特に机で作業する際に邪魔に感じたことはありません。

 

⑶ 適度な本体重量

マッサージガンを身体に押し当てると、本体先端のアタッチメント部分が高速振動しているため、身体からマッサージガンへの押し返しが生じます。本体重量が軽すぎると、身体からマッサージガンを押し返してくる力に負けて、本体が浮きやすくなります。

 

マッサージガン(筋膜リリースガン)は、トリガーポイントと呼ばれる痛みの原因となっているコリに重点的に押し当てると効果的であるといわれており、マッサージガンが身体からの押し返しに負けてしまうと、マッサージガンを押し当てている場所がずれやすく、力のあたり具合が分散してしまうことになり、効率が下がります

 

そのため、押し返してくる力に負けないように、より強い力で押し当てる必要があります。本体重量が軽いほど、より強く押し当てる必要が生じてしまうのです。

 

本体重量は、軽いほど持ち運びやすく、片手で扱いやすくなりますが、一方で、軽いほど押し込むための力が必要となるわけです。

 

言い換えれば、重量のあるマッサージガンほど、マッサージガンを身体に押し当てる際にも安定して押し当てることができます。特に、上から押しあてる際は、本体重量分だけそのまま圧がかかるので、押し当てる際の負担はより軽減されます。

 

opove M3 Goの640gという重量は、特に重いわけでも、特に軽いわけでもないものの、十分に片手で扱える重量感でありながら、振動の反動に負けることもなく安定して押し当てることができるだけの重量を備えており、非常にバランスのいい重量であるといえます。

 

 

なお、本体重量は、メーカー表記では640gとなっておりますが、筆者の使用する実機についての実測値は630.7gであり、実際にはより軽くなっています。個体差含めても表記重量以内に収まるように少し余裕をもって表記されているのでしょう。

 

 

また、平形のアタッチメントを装着した状態での重量は実測654.3gでしたので、実際にマッサージガンを使用する際の重量は650g強を想定するといいでしょう。

 

⑷ 振動レベルの選択肢が広い

振動レベルは以下の4段階に調整でき、最大振動数2800回/分、最小振動数1200回/分となっており、最小振動数と最大振動数の差が1600回となっています。

 

レベル1:1200回/分

レベル2:1700回/分

レベル3:2300回/分

レベル4:2800回/分

 

同じミドルレンジの代表的モデルは、HYPER VOLT GOは2160回/分~3180回/分、 MYTREX REBIVEは2100回/分~3300回/分となっているので、ひとつずつ比較してみます。

 

① 幅の広い振動数の調整が可能

まず、opove M3 Goの大きな特徴は、最小振動数と最大振動数の幅です。この数値が1600回/分となっており、HYPER VOLT GOの1020回/分、MYTREX REBIVEの1200回/分と比較すると、より幅広い振動数を実現していることがわかります。

 

この振動数の選択幅は、かなり重要であると思います。使用部位によっても適した振動数は異なりますし、疲労の度合いや気分などでも異なってくるため、選択できる振動数の幅が広いことは大きなメリットといえるでしょう。

 

② 4段階での調整が可能

また、振動数の調整段階についても、4段階となっており十分な振動数の調整段階数といえます。多くのマッサージガンでは、3~5段階となっており、HYPER VOLT GOは、3段階、MYTREX REBIVEは5段階であり、これらと比較してもopove M3 Goの4段階は十分な振動数の調整段階数があるといえるでしょう。

 

③ 最大振動数2800回/分という十分な高回転の実現

そして、opove M3 Goの最大振動数は、2800回/分となっており、高回転での使用が可能です。これは、HYPER VOLT GOの3180回/分、 MYTREX REBIVEの3300回/分と比較すると、数値としてはやや劣りますが、この2機種の数字はマッサージガンの中でも最高峰に多い最大振動数を誇る機種であることに留意が必要です。MYTREX REBIVEは、MYTREX REBIVEシリーズの本格モデルである、MYTREX REBIVE PROも最大振動数は3300回/分であり、MYTREX REBIVEと同じであることから、最大振動数3300回/分という数値の高さがうかがえます。

 

一方で、その他のメジャーな機種の最大振動数を見てみると、HYPER VOLTシリーズの本格モデルであるHYPER VOLT 2 Pro(56,000円)は2700回/分、HYPER VOLT GOの一つ上のモデルであるHYPER VOLT 2(46,000円)は2700回/分、パワーを重視したもであるであるTheragunシリーズの最高モデルであるTheragun PRO( 69,300円) は、2400回/分となっております。

 

opove M3 Goの最大振動数は、2800回/分なので、最高峰とまでは言えないまでも、HYPER VOLTシリーズやTheragunシリーズの本格モデルにも勝る数値であり、十分な最大振動数であるといえるでしょう。

 

④ 最小振動数1200回/分という特筆すべき低回転の実現

加えて、最大の特徴は、最小振動数が1200回/分であるということです。これはHYPER VOLT GOは2160回/分、 MYTREX REBIVEは2100回/分であることと比較すると、特に低い回転数を実現しているといえます。

 

肩こりの強い方など、マッサージガンにパワーを求めて最大振動数の高いモデルを選ぶ方は非常に多いと思います(筆者も同様でした)。しかし、実機を使用してみた感想として、実際には逆で、最小振動数の方を重要視すべきなのではないかと思います。

 

つまり、振動数が高いほど「筋肉を揺らす」イメージに近くなり、振動数が低いほど「筋肉を叩く」イメージに近くなります。もちろん、マッサージガンであり、低回転であっても高速に動くため、完全に叩くイメージにはなりませんが、低めの振動数であれば、筋肉を揺らすイメージと叩くイメージの刺激が同時に得られることとなります。

 

上記の表現は、筆者の感じたところによるものではありますが、重要なのは「回転数は高ければ高いほど良い」「高ければ高いほどほぐしのパワーが強い」というわけではないということです。

 

筆者の場合は、運動後に筋肉を落ち着ける際などは高回転のほうが向いており、長時間のデスクワークなど、「こり」を感じる部分を押しほぐすように使用する場合には、低い振動数のほうが向いていると感じました。

 

また、高回転で深部に圧力をかけようとすると、それだけ強く押し込む必要がありますが、低回転であれば、そこまで強く押し込むことなく、深部に圧力をかけることが可能です。そのため、他人の筋肉をほぐすためにマッサージガンを使用するような場合には、力をかけやすいため、高回転でも深部に圧力をかけやすいのですが、自分自身の筋肉をほぐすような場合には、部位によっては強く押し込むことが難しく、低回転のほうが深部への圧力がかけやすい場合もあります。

 

筆者は、opove M3 Go以外に、MYTREX REBIVEを持っており、使用しています。MYTREX REBIVEは、3300回/分という高回転に魅力を感じて購入したのですが、高回転と低回転を使い分けながらも、2100回/分の設定にして使用することが多くなりました。こちらは購入時に実機も試したのですが、実際に使用を続けると、より楽にこりをほぐす、という点により重要性を感じ、低回転での使用がかなり多くなるに至りました。opove M3 Goを使用する際も同様で、低回転での使用が多いです。

 

⑸ 振動が深くまで届く「振幅」

振幅はマッサージガン(筋膜リリースガン)の先端部分の振動幅を表します。

 

この振幅の幅が広いほど、筋肉の深い部分まで振動が届くとされています。そのため、しっかり筋肉をほぐしたい場合は、振幅が大きいマッサージガンを選ぶとよいでしょう。

 

一方で、振幅の幅が広いほど「叩き」感も強くなるため、必要以上に振幅が大きすぎると、筋肉を揺らすイメージの刺激が得られにくくなります。そのため、自身の筋肉量や運動量等とも相談する必要があります。

 

アスリートや日常的にハードな筋力トレーニングをするような方はともかく、デスクワークでの体の不調や、軽度の運動しかしないような方は、振幅10㎜以下を目安とするといいでしょう。一般的に、初心者の方や筋肉量があまり多くない方は6㎜から8㎜程度を目安とし、強めの刺激が欲しい方は10㎜程度、より刺激の欲しい方や、筋肉量の特に多い方は、さらに振幅の大きい本格的なタイプのマッサージガンを選ぶとよいとされています。

 

opove M3 Goの振幅は10㎜なので、コンパクトなサイズのマッサージガンとしては強めです。本体サイズはコンパクトに抑えつつ、ある程度しっかりほぐしたい方にはおすすめです。

 

10㎜でも十分すぎるくらい振動は伝わってくるので、アスリートやハードなトレーニングをするようなかなり筋肉質な方でなければ、これより大きな振幅は必要ないかと思います。

 

HYPER VOLT GOの振幅は10㎜、MYTREX REBIVEの振幅は8㎜となっています。

 

⑹ 長い稼働時間

稼働時間は4~10時間と長めの時間となっています。

 

この時間は振動レベルや加圧の程度等によって変わってくるとのことですが、最低でも4時間となっており、この時間は代表的なマッサージガンであるHYPER VOLTシリーズの一つであるHYPER VOLT GOの稼働時間である2.5時間と比較しても長いです。

 

稼働時間に4~10時間の幅があるのは、振動レベルと加圧の程度などによって変動があるためです。

稼働時間についてopoveに問い合わせて確認したところ、同一レベルのみで使用した際の稼働時間は概ね下記のようになるとのことでした。

 

レベル1のみ:10時間

レベル2のみ:8時間

レベル3のみ:6時間

レベル4のみ:4時間

 

なお、すべてのマッサージガンに共通する点ですが、加圧等によって稼働時間は変動があるため、あくまでも目安です。

 

⑺ 汎用性の高い充電端子

充電端子はUSB-C(本体側)とUSB-A(給電側)を採用しており、ACアダプターのみならず、PC等のUSBポートからでも充電が可能となっています。

 

ただし、ACアダプターは同梱されていないため、コンセントから充電したい場合は、別途自分でACアダプターを用意する必要があります。

 

opove M3 Goの定格は5V/2Aとなっており、一般的な定格なので、ACアダプターの入手に困ることはないかと思います。但し、ACアダプターの定格は、ACアダプターごとに結構異なるもので、異なる定格のものを使用すると、充電できなかったり、故障の原因となったりするため、注意しましょう。

 

opove M3 Goにも使えるACアダプターとしては、以下のような商品があります。

 

 

⑻ 数値によるバッテリー残量の把握

バッテリー残量は、下部にあるLED点灯で確認することができます。

 

 

上記写真のように、opove M3 Goのバッテリー残量は数字で表示されるため、数値で残量を把握でき、充電のタイミングを把握しやすいです。ただし、数値の表示は10ごとなので、詳細な残量を把握することはできません(99→90→80...といった具合に減っていきます。)。

 

なお、上記の画像で、1つ青く点灯している点は、点灯している数に応じて現在の振動レベルを表しています。

 

⑼ 2つの安全機能が実装されていること

① 電源ボタンを長押ししないと電源がONにならない

マッサージガン(筋膜リリースガン)は強く振動する器具なので、意図しないタイミングで作動すると、付近の物を破壊したり、怪我してしまったり、マッサージガン本体が振動により移動して落下するなどの危険があります。opove M3 Goは電源ボタンを長押ししないと電源がONにならないようになっているため、誤作動の心配がありません。

 

② 過熱保護の自動電源OFF

opove M3 Goは本体が熱くなりすぎることを防ぐため、使い始めてから15分経過すると自動的に電源がOFFになるようになっています。

 

また、マッサージガン(筋膜リリースガン)の振動は強力なため、長時間当てすぎると、逆効果になります。つまり、必要以上にマッサージガンを当ててしまうと、筋肉が傷ついてしまったり、場合によっては内出血や皮がめくれてしまうなどの危険性があります。

 

一般的にマッサージガンを使用する場合、同一箇所への連続使用時間は数十秒程度で十分だといわれており、opove M3 Goは一度の使用時間は10分以内、同一箇所への連続使用時間は1分以内を目安に使用する旨が説明書に記載されています。

 

15分で自動的に電源がOFFになることで、過熱保護のみならず、過度の使用を防止することにも役立っています

 

実際に自動的に電源がOFFになるか試してみましたが、15分と10秒くらいで電源がOFFになりました。

 

⑽ 十分な耐圧力

耐圧力とは、何㎏までの力を加えても問題ないかの指標を表しており、それ以上の力を加えるとマッサージガンが正常に動作しなかったり止まってしまうことがあります。

 

そのため、耐圧力が低いと、強く押し込むことができず、深部まで圧を加えることが難しくなります。コンパクトなサイズのマッサージガンは、コンパクトなサイズゆえに耐圧力が低い傾向にあり、少し強く押し当てただけで簡単に止まってしまう機種もあります。

 

このように、耐圧力はマッサージガン(筋膜リリースガン)選びにおいて重要な要素なのですが、耐圧力の表記がないマッサージガン多く、マッサージガンのマッサージガンのサイズや重量にあわせて相応の耐圧力があるという前提で商品を選ぶしかありません。そのため、耐圧力の記載があるのは、自身にあったマッサージガンを選ぶ上では、それ自体メリットと言えるでしょう。

 

opove M3 Goは耐圧力14㎏となっており、14㎏の力まで加圧可能です。加圧時にマッサージガンの上に14㎏のものを載せながら加圧しても問題ないということであり、十分加圧できることがわかると思います。

 

また、他機種との比較では、パワーを重視したモデルとして最高峰のTheragunシリーズは、パワーを重視しているだけあり、いずれのモデルも耐圧力が表記されています。

 

Theragunシリーズは、ミドルレンジのモデルを1機種、本格モデルを3機種出していますが、ミドルレンジのモデルであるTheragun miniで、耐圧力9kg、本格モデルの一番下のレンジであるTheragun Primeで耐圧力13kgとなっています。

 

これらと比較するとopove M3 Goの耐圧力14㎏が十分に優れた性能であることがわかるかと思います。

 

⑾ 種類豊富なアタッチメント

 

 

opove M3 Goには6種類のアタッチメントが付属しています。HYPER VOLT GOは2種類、MYTREX REBIVEは5種類なので、opove M3 Goのアタッチメント種類が豊富であることがわかります。

 

引用:Amazon

 

種類が豊富なので、使用する部位によって適切なアタッチメントや好みのアタッチメントを取り付けることができます。

 

マッサージガン(筋膜リリースガン)は、アタッチメントの形状によって、刺激の加わり方が大きく変わってきます。部位や好みによる選択が可能になるため、アタッチメントの種類が多いことは大きなメリットといえるでしょう。

 

特に、マッサージガンは、実際に使用してみてはじめてわかる部分も多く、かつ、継続して使用することでより良い設定が見つかったりするため、アタッチメントの種類が豊富なのは試すことのできる幅が広がるため、その点でもメリットといえます。

 

筆者もまだまだ色々と試しているのですが、その日の疲労感や痛みなどによって同じ部位でもアタッチメントを変更して使っています。うまく好みのアタッチメントを見つけられると、爽快感があります。

 

また、opove M3 Goのアタッチメント交換は、アタッチメントを装着する際は、装着部分に向かって時計回りに回しながら押し込み、逆にアタッチメントを外す場合は、装着部分に向かって反時計回りに回しながら引き抜くだけなので、非常に簡単に着脱できます。また、交換する際に特に力はいらないので、その意味でも簡単に付け替えが可能です。

 

⑿ 専用ケースが付属

opove M3 Goには専用の収納ケースが付属しています。

 

opove M3 Goはコンパクトなサイズなため、そのまま持ち運んでも、あまり邪魔にはなりませんが、マッサージガンは精密機械なので、そのまま持ち運ぶことに抵抗のある方もいるかと思います。

 

また、アタッチメントの種類も多く、バラバラに持っていくと紛失してしまう可能性もあります。

 

専用ケースにまとめて収納できると、アタッチメントの紛失もしづらく、本体もクッション性のあるケースで保護して持ち運ぶことができます。また、普段の収納でも、一式まとまっていると所在がわかりやすいです。

 

 

ケースは、opoveと書かれている面はちょっとかためな感触で、その他横や下の面は少しやわらかめな印象です。

 

 

収納ケースには上部に取手がついているため、持ち運びもしやすいです。

 

 

一式が収納された状態の重量は実測993gです。軽いとは言えませんが、1㎏を切っているので、持ち運びしやすい重量でしょう。

 

旅行・出張やスポーツ合宿などにも持っていきやすいサイズと重量といえるでしょう。

 

⒀ 保証付きと複数の問い合わせ窓口

opove M3 Goには購入から1年間の保証があります。

 

電子機器には自然故障の可能性があるものです。特に、マッサージガンは、振動による負荷がかかるものなので、個体差による故障はどうしても排除しきれません。

 

opove M3 Goはリーズナブルな価格とはいえ、1万円を超える商品なので、メーカー保証が1年あるというのは大きなメリットといえるでしょう。

 

 

説明書に記載されている「無料修理規定」を満たしている場合は、購入日から1年間無料で修理を受けられます。

 

ただ、説明書には以下の記載があるため、一般家庭用以外の用途での使用を検討している方は注意が必要です。

 

ただし、一般家庭用以外(例えば業務用など)に使用された場合は、保証期間内でも「有償」とさせていただきます。

 

また、保証の対象は本体のみで、アタッチメント、USBコード、収納ケースなどは保証の対象外となっています。

 

ただ、opoveに問い合わせて確認したところ、本体以外は有償での対応は可能であり、また、アタッチメントはアタッチメントセットが別売りされているので、本体以外が故障した場合でも、買い替えることなく使用を続けることは可能です。

 

 

保証やその他問い合わせ窓口は、Web、LINE、メールでの問い合わせとなります。

受付時間は10:00~19:00(土日・祝日・夏季休暇・年末年始を除く)です。

 

Web:https://opove.jp/pages/contact

LINE ID:opove

E-Mail:support-jp@opove.com

 

opoveに確認したところ、海外法人のため電話の問い合わせ窓口は設けていないとのことでしたので、問い合わせたい場合は、上記問い合わせ窓口に連絡しましょう。

 

4. opove M3 Goの気になるポイント

⑴ 背中側に押し当てづらい

opove M3 Goは本体がコンパクトサイズなため、基本的に自分の手が届かないところにはマッサージガンを押し当てることができないと考えた方がいいでしょう。当てること自体はできますが、強く押し当てるのは難しいと思った方がいいでしょう。

 

そのため、手の届きにくい背中側はかなり押し当てづらいです。筆者の場合、腰周辺は問題なくできましたが、肩甲骨周辺はうまくできませんでした。

 

もっとも、自分ではなく、他の人にやってもらったり、マッサージガンの主な使用箇所が肩・腰・下半身などであれば、問題にはならないでしょう。

 

⑵ やや持ちづらい

マッサージガンは振動が手にも強く伝わってくるため、使用する際にはマッサージガンをしっかりと持つ必要がありますが、opove M3 Goは本体がコンパクトなサイズなため、グリップ部分が小さめです。

 

そのため、グリップ部分を握るような持ち方では持ちづらく、持ち方を少々工夫する必要があると感じました。

 

引用:Amazon

写真のように銃身を人差し指(場合によっては中指も)で挟み込む様な形で持つと使いやすいです。

 

ツルツルサラサラするような手触りで、また、持ち手がゴムになっているわけではないため、少し滑りやすいと感じます。

特に、手汗をかいていると少し滑るので、運動後に使用する場合は、しっかりと手の汗を拭いてから使用したほうがいいかもしれません。

 

ただ、持つ場所の自由度は比較的高く、加圧部分に対して垂直に押さえつけることができる場所を持つことができるため、押し当てやすい持ち方をできるという点ではメリットともいえるでしょう。

 

⑶ ボタンの位置が押しにくい

opove M3 Goの振動レベルを変更するボタンは本体の下側についています。

 

そのため、マッサージガンを持っている手では押しづらく、マッサージガンを押し当てながらの振動レベルの調整はしづらいと感じました。一応、小指で押せなくもないですが、押しにくいです。

 

押し当てている最中に振動レベルを変更すると、身体やマッサージガンに余計な負荷がかかってしまうなどの理由で、そもそもマッサージガンを押し当てながらの振動レベルの変更が想定された設計になっていない可能性もあるのですが、振動レベルを変更するためにいちいち身体から離して変更するのは少々手間であると感じました。

 

一方で、使用しながら押しにくいということは、使用中に誤操作で振動数が変わってしまう事故が起きにくいともいえるため、その点ではメリットともいえます。

 

⑷ 収納時に特定のアタッチメントを装着しなければならない

opove M3 Goの収納ケースは、平形のアタッチメントを装着したまま収納するように作られています。

 

そのため、平形以外のアタッチメントを装着している場合は、一度そのアタッチメントを外したうえで、平形のアタッチメントを装着してから収納する必要があります。

 

付け替え自体は簡単なので、そこまで手間というわけではありませんが、専用ケースに収納して保管する使い方の場合は、毎回平形のアタッチメント以外を使用した場合には、付け替えて収納しなければいけないため、面倒に感じます。

 

もっとも、opove M3 Goはコンパクトなサイズのマッサージガンであり、本体が自立するため、専用ケースに収納せずに棚等に立てて保管しても邪魔にはなりにくく、日常的に使用するのであれば、専用ケースに収納する場面は意外と少ないので、そこまで大きなデメリットというわけでもないと思います。

 

⑸ ACアダプターが付属していない

opove M3 Goには充電ケーブルは付属していますが、ACアダプターが付属していません。そのため、コンセントから充電したい場合は、自分でACアダプターを用意する必要があります。

 

もっとも、受電ケーブルはUSB-C(本体側)とUSB-A(給電側)であり、汎用性の高い端子のため、ACアダプターをすでに持っている方も多いでしょうし、同時に購入してしまえば解決できる問題です。

 

opove M3 Goにも使用できるACアダプターは、以下のようなものがあります。

 

 

⑹ バッテリー交換ができない

opove M3 Goはバッテリーの交換は不可となっています。

 

もっとも、マッサージガンはバッテリー交換できないものがほとんどであり、HYPER VOLT GOとMYTREX REBIVEもできません。

 

説明書によると、opove M3 Goのバッテリーは、フル充電サイクルを500回繰り返したときに、本来容量の最大80%を維持できるように設定されているとのことです。

 

opove M3 Goは稼働時間が長く、稼働時間が長い分、充電が必要な回数も減ることになるので、バッテリー交換ができなくても、十分長く使っていけるでしょう。

 

それでもバッテリー交換にこだわるのであれば、バッテリー交換が可能な同社のopove M3 Proのようないわゆるプロやアスリート向けのマッサージガンの購入を検討するのもいいでしょう。

 

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⑺ 充電中は使用できない

opove M3 Goは、安全のため充電中は電源がONにならないように設計されています。

そのため、充電しながら使用することはできないので、あらかじめ充電しておく必要があります。

 

もっとも、他のマッサージガンも基本的に充電中は使用できないようになっているため、opove M3 Go特有のものではなく、マッサージガンという製品の性質といえます。

 

マッサージガンは身体の色々な箇所に使うため、充電しながら使用できるようにするためには、かなり長い充電ケーブルが必要になってしまいます。また、充電ケーブルが絡まったり、振動部分に挟まってしまうなどの危険があるため、充電中は使用できない仕様になっているものと思われます。

 

opove M3 Goはバッテリーの残量表示がわかりやすく、充電のタイミングは把握しやすいので、充電中に使用できなくて困ることはあまりないのではないかと思います。

 

5. opove M3 Goに関する総評

opove M3 Goは、もっとも有名なマッサージガン(筋膜リリースガン)であるHYPER VOLTシリーズのHYPER VOLT GO(618g)や創通メディカルのMYTREX REBIVE(680g)などと比較しても、十分に高性能かつバランスの取れたモデルであり、14,900円(税込)という価格を考慮すれば、ずばり「買い」と言えるでしょう。

 

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opove M3 Goは、コンパクトでありながら、振動数の調整幅やアタッチメントの振幅が広いマッサージガンであり、その機能や価格を踏まえると、家庭用のマッサージガンとして導入を検討している方や、安価な本格モデルを探しているアスリートの方などにお勧めです。

 

商品の耐久性については、新商品ということもあり、確認しにくい部分がありますが、opoveは、opove M3 Proという人気商品を販売している実績のある企業であることや、1年間の保証もついているので、あまり心配する必要はないのではないかと思います。

 

筆者が実際に実機を触った感じでは、しっかりとした作りであり、壊れやすそうな物という印象は受けませんでした。また、2日に1回程度、3~5部位、一日あたり5~10分程度の使用ではありますが、1ヶ月間使用したところでは破損等はありません。

 

6. この記事の結び

opove M3 Goは、非常にバランスの取れたリーズナブルなミドルレンジのモデルです。

 

マッサージガン(筋膜リリースガン)には、よりコンパクトなモデルや、本格モデルもあり、価格帯や機能も様々です。opove M3 Goは、「迷ったらこれ」と言える商品の一つと言えますが、より自分に適したモデルを探したい方は、本格モデルや軽量モデル、ミドルレンジのモデルもあわせて多数紹介しているので、ぜひ以下の記事も参考にしてみてください。

 

www.step-pedia.com

 

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【肩こり解消!】筋膜リリースの方法5選

仕事や勉強など様々な理由で体の凝りが気になる方も多いと思います。凝りの解消として、近年注目されている「筋膜リリース」ですが、そもそも筋膜リリースとは何か、どうすればいいのかがわからない方も多いかと思います。

 

そこで今回は、筋膜リリースとは何か、またどのような方法があるかを解説していきます。

 

 

 

1. 筋膜リリースとは?

「筋膜リリース」とは、簡単に言うと、筋膜という組織が高密度化した状態から解放(リリース)することです。

 

この筋膜という組織が高密度化することで、肩こり・体のこりなどの体の不調が生じたり、トレーニング効率を下げてしまうことにつながります。

 

この高密度化した筋膜を解放(リリース)することで、肩こり・体のこりなどの体の不調を改善するのが、筋膜リリースです。

 

この筋膜組織の高密度化からの「解放(リリース)」は、単に筋肉を伸ばすのではなく、「解きほぐす」ことを意味します。

 

すなわち、①適度な圧を加えることと、②伸張(ストレッチ)させることにより、筋膜が解きほぐされる(リリースされる)わけです。

 

スポーツ選手が、マッサージを受け(①)、ストレッチをしていること(②)を想像していただければよいでしょう。

 

そして、この筋膜リリースには様々なアプローチがありますので、以下で確認してみましょう。

 

2. 筋膜リリースの方法は?

筋膜リリースには様々な方法がありますが、筋膜リリースのいくつかの方法を表にまとめてみると以下のようなイメージになります。

 

  初期費用 維持費 手軽さ スペース 対応部位 スッキリ感
マッサージ・整体 -
マッサージ機
筋膜リリース注射 -
フォームローラー
マッサージガン

 

⑴ マッサージ・整体

まずは、マッサージ・整体を受ける方法があります。

 

この方法は、一回数千円から受けられるため、初期費用としては大きくかかりません。ただ、毎回費用が発生する上、通う必要があるため、やや手軽さに欠けると言えます。

 

また、安くていい店もあれば、安いだけで悪い店もあります。高い金額を出して国家資格を有する方の施術を受ければ間違いないですが、これだとかなりコストがかかることになるのが難点です。

 

筆者も、かなりの数のマッサージ店に通いましたが、店によって本当にピンキリですが、安心して通えるお店を二つほど紹介します。

 

まずはグローバル治療院です。こちらは、施術師の指名ができないのがやや難点ですが、どの施術師も、専門の国家資格を持っており、あたりはずれなく安定してクオリティの高い施術を受けられます。やや高い金額ではありますが、何より安定したクオリティである点が魅力でしょう。なお、国家資格を有しているため、医療費控除の対象にもなりうるというメリットもあります。

 

www.global-sports.co.jp

 

次に、ReRaKuです。肩甲骨に特化しており、肩甲骨マッサージは群を抜いています。お気に入りの施術師が見つかれば指名することもできますし、そうでなくても、研修制度がしっかりしているため、どの施術師のクオリティも高いです。指名したことも多数ですが、様々な地域のReRaKuを利用し、10名以上の方の施術を受けてきましたが、外れを引いたことはありませんでした。

 

reraku.jp

 

⑵ マッサージ機

マッサージ機を使用する方法もあります。マッサージ機は、初期費用こそ高くつくものの、維持費は電気代のみであるため、費用面では手軽な方法といえるでしょう。圧力もしっかりかかるため、スッキリ感も得られやすいです。もっとも、小型なものでもやや場所を取り、また、使用できる部位も限定的である点がデメリットです。

 

以下のマッサージクッションは、インテリアとしても邪魔にならず、また、椅子において使用することができるため、職場や家庭でおすすめの商品です。筆者も長らく使っておりましたが、体重をかければかなり圧の強いマッサージを受けることができ、大変満足度の高い商品でした。

 

より広くより深く、上下左右の複雑な動きに加え、前後にも可動する4つのもみ玉で、三次元のもみ心地を実現。体の微妙なカーブに沿ってもみ玉が動き、常に最適なポジションをマッサージすることで、狙ったコリをほぐします。

 

⑶ 筋膜リリース注射

最近注目されている方法として、筋膜リリース注射が挙げられます。これは、注射を使用し、癒着した筋膜に生理的食塩水を注入することで、筋膜を無理やりはがすというものです。基本的には自由診療扱いとなるため、一か所6000円程度、保険適応の場合でも一回数千円程度かかるため、費用面はかなり高くつきます。

 

また、毎回注射を相当回数打つものであり、通院も生ずるところ、手軽さに欠ける方法と言えます。効果は人それぞれですが、「注射を打った直後は軽くなった感じになるが、すぐに元の状態に戻ってしまう」という感想を持たれる方が多いようです。

 

筆者もこの方法を試したことがありますが、直後の軽くなった感じすら得られず、費用対効果は悪いと感じました。ただし、この方法でかなり改善される方もいるため、気になる方は試してみましょう。

 

ちなみに、施術後は、注射痕から少量の血液がでる(出血はないですが、服を脱ぐとついていたりします。)ため、汚れてもいい服装で受けに行きましょう。

 

⑷ フォームローラー

フォームローラーを使う方法もあります。フォームローラーは、2000円程度から手に入り、一度手に入れれば維持費用は一切かからないため、費用面では最も手軽な方法と言えます。

 

使用も、ややスペースは取るものの、自宅で一人でできるため、かなり手軽な方法といえるでしょう。ただ、「点」ではなく「面」で圧力を加えるものであるため、凝っている部分によっては、スッキリ感を得にくく、また使用できる部位も限定されます。

 

強いこりを感じた際に使うのではなく、凝り予防のために、軽度の筋トレや、ストレッチなどの運動習慣がある方が、継続して利用するには向いている商品といえるでしょう。

 

 

⑸ マッサージガン

マッサージガンは、1万円以上し、初期費用こそ高くつきますが、一度買ってしまえば電気代のみと、維持費は大きくかかりません

 

また、一人で、かつデスクなどでそのまま使えるため、かなり手軽な方法と言えます。さらに、凝りが気になる部分に直接当てられるため、スッキリ感も得やすいです。

 

筋膜リリースといえばマッサージガンといわれるほどに浸透しているもので、それだけ効果が高いものであるといえるでしょう。

 

電気屋等で試してみることもできるので、一度手に取ってみることをお勧めします。

 

マッサージガンは、大小さまざまなものがあるため、選択に悩みます。スポーツ選手などのプロ向け製品から、家庭用製品まで様々であり、また値段も様々なので、用途に合わせて選ぶようにしましょう。高ければいいというわけでもありません。

 

選び方やおすすめは以下の記事にまとめているので、参考にしてみてください。

 

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また、実際に以下の記事でopove M3 Goというマッサージガンの実機をレビューしているので、そちらも参考にしてみてください。

 

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3. この記事のむすび

筋膜リリースの方法は様々な方法がありますが、凝りの深刻度や、費用などによっても、選択肢は様々です。

 

自分に合った方法を上記を試しながら見つけてみてください。

 

個人的には、マッサージガンは本当におすすめです。

 

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【早見表付】マッサージガンの選び方とおすすめ20選

肩こりに悩まされるデスクワーカーや、日々筋肉をメンテナンスする必要のあるアスリートの方向けに、最近話題のマッサージガンについてまとめてみました。

 

そもそもマッサージガンとは何なのか、また、筆者が実際に試した経験をもとに、どれを選べばいいのかまとめています。

 

 

 

1. マッサージガンとは?

マッサージガンとは、銃(ガン)の形状をしたマッサージ器具のことで、マッサージガンの先端部分が高速振動し、この先端部分を筋肉に当てるだけで、全身のケア・筋膜リリースを行うことができます。

 

大坂なおみ選手が愛用し、広告等を務める「HYPERVOLT」という製品をきっかけに、日本でも広く認知されるに至っており、今ではアスリートや、プロのスポーツ選手、プロのトレーナーなどに愛用される注目の製品です。日本で認知され始めてから一過性のブームに終わることなく、今では様々なメーカーがマッサージガンを販売しております、家電量販店でも専用のコーナーが設けられているところが多いです。

 

また、筋膜リリースは、近年、肩こり等の体の「こり」の解消・軽減に役立つものとして注目されており、マッサージガンは、プロのスポーツ選手だけでなく、デスクワーカーなど、肩こり・体のこりに日々悩まされている方にも人気の商品となっています。

 

2. マッサージガンと筋膜リリースガンの違いとは?

マッサージガンは、筋膜リリースガンとも呼ばれ、両者は同じ物を指します。

 

マッサージという「行為」に着目した呼び名がマッサージガンであり、筋膜リリースという「効果」に着目した呼び名が筋膜リリースガンとなります。

 

「筋膜リリース」のための器具であり、また、医療機器として認定されている機種もあるため、そういった文脈では筋膜リリースガンと呼ぶ方が、マッサージガンの性能を正しく伝えることができます。

 

他方で、筋膜リリース自体を知らない人からすると、「筋膜リリースガン」と言われてもピンとこないため、マーケティング戦略的にマッサージガンの名称も広く用いられるようになったものと思われます。

 

3. 筋膜リリースとは?

「筋膜リリース」とは、簡単に言うと、筋膜という組織が高密度化した状態から解放(リリース)することです。

 

この筋膜という組織が高密度化することで、肩こり・体のこりなどの体の不調が生じたり、トレーニング効率を下げてしまうことにつながります。

 

そして、筋膜組織の高密度化からの「解放(リリース)」は、単に筋肉を伸ばすのではなく、「解きほぐす」ことを意味します。すなわち、①適度な圧を加えることと、②伸張(ストレッチ)させることにより、筋膜が解きほぐされる(リリースされる)わけです。

 

スポーツ選手が、マッサージを受け(①)、ストレッチをしていること(②)を想像していただければよいと思います。

 

そして、この筋膜リリースには様々なアプローチがあり、手軽かつ効果的な方法として注目されているのが「マッサージガン」です。

 

4. 筋膜リリースの方法は?

筋膜リリースには様々な方法がありますが、筋膜リリースのいくつかの方法を表にまとめてみると以下のようなイメージになります。

 

  初期費用 維持費 手軽さ スペース 対応部位 スッキリ感
マッサージ・整体 -
マッサージ機
筋膜リリース注射 -
フォームローラー
マッサージガン

 

⑴ マッサージ・整体

マッサージ・整体を受ける方法があります。この方法は、一回数千円から受けられるため、初期費用としては大きくかかりません。ただ、毎回費用が発生する上、通う必要があるため、やや手軽さに欠けると言えます。

 

⑵ マッサージ機

マッサージ機を使用する方法もあります。マッサージ機は、初期費用こそ高くつくものの、維持費は電気代のみであるため、費用面では手軽な方法といえるでしょう。圧力もしっかりかかるため、スッキリ感も得られやすいです。もっとも、小型なものでもやや場所を取り、また、使用できる部位も限定的である点がデメリットです。

 

より広くより深く、上下左右の複雑な動きに加え、前後にも可動する4つのもみ玉で、三次元のもみ心地を実現。体の微妙なカーブに沿ってもみ玉が動き、常に最適なポジションをマッサージすることで、狙ったコリをほぐします。

 

⑶ 筋膜リリース注射

最近注目されている方法として、筋膜リリース注射が挙げられます。これは、注射を使用し、癒着した筋膜に生理的食塩水を注入することで、筋膜を無理やりはがすというものです。基本的には自由診療扱いとなるため、一か所6000円程度、保険適応の場合でも一回数千円程度かかるため、費用面はかなり高くつきます。また、毎回注射を相当回数打つものであり、通院も生ずるところ、手軽さに欠ける方法と言えます。効果は人それぞれですが、「注射を打った直後は軽くなった感じになるが、すぐに元の状態に戻ってしまう」という感想を持たれる方が多いようです。筆者もこの方法を試したことがありますが、直後の軽くなった感じすら得られず、費用対効果は悪いと感じました。

 

⑷ フォームローラー

フォームローラーを使う方法もあります。フォームローラーは、2000円程度から手に入り、一度手に入れれば維持費用は一切かからないため、費用面では最も手軽な方法と言えます。使用も、ややスペースは取るものの、自宅で一人でできるため、かなり手軽な方法といえるでしょう。ただ、「点」ではなく「面」で圧力を加えるものであるため、凝っている部分によっては、スッキリ感を得にくく、また使用できる部位も限定されます。

 

 

⑸ マッサージガン

マッサージガンは、1万円以上し、初期費用こそ高くつきますが、一度買ってしまえば電気代のみと、維持費は大きくかかりません。また、一人で、かつデスクなどでそのまま使えるため、かなり手軽な方法と言えます。さらに、凝りが気になる部分に直接当てられるため、スッキリ感も得やすいです。

 

5. マッサージガンの選び方

⑴ モデルタイプ

マッサージガン(筋膜リリースガン)には、大きく以下の3つのモデルがあり、何を重視するかによって自分に合ったモデルが変わってきます。

 

① コンパクト軽量モデル

 本体重量が500g以下のモデルで、とにかく小型かつ軽量の持ち運びを重視したモデルです。他のモデルに比べ、パワーに劣るものの、保管場所に困らず、持ち運びに便利で、取り扱いやすいというメリットがあります。職場での使用や、いつでもどこでもちょっとしたときに使用したいという方にはお勧めのモデルです。

 

② ミドルレンジモデル

 本体重量500g~1000g程度のモデルで、値段・サイズ・パワーのバランスが取れたモデルです。もっとも、プロスポーツ選手もこのレンジのモデルを使っている例もあり、十分に高性能な機種もあり、③との区別は使い方や好みによる部分もあるでしょう。このモデルは通常タイプといって良いモデルで、迷ったらこのレンジを選ぶことをお勧めします。

 

③ 本格モデル

 本体重量1000g以上のモデルで、とにかくパワーを重視したモデルとなります。プロ向けタイプとして販売されている例も多く、バッテリーの交換ができるモデルなど、トレーナーの方などによる連続使用を想定した作りになっているものもあります。質感にもこだわったモデルもあり、高級感やデザインを重視する方にもおすすめです。また、振動幅がミドルレンジモデルに比べると大きめに設定されており、筋肉の深部まで振動を加えることができる点も特徴といえます。

 

⑵ 振動数・調整段階

マッサージガンにおいてまず重要なのは、マッサージガンの先端部分の1分あたりの振動数です。

 

この1分あたりの振動数は、機種によって、1000回から3500回の間で設定されており、何段階か調整することが可能になっています。一般的には、3~5段階の調整が可能です。

 

振動数が多いほど揺らすイメージに近く、振動数が低いほど、叩くイメージに近くなっていきます。その日のコンディションや、部位などによって振動数を調整して使用します。

 

パワーを求める方が振動数の大きなものを求める傾向にありますが、実は振動数が低い方が、筋肉の深い部分にアプローチがしやすい印象です。私は基本的に強いマッサージを希望するタイプなのですが、振動数が高ければ高いほど良いわけではなく、よく振動数を低めに設定して使用しています。

 

⑶ 振動幅

また、マッサージガンの先端部分の振動幅も重要です。一般に、振動幅は調整できないため、自分に合った機種を選ぶ必要があります。

 

概ね、振動幅が小さいと弱く、振動幅が大きいと強いイメージです。一般的には振動幅が大きいほど、深くまで振動を到達させることができるといわれています。もっとも、振動幅が大きすぎると、「叩き」感が強くなってしまうため、よほど筋肉質でない限り、個人的にはおすすめしません。

 

実際に試してみることができればそれが良いのですが、それができない場合には、7㎜~9㎜程度の機種をおすすめします。

 

⑷ アタッチメント数

マッサージガンの先端部分の形状を変えることで、筋肉への刺激の与え方を変更することができます。この先端部分を「アタッチメント」といいます。

 

この先端部分のアタッチメントは、丸いものや平らなもの、とがったものなどがあり、機種によって2種類~6種類程度のアタッチメントが付属しています。

 

数が多いほど様々な形状に変化させることができ、部位ごとの使い分けや、好みやタイミングによっての使い分けができます。自分にフィットしない形状のものは使う必要がないため、多いことが必須というわけではないですが、多いほど選択肢が増えるため、好みの形状が定まっていない場合は、選択肢が多いものを選ぶと良いでしょう。

 

⑸ サイズ・重量

機種によって、サイズ・重量が異なるため、しっかり確認する必要があります。

 

重く、大きくなるほど、収納スペースを取ることになりますが、その分、本体の重さを利用して筋肉を刺激することができます。

 

他方で、軽く、小さくなるほど、持ち運びでき、また収納スペースも取りませんが、しっかりと筋肉を刺激する際に押し込む必要があります。

 

軽ければ軽いほどよいというわけではなく、用途にあわせてちょうどよいサイズや重量を選ぶことが重要となります。

 

⑹ 駆動時間

マッサージガンには、バッテリーがついており、連続駆動時間が機種によって異なります。充電しながら使用することができない機種が多いため、注意が必要です。

 

基本的に自宅で使うという方には、あまり重要な要素ではないものと思いますが、持ち運びをするような場合や、トレーナーの方など、連続して使う必要がある場合には、連続駆動時間が長い機種を選ぶと良いと思います。

 

⑺ 本体の形状

マッサージガン本体の形状も重要です。手の届きやすい範囲の場合はあまり問題ではないですが、背中など、手の届きにくい部分を自分でマッサージしたい場合、形状が重要になります。コンパクトなモデルは、この点にやや難点があるといえるものが多いかと思います。

 

6. 性能早見表

※ 拡大表示してご参照ください。拡大表示しても見にくい場合は、こちらのリンクをご参照下さい。

 

7. Step-pediaのおすすめ

⑴ ミドルレンジモデル(通常タイプ)

デスクワークや、日ごろの肩こり用など、主に家庭用で利用し、十分な機能性を求めたい方にはミドルレンジモデル(通常タイプ)がおすすめ。十分な性能を持ちながら、大きすぎずかつ高すぎないバランスの取れたモデルです。また、自分で使用する目的であれば、スポーツ選手にもお勧めできる高機能モデルも多数あります。

 

① MYTREX REBIVE
運動後のボディメンテナンスに最適の 小型ハンディガン

 

株式会社総通メディカルのMYTREXシリーズです。株式会社総通メディカルは、福岡県福岡市に所在する2017年創業の日本の会社で、ヘルスケア関係を中心に評価の高い商品を展開しています。MYTREX REBIVEもその例外ではなく、コンパクトなボディにもかかわらず、高い機能性を有しています。費用も2万円程度と安価であるため、マッサージガンの中では、最も人気な機種の一つと言えます。さらに、別売の温感アタッチメントを使えば筋肉を温めながら刺激することができる点も大きな魅力です。プロスポーツ選手の使用にも耐えうる「迷ったらこれ!」といえる間違いのない商品です。なお、筆者はこのモデルを愛用していますが、実際に使用してみた感想としても、お勧めの商品です。

 

使い方はシンプル、自動振動感知システム搭載。温感と刺激によるダブルアプローチ。人の手のようなあたたかさがじんわりと届く。様々な部位にご使用いただけます。

 

② HYPER VOLT GO 2
強力な振動を生み出しながらも特許取得済みのQuiet Glideテクノロジーにより静かな音で作動します。

 

最も有名なHYPER VOLTシリーズのコンパクトなモデルです。コンパクトさを実現しつつ、十分な機能を有しています。HYPERVOLT GOの後継モデルで、値段や重量はそのままに、稼働時間が30分ほどの伸びている点が特徴です。好みの問題ではありますが、ホワイトカラーで、上品なデザインとなっている点も大きな特徴です。HYPERVOLTブランドの安心感に加え、コンパクトさと機能性の両立の観点から特にお勧めできる製品です。

 

③ opove M3 Go
筋膜リリースガン トータルボディケア 10mm振幅 最大約14kg耐圧 6種類アタッチメント 振動レベル4段階 一年間メーカー保証(グレー)

 

opoveは、2018年に中国で設立され、現在では日本やアメリカを含む9ヵ国で事業を展開している、マッサージガンを代表とする健康家電の企画・開発・販売・アフターサービスを行う事業を展開している会社です。opove社のM3 Goは、発売して間もないため、当該機種自体はまだ知名度も低いですが、安価ながら、かなりバランスの取れた性能を誇っており、ミドルレンジモデルを選ぶ場合には筆頭候補に入ってくるモデルといえます。実機レビュー記事もあるので、是非参照してみてください。

 

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④ リカバリーガン
メーカー保証3年付 ドクターエア リカバリーガン RG-01 ホワイト 軽量コンパクト 充電式コードレス 4種類のアタッチメント付き

 

マッサージシートなどの健康器具で有名なDoctor Airのマッサージガンです。ミドルレンジモデルでありながら、非常にコンパクトなモデルで、何より1万円を切るコスパ最高のモデルと言えます。他のモデルに比べると、ややパワーに劣りますが、実機を使用してみた感想として、パワーが不十分ということは決してないと思います。とにかく手軽に使いたい、安く買いたい、という方におすすめです。

 

⑤ Theragun mini

 

Theragunシリーズは、アメリカ企業であるTherabodyの商品で、日本にはやや遅れて入ってきたため、知名度としてはほかに比べると低いかもしれませんが、世界60か国以上で使用されており、安心の商品と言えます。Theragunシリーズの魅力は何といってもパワーで、大きなボディと、パワーにより、しっかり圧をかけてくれます。Theragun miniは、Theragunシリーズのコンパクトなモデルです。もっとも、コンパクトといっても、ミドルレンジモデルに相当するモデルです。ただし、特殊な形状をしているため、サイズ感としてはコンパクトに収まっています。コンパクトなサイズのモデルであるにも関わらず、十分なパワーを兼ね備えており、コンパクトさとパワーを求めたい方にはお勧めの選択肢と言えるでしょう。

 

⑥ HYPERVOLT 2
Hypervolt 2は、3段階の強力な振動によって、トレーニング前後の身体のトータルサポートに最適なアイテムです。セルフサポートだけでなくトレーナーの方もクライアントに使用頂けます。片手で使える約870gの軽量コードレス式で使用する場所を選びません。

 

HEYPER VOLTシリーズの定番モデルの第2弾です。プロ用モデルとして発売されているわけではありませんが、もともとアスリートが使用しているものとして話題になったHEYPER VOLTの最新版であるため、性能としては十分にプロ向けといえるでしょう。810gと、プロモデルよりは一回り小さく、ミドルレンジモデルに相当し、プロ向けの高機能モデルを選びたいものの持ち運びを意識してコンパクトさも取りたい、といった方にはお勧めのモデルです。値段も46000円に抑えられているため、本格モデルと比較すればかなり安価な部類といえます。稼働時間が3時間であり、バッテリー交換にも対応していないため、アスリートの方が個人で使うには十分なスペックですが、トレーナーとして複数人に連続して使用するといったような使い方の場合にはやや使い勝手が悪いでしょう。

 

⑦ エクサガン ホット&クール
【温める 冷やす 振動する3つの機能でからだを刺激】 最高42℃から最低12℃まで30℃の温度差と振動でアプローチ

 

マッサージシートなどの健康器具で有名なDoctor Airのマッサージガンです。温感アタッチメント及び冷感アタッチメントを標準装備しており、筋肉を温めながら刺激をすることも、冷やしながら刺激をすることもできる点が大きな特徴です。温冷機能を重視するなら最筆頭候補といえ、特に冷感機能を有するモデルとしては現状唯一の選択肢といえる機種といえます。

 

⑧ HYPERVOLT GO
HYPERICE ハイパーボルト ゴー マッサージ器

 

最も有名なHYPER VOLTシリーズのコンパクトなモデルで、HYPERVOLT GO 2の一つ前のモデルとなります。もっとも、HYPERVOLT GO 2との違いは、稼働時間少し短い程度で、現在でも十分選択肢に入ってくるモデルといえます。カラーやデザインが少しが異なるので、HYPERVOLT GO 2よりHYPERVOLT GOのデザインが好きな方はこちらを選ぶと良いでしょう。

 

⑵ コンパクト軽量モデル

とにかくコンパクトなものが欲しい、安いものが欲しいという方にはコンパクトタイプがおすすめ。パワーはやや劣るものの、十分な性能を有し、コンパクトなので収納場所も取らず、しかもリーズナブル。高級タイプを持っている方の、持ち運び用のサブ機としても使い勝手が良いモデルです。

 

① MYTREX REBIVE MINI
コンパクトで軽量設計のため女性やシニアにも扱いやすいサイズ感です。

 

株式会社総通メディカルのMYTREXシリーズのコンパクトなモデルです(MYTREXシリーズの解説は本記事上部の通常タイプの方をご覧ください。)。MYTREX REBIVE miniの強みは、何よりそのコンパクトさです。370gという超コンパクトなボディを実現しつつ、高い機能性を有しています。この軽さ・小ささでありながら、耐圧力13.5kgというパワフルさを実現しており、しっかりと押し込むこともできます。マッサージガン全体の中でもかなり筆頭候補に上がる製品といえるでしょう。また、別売の温感アタッチメントや、背面用のアタッチメントもあり、この点でも大きな魅力があります。

 

REBIVE MINI専用温熱アタッチメント

 

背中に開放感。手が届きにくい部位にアプローチ。使いやすさにこだわった専用アームが遂に誕生。『MYTREX REBIVE MINI 専用 Back Care ARM』

 

② MYTREX REBIVE MINI XS
リバイブシリーズ最軽量モデル誕生。思い立ったときにさっと使える。欲しいときに、欲しい刺激を。【繊細な顔筋にも効果的にアプローチ】頬を直接引き上げる役目の大頬骨筋・小頬骨筋、口を開閉するときに動く咬筋にアプローチ。

 

株式会社総通メディカルのMYTREXシリーズのコンパクトなモデルです(MYTREXシリーズの解説は本記事上部の通常タイプの方をご覧ください。)。MYTREX REBIVE mini XSの強みは、とにかくそのコンパクトさです。MYTREX REBIVE MINIよりもさらに軽い265gという超々コンパクトなボディを実現しつつ、高い機能性を有しています。この軽さ・小ささでありながら、耐圧力8kgというパワフルさを実現しており、ある程度しっかりと押し込むこともできます。パワーの点では少し劣りますが、軽さ・小ささを特に重視する方には特におすすめです。また、別売の背面用アタッチメントがあることや、カラーも6種類展開で選べる点も魅力です。

 

背中に開放感。手が届きにくい部位にアプローチ。使いやすさにこだわった専用アームが遂に誕生。『MYTREX REBIVE MINI XS 専用 Back Care ARM』

 

③ エクサガン  ハイパー
【顔にもからだにも使える】 最大約3000回/分のパワフルな振動で心地よくからだにアプローチ。更に低速振動のフェイスモードを実装、付属のソフトブラシアタッチメントと組み合わせて顔の筋肉のケアも可能になりました!

 

マッサージシートなどの健康器具で有名なDoctor Airのマッサージガンです。220gというマッサージガンの中でもトップレベルの軽量さを実現した製品です。実機を使用した感想としては、強く押し込むと止まってしまうため、パワフルさを求める方にはおすすめできないものの、顔用の低回転も装備され、カラー展開も多数であり、パワフルさは求めない、女性の持ち運びを想定した製品といえます。

 

④ ポイントビートハンディ
ドウシシャ 筋膜リリースガン 軽量 4段階振動 充電式 4種類のアタッチメント付き シルバー

 

最低の回転数が1500回と低いのが特徴です。低めの回転数に抑えて使用したい方や、低めの回転数に抑えて使用したい部位がある方などには、うってつけの商品です。また、425gという軽量さ、11000円という安さも大きな魅力です。

 

⑤ CUTE X
ケア リラクゼーション器 全身 運動補助機器 強力振動 軽量415g 静音 クリスマスギフト 誕生日プレゼント 日本語取扱説明書付き 一年間メーカー保証 (グレー)

 

マッサージガンは、1分間に数千回振動するため、大なり小なり音が気になるところです。さすがに、隣人との関係で深夜に使うのをためらうような「騒音」ではありませんが、同じ部屋に他の人や、赤ちゃんなどがいる場合などには、やはり音が気になってしまいます。そもそも音の数値を公表している製品は少ないのですが、一般的な製品は70db程度(スマートフォンの着信音が75db、図書館内が40db程度)と、それなりの音が鳴ってしまいます。CuteXは、音の数値を公表しており、最低の振動数で使用した場合に35db、最高の振動数でも55db程度と、かなり静かな設計になっています。

 

⑶ 本格モデル(プロ向けタイプ)

スポーツ後のケアや、デスクワークで固まりすぎた筋肉のケアなど、とにかくパワーと機能を求めたい方には本格的な本格モデルがおすすめ。値段も高く、サイズも大きいものの、十分なパワーと機能を備えた安心のモデルです。

 

① Theragun Pro
プロのアスリートや理学療法士も認める機能を備えた、最上位モデル。

 

Theragunシリーズは、アメリカ企業であるTherabodyの商品で、日本にはやや遅れて入ってきたため、知名度としてはまだ低いものの、世界60か国以上で使用される安心の商品と言えます。Theragunシリーズの魅力は何といってもパワーで、大きなボディと、パワーにより、しっかり圧をかけてくれます。筋肉量の多い方や、とにかくスッキリ感を求めたいという方などにはおすすめです。ただ、振動幅が16mmと長く、「叩き」感が強いため、通常の体格の人からすると、単なるマッサージ機のように感じてしまうかもしれません。反対に、振動幅10mm程度だと満足できない、筋肉の深い部分まで刺激を加えたいという方にはTheragunシリーズは唯一の選択肢といえるでしょう。Theragun Proは、その中でも最上位モデルで、加圧27㎏であり、振動幅が16㎜と、とにかくパワフルなモデルです。パワー重視の方には最高の選択肢といえるでしょう。稼働時間が4時間確保でき、またバッテリー交換に対応している点も魅力的です。お金に余裕があれば、個人的にも手を出したい商品だと思います。

なお、ソースネクスト株式会社の製品であるかのような表記がなされることがありますが、日本での販売等をソースネクスト株式会社がサポートしているためで、あくまでもTherabody社の製品です。

 

② HEYPER VOLT 2 Pro
Hypervolt 2 Proは、Hypervolt 2の1.5倍パワフルなモーターを搭載し、どんな振動機器よりも強力な振動を備えています。パワフルな振動の方が心地よい方や、アスリートの方向けによりパフォーマンスを高めるために設計されています。

 

HEYPER VOLTシリーズのプロ用モデルです。1180gと重厚感があり、また、加圧90Wと強い加圧を実現したプロモデルです。HEYPER VOLTブランドのプロモデルでありながら、値段は56000円に抑えられているため、プロモデルを探している場合にはまず選択肢に上がるモデルといえます。もっとも、稼働時間が3時間であり、バッテリー交換にも対応していないため、使い方を選びます。アスリートの方が個人で使うには十分なスペックですが、トレーナーとして複数人に連続して使用するといったような使い方の場合にはやや使い勝手が悪いでしょう。

 

③ opove APEX
世界レベル 14.5mm振幅 最大約22kg耐圧 6種類アタッチメント トータルボディケア 一年間メーカー保証(ブラック)人間工学に基づいたハンドル

 

opoveは、2018年に中国で設立され、現在では日本やアメリカを含む9ヵ国で事業を展開している、マッサージガンを代表とする健康家電の企画・開発・販売・アフターサービスを行う事業を展開している会社です。opove社のAPEXは、発売して間もないため、当該機種自体はまだ知名度も低いですが、本格モデルでありながら26900円という非常に安価な価格である点が魅力的です。既に国内外で実績のあるopove M3 Proの後継モデルであることもあり、本格モデルとして選択肢の筆頭に上がってくるモデルといえるでしょう。実機レビュー記事もあるので、是非参照してみてください。

 

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④ MYTREX REBIVE PRO
プロ仕様 筋膜 ストレッチ 電動 振動 ハンディ ガン 肩 首 腰 背中 首 肩甲骨 足 リリース 健康グッズ 筋膜ケア 筋肉 グッズ 静音設計 重心安定 マイトレックス リバイブ プロ

 

MYTREXシリーズのプロ用モデルです。高級感のあるデザインになっており、プロ感のあるモデルです。1500gと重く、値段も85800円と高いですが、バッテリー交換に対応し、稼働時間も6時間程度と、連続使用に向いているのが大きな特徴です。稼働時間が長いため、複数人で使う場合や、トレーナーの方などの使用にはおすすめです。

 

⑤ Theragun Elite
ブラック G4-ELITE-BLK-PKG-KRJP 【日本語サポート・正規品】

 

Theragunシリーズは、アメリカ企業であるTherabodyの商品で、日本にはやや遅れて入ってきたため、知名度としては低いものの、世界60か国以上で使用される安心の商品と言えます。Theragunシリーズの魅力は何といってもパワーで、大きなボディと、パワーにより、しっかり圧をかけてくれます。Theragun Eliteは、加圧18㎏であり、振動幅が16㎜と、とにかくパワフルなモデルで、Theragun Proには劣るものの、その分価格が抑えられており、パワーとコスパを求める方にはおすすめの選択肢といえるでしょう

 

⑥ Theragun Prime
G4-PRIME-PKG-KRJP 【日本語サポート・正規品】

 

Theragunシリーズの魅力は何といってもパワーで、大きなボディと、パワーにより、しっかり圧をかけてくれます。Theragun Primeは、Theragun Eliteよりもパワーを控えめにし、値段も抑えたモデルです。とはいえ加圧13㎏と十分なパワーがあるため、パワー重視で、Theragunシリーズが欲しいものの、筋肉質でもアスリートでもないため、そこまで強いパワーまで求めず、どちらかというと価格を押さえたい、という方におすすめです。

 

⑦ リカバリーガン PRO
【2wayアームで使い方が広がる】オリジナルの開閉アーム搭載で、自分では手が届きにくい背中や肩甲骨回りも楽々ケア!5種類のアタッチメントが付属、パーツに合わせて取り替えられます。

 

マッサージシートなどの健康器具で有名なDoctor Airのマッサージガンです。加圧の観点では、17.5Wで、耐圧の数値も公表されておらず、プロモデルとしてはやや物足りなさを感じます。ただ、アーム部分が開き、背面への刺激も加えやすく、また、価格が33000円となっており、プロモデルとしては安価な価格設定であるところが大きな特徴となっており、価格や機能を踏まえると、本格モデルのエントリーモデルとして選択肢となる魅力的な製品といえるでしょう。

 

8. この記事のむすび

長時間のパソコン作業など、体のメンテナンスが必要な場面は数多くありますが、手間と時間、さらにはお金がかかるためになかなかメンテナンスできていないという方も多いかと思います。

 

マッサージガンは、初期投資額こそまとまった金額になりますが、一度購入してしまえば、いつでも、お金をかけずにメンテナンスをすることができ、とても便利です。

 

安価なモデルやコンパクトなモデルなど、様々なモデルがあるため、肩こりなどに悩まされている方は、ぜひ導入してみてはいかがでしょうか。

 

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【早見表付】ビジネスインクジェットプリンターの選び方とおすすめ11選

今話題のビジネスインクジェットプリンターの選び方と、おすすめ11選をご紹介します。エプソンビジネスインクジェット複合機、キャノンビジネスインクジェット複合機、ブラザービジネスインクジェットプリンターを徹底して比較します。

 

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1. ビジネスインクジェットプリンターとは?

ビジネスインクジェットプリンターは、インクジェットプリンターでありながら、従来のインクジェットプリンターと異なり、ビジネス向けの特性を備えたプリンターです。言い換えれば、従来のインクジェットプリンターと、レーザープリンターの中間的な性質を持つプリンターです。

 

従来の家庭向けインクジェットプリンターでは、染料インクを使用してきましたが、ビジネスインクジェットプリンターでは、顔料インクを使用することで、以下のようなメリットを実現しています。

 

① ランニングコストが低い

ビジネスインクジェットプリンターの特筆すべき点は、そのランニングコストの安さです。家庭用インクジェットプリンター、レーザープリンターのどちらと比較しても、圧倒的なランニングコストの安さを誇ります

 

レーザープリンターだと、モノクロ1枚当たり3円から4円なのに対し、ビジネスインクジェットプリンターだと、モノクロ1枚当たり0.5円程度のコストしかかかりません。

 

ランニングコストを特に重視する場合、ビジネスインクジェットプリンター一択と言えます。

 

② 印刷スピードが速い

従来の家庭用インクジェットプリンターは、印刷スピードが非常に遅く、とてもビジネス向けに使用することはできませんでした。そのため、ビジネス向けには、1分あたり20枚から30枚程度の印刷スピードを誇るレーザープリンターが使用されてきました。

 

ビジネスインクジェットプリンターでは、レーザープリンターには及ばないものの、ビジネス向けとしても十分使用に耐えうる印刷スピードを実現しています。

 

プリンターの種類ごとの印刷スピード

 従来の家庭用インクジェットプリンター:数枚~10枚程度/分

 ビジネスインクジェットプリンター  :15枚~20枚程度/分

 レーザープリンター         :20枚~30枚程度/分

 

③ コンパクトで軽量な本体

レーザープリンターは、その仕組み上、軽い機種でも15㎏以上と、非常に重く、また本体サイズが大きいため、プリンターのスペースを十分とれるオフィスなどを中心に導入され、家庭でレーザープリンターを導入するのは厳しい状況にありました。

 

ビジネスインクジェットプリンターは、「インクジェットプリンター」であり、その仕組み上、コンパクトさを実現することができ、高機能な機種でも10㎏未満の機種が多く取り揃えられています。

 

家庭用インクジェットプリンターと比べると、やや大きいものの、家庭でも十分置くことのできるコンパクトさを実現しているといえます。

 

特に、複合機となると、レーザープリンターはかなり大型となってしまうため、家庭に設置するには、ビジネスインクジェットプリンター一択となるでしょう。

 

④ 印刷物の耐水性の向上

従来の家庭用インクジェットプリンターでは、染料インクを使用しており、上からマーカーをひくと滲むなど、ビジネス向けにはやや使いにくいものでした。ビジネスインクジェットプリンターでは、顔料インクを使用することで、レーザープリンターには劣るものの、耐水性を上昇させ、ビジネス向けにも耐えうる水準となっています。

 

⑤ 大容量インクタンク

従来の家庭用インクジェットプリンターでは、数百枚から1000枚程度でインクの交換が必要であったため、大量の印刷をする場合、インク交換の頻度が高くなり、手間のかかるプリンターとなってしまっていました。これに対し、ビジネスインクジェットプリンターでは、ビジネス向けを考慮し、大容量のインクタンクを備えた機種が多数出されています。機種にもよりますが、一度の補充で6000枚から8000枚程度印刷が可能となります。

 

ビジネスインクジェットプリンターのメリット

 ①インク交換の頻度が低い

 ②1枚当たりの印刷コストが低く抑えられる

 

ビジネスインクジェットプリンターの中間的な部分 

 ①印刷スピード

 ②水に対する強さ、滲みにくさ

 ③本体サイズ

 

ビジネスインクジェットプリンターのデメリット

 ①本体価格が高い

 

2. 主要メーカーと選び方のポイント

⑴ 主要メーカー

ビジネスインクジェットプリンターは、Epsonが先駆け的存在であり、Canonがそれに次ぐ存在となっています。

 

⑵ 選び方のポイント

在宅ワークで使用するプリンターという視点で見ると、①サイズ・重量、②ランニングコスト、③印刷スピード、④給紙容量、⑤対応用紙サイズ、⑥両面印刷の可否、⑦耐久性、⑧複合機か否かなど選ぶ際に重要となってきます。

 

ビジネスインクジェットプリンターでは、その特性である、①サイズ・重量、②ランニングコスト、③印刷スピードあたりが特に重要と言えるでしょう。一般に、大きく重くなるほど性能は良くなるので、どのあたりが落としどころかを考える必要があるでしょう。 

 

3. 性能早見表

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※ 拡大表示してご参照ください。拡大表示しても見にくい場合は、こちらのリンクをご参照下さい。

※ 印刷スピードは、ISO基準の測定方法に則った「ipm」が使用されているケースと、メーカー独自の測定方法に則った「ppm」が使用されているケースがありますが、早見表では区別していません。

 

4. Step-pediaのおススメ

第1位 Epson EW-M630TB/TW
A4カラープリント対応 エコタンク搭載 インクジェットプリンタ複合機

ビジネスインクジェットプリンターの最高峰の機種と言えるでしょう。重量5.8㎏と軽量かつコンパクトなボディであるにもかかわらず、印刷スピードはモノクロで1分あたり15枚、カラーで1分あたり8枚と、レーザープリンターには劣るものの、かなり優秀な水準を誇っています。さらに、印刷コストは、モノクロで1枚当たり0.4円、カラーで1枚当たり1円と、圧倒的に低コストである点が魅力的です。自動両面印刷対応、スキャナー付きと、オールマイティな機種と言えるでしょう。「エコタンク」搭載モデルであり、インクタンクが大きいため、インクの補充の手間もかなり軽減されます。

 

第2位 Canon G6030
A4インクジェット複合機 特大容量ギガタンク搭載

重量8.1kgと、家庭用にも十分導入できる軽量さ、コンパクトさを実現しつつ、印刷スピードは、モノクロで1分あたり13枚、カラーで1分あたり6.8枚と高速です。また、印刷コストも、モノクロで1枚当たり0.5円、カラーで1枚当たり1円と、圧倒的に低コストです。自動両面印刷に対応した複合機で、機能面は文句なしと言えるでしょう。「特大容量タンク」搭載モデルであり、インクタンクが大きいため、インクの補充の手間もかなり軽減されます。

 

第3位 Epson PX-M730F
エプソン A4ビジネスインクジェットカラー複合機 FAX PX-M730F

重量8.9㎏と軽量かつコンパクトでありながら、スキャナー機能に加え、FAX機能まで搭載している驚きの製品です。印刷スピードも、モノクロ印刷で1分あたり21枚、カラー印刷で1分あたり11枚とレーザープリンターに迫るほどの早さを実現しています。印刷コストは、モノクロ1枚当たり3.6円、カラー1枚当たり10.5円と、ビジネスインクジェットプリンターの中ではやや高いですが、モノクロ印刷はレーザープリンターの一般的な水準、カラー印刷はレーザープリンターの約半額程度にはおさまっており、ランニングコストを特に重視する方でない限り、許容範囲の水準と言えるでしょう。FAX機能を含めオールマイティな機能を有するコンパクトな複合機がほしい方には打ってつけの製品です。

多少ランニングコストを犠牲にしても印刷スピードを重視したい方には、Epson PX-M730Fが、多少印刷スピードを犠牲にしても、ランニングコストを重視したい方には、Canon G7030が、それぞれおすすめです。

 

第4位 Canon G7030
Canon プリンター A4インクジェット複合機 特大容量ギガタンク搭載 G7030

重量8.9㎏と軽量かつコンパクトでありながら、スキャナー機能に加え、FAX機能まで搭載している驚きの製品です。印刷コストは、モノクロ1枚当たり0.4円、カラー1枚当たり1円と、ビジネスインクジェットプリンターの中でもトップクラスの安さです。印刷スピードは、モノクロ印刷で1分あたり13枚、カラー印刷で1分あたり6.8枚と、ビジネスインクジェットプリンターの中ではやや遅い速度と言えますが、印刷スピードを特に重視する方でない限り、許容範囲の水準と言えるでしょう。FAX機能を含めオールマイティな機能を有するコンパクトな複合機がほしい方には打ってつけの製品です。

多少印刷スピードを犠牲にしても、ランニングコストを重視したい方には、Canon G7030が、多少ランニングコストを犠牲にしても印刷スピードを重視したい方には、Epson PX-M730Fが、それぞれおすすめです。

 

第5位 Canon G3360 
Canon プリンター 特大容量ギガタンク搭載 A4カラーインクジェット複合機 G3360 テレワーク向け

とにかくコンパクトな複合機がほしい、という方におすすめです。両面非対応である点がやや何点ですが、その分Canon G6030に近い水準の機能をよりコンパクトなサイズで実現しています。自動両面が必須ではなく、コンパクトな複合機が欲しい場合は特におすすめの製品と言えます。

 

第6位 Canon G1310
Canon プリンター 特大容量ギガタンク搭載 A4カラーインクジェット G1310 テレワーク向け

とにかくコンパクトなプリンターがほしい!という方におすすめです。両面非対応である点がやや難点ですが、その分Canon G6030、Canon G3360に近い水準の機能を更にコンパクトなサイズで実現しています。自動両面が必須ではなく、スキャナーも不要という場合で、コンパクトさを追求したい場合は特におすすめです。

 

第7位 Epson PX-M270T
エプソン プリンター A4 モノクロ インクジェット 複合機 エコタンク搭載 PX-M270T FAX機能なし ワークスタイル応援フェアキャンペーンモデル PX-M270TR2 中

モノクロ印刷に絞ることで、6.4㎏と軽量なボディで、1分あたり20枚というレーザープリンターに迫る水準の印刷スピードを実現しています。印刷コストも、モノクロ1枚あたり0.5円と、トップクラスの安さを実現しています。カラー印刷が不要で、高機能な複合機がほしい方におすすめです。

 

第8位 Canon GM4030
Canon プリンター A4インクジェットモノクロ 特大容量ギガタンク搭載 GM4030

モノクロ印刷に絞ることで、9.2㎏と比較的軽量なボディで、1分あたり13枚という比較的高い水準の印刷スピードを実現しています。印刷コストも、モノクロ1枚あたり0.4円と、トップクラスの安さを実現しています。

 

第9位 Epson PX-M160T
エプソン PX-M160T エコタンク搭載プリンター ブラック

カラー印刷及び自動両面印刷が不要で、高機能な複合機がほしい方におすすめです。モノクロ印刷で、1分あたり15枚という高い水準の印刷スピードを実現しながらも、6.2kgという軽量さを実現しています。印刷コストも、モノクロ1枚あたり0.5円と、トップクラスの安さを実現しています。

 

第10位 Canon GM2030
Canon プリンター A4インクジェットモノクロ 特大容量ギガタンク搭載 GM2030

カラー印刷及びスキャナーが不要で、高機能なプリンターがほしいという方にはおすすめの製品です。モノクロ印刷で、1分あたり13枚という高い水準の印刷スピードを実現しながらも、6.0kgという軽量さを実現しています。印刷コストも、モノクロ1枚あたり0.4円と、トップクラスの安さを実現しています。

 

第11位 Brother DCP-J988N
ブラザー プリンター 大容量インク型 A4 インクジェット複合機 DCP-J988N (ADF/有線・無線LAN/手差しトレイ/両面印刷)

カラー印刷にも対応し、自動両面印刷にも対応した複合機で、オールマイティなモデルです。他のビジネスインクジェットプリンターと比べると機能面でやや全体的に劣りますが、いずれも合格ラインと言える水準です。

 

5. この記事の結び

コンパクトではあるものの、文書印刷には使いにくかった従来のインクジェットプリンターと、文書印刷に向いているものの本体サイズが大きかったレーザープリンターの、中間的な性質を有するプリンターとして、「これを欲していた!」という方も多いのではないでしょうか。

 

本体価格はそれなりに高いものの、耐久性もあり、なによりランニングコストが群を抜いて低いため、かなり使い勝手の良いプリンターになるものと思います。

 

レーザープリンターと比較してみたい、という方は以下の記事を参照してみてください。

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また、家庭にも何とか導入できるレーザープリンターを探したい、という方は以下の記事を参照してみてください。

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また、その他の在宅関係グッズについて以下の記事で紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

 

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【早見表付】レーザープリンター家庭用の選び方とおすすめ8選

モノクロレーザープリンターやレーザープリンター複合機を含め、家庭用のレーザープリンターのおすすめ機種を用途に合わせて選べるよう、徹底比較します。インク代に相当するトナー価格を踏まえ、1枚あたりの印刷コストまで比べ、早見表付きで比較しているので、ぜひご参照ください。

 

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1.レーザープリンターとは?

レーザープリンターとは、粒子である「トナー」で印刷を行うプリンターのことです。

 

「インク」を使用して印刷するインクジェットプリンターと異なり、インクを乾かす必要がないため、印刷スピードが非常に速いのが特徴です。

 

⑴ レーザープリンターのメリット

① 印刷スピードが非常に速い

レーザープリンターの最も大きな強みは、その印刷スピードです。一般的な家庭用インクジェットプリンターが、1分あたり数枚~10枚程度なのに対し、レーザープリンターは、1分あたり20枚から30枚と、圧倒的な速さを誇ります。

 

② 水に強く滲みにくい

レーザープリンターは、インクを使用しないため、耐水性に優れています

 

家庭用インクジェットプリンターで印刷したものは、マーカーで線をひくと滲んでしまいますが、レーザープリンターは、滲みません。図書館やコンビニなどのプリンターの印刷物を想像してもらえると良いかと思います。

 

③ トナー交換の頻度が低い

レーザープリンターは、トナー一つあたりの印刷可能枚数が多く、インクジェットプリンターのインク交換の手間に比べると、圧倒的に手間がかからないといえます。

 

一般的な家庭用インクジェットプリンターは、数百枚~1000枚程度なのに対し、レーザープリンターのトナーは、1万枚以上の印刷が可能なものもあります。

 

④ 1枚当たりの印刷コストが比較的低く抑えられる

レーザープリンターは、一般的に、家庭用インクジェットプリンターに比べ、1枚あたりの印刷コストが安く済む傾向にあります。イメージとしては、約3分の2程度のコストで済みます。

 

家庭用インクジェットプリンターは、本体を安く売り、インクで稼ぐというビジネスモデルであるため、ランニングコストが高くつく傾向にあります。

 

⑵ レーザープリンターのデメリット

① 本体が大きく、重い

レーザープリンターの大きなデメリットは、本体サイズです。15㎏でも軽い機種となり、複合機となると25㎏以上となるため、スペースをとってしまいます。

 

家庭用インクジェットプリンターのイメージで購入すると、思った以上に大きかった、ということが起こりうるため、サイズや重量は要チェックです。

 

② 本体価格が高い

機種にもよりますが、家庭用インクジェットプリンターに比べ、本体価格が高い傾向にあります。

 

大量に印刷する場合は、その分ランニングコストが安くなるため、トータルで見ると問題ではありませんが、あまり印刷しない場合には、設置のハードルが高くなります。

 

③ トナー代が高い

こちらも本体価格と同様ですが、トナー一つあたりで10000以上の印刷が可能なこともあり、初期投資額が高くついてしまいます。もっとも、大量に印刷する場合は、その分ランニングコストが安くなるため、トータルで見ると問題ではありません

 

2. 主要メーカーと選び方のポイント

⑴ 主要メーカー

家庭で使用し得るプリンターに限定すると、レーザープリンターはBrotherが特に強い状況と言えるでしょう。

 

⑵ 選び方のポイント

在宅ワークで使用するプリンターという視点で見ると、①サイズ・重量、②ランニングコスト、③印刷スピード、④給紙容量、⑤対応用紙サイズ、⑥両面印刷の可否、⑦耐久性、⑧複合機か否かなど選ぶ際に重要となってきます。

 

特に、サイズ・重量は、想像以上に大きく・重いものが多いので、特に重要です。一般に、大きく重くなるほど性能は良くなるので、どのあたりが落としどころかを考える必要があるでしょう。 

 

3. 性能早見表

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※ 拡大表示してご参照ください。拡大表示しても見にくい場合は、こちらのリンクをご参照下さい。

※ 印刷スピードは、ISO基準の測定方法に則った「ipm」が使用されているケースと、メーカー独自の測定方法に則った「ppm」が使用されているケースがありますが、早見表では区別していません。

 

4. Step-pediaのおススメ

第1位 Brother HL-L3230CDW
レーザープリンター A4カラー/24PPM/両面印刷/有線・無線LAN

家庭用のレーザープリンターとしては最もメジャーな機種と言えるでしょう。重量が18.1㎏であり、一般的なインクジェットと比べると大きいものの、レーザープリンターの中では比較的小型なサイズと言えます。カラー印刷、両面自動印刷にも対応し、レーザープリンターとして必要な機能は備えています。

レーザープリンターとして十分な機能を求めつつ、比較的コンパクトなものを購入したい場合には、おすすめの商品です。印刷スピード及び印刷コスト面で多少妥協しても、よりコンパクトなモデルがほしい場合は、Canon LBP622Cがおすすめです。

 

第2位 Canon LBP622C
接続方法:有線LAN、無線LAN、USBケーブル

モノクロ、カラー共に1分当たり21枚の印刷スピードを実現し、自動両面印刷にも対応しながら、14kgという比較的コンパクトなサイズにまとまったモデルです。大きな差ではないですが、機能面を追求したい場合はBroteher HL-L3230CDWが、コンパクトさを追求したい場合は、この商品が、それぞれおすすめです。

 

第3位 Brother HL-L2330D
A4モノクロ 30PPM 両面印刷

モノクロ印刷限定ですが、自動両面印刷には対応し、特筆すべきは何よりその軽量さ、コンパクトさです。印刷スピードは、1分あたり30枚とかなり高速であるにもかかわらず、本体重量7.2kgと家庭向けにも十分設置できるコンパクトさを実現しています。

コンパクトなモノクロレーザープリンターであれば、Canon LBP162/LBP161か、この商品かの2択になるものと思いますが、Canon LBP162/LBP161よりやや機能面で優れています。

 

第4位 Canon LBP162/161 
Canon A4モノクロレーザープリンター Satera LBP162

モノクロ印刷限定ですが、自動両面印刷には対応し、特筆すべきは何よりその軽量さ、コンパクトさです。印刷スピードは、1分あたり28枚とかなり高速であるにもかかわらず、本体重量7kgと家庭向けにも十分設置できるコンパクトさを実現しています。

コンパクトなモノクロレーザープリンターであれば、Brother HL-L2330Dか、この商品かの2択になるものと思いますが、Brother HL-L2330Dよりやや機能面で劣っているものの、ややコンパクトなモデルとなっています。

 

第5位 Canon LBP6040/LBP6030
キヤノン A4モノクロレーザープリンター Satera LBP6030 8468B005

モノクロ印刷のみで、スキャナーも対応しておらず、自動両面印刷にも対応していませんが、レーザープリンターでありながら、5kgという軽量さを実現しています。レーザープリンターがほしいものの、とにかくコンパクトさを追求したい、という方にはおすすめです。

 

第6位 Brother MFC-L3770CDW
複合機 A4カラー/FAX/24PPM/両面印刷/有線・無線LAN/ADF

レーザープリンターの複合機の中では比較的小型ではあるものの、重量が24.5㎏とかなり大型になります。ただ、カラー印刷、両面自動印刷にも対応し、レーザープリンターとして必要な機能を十分に備えています。

 

第7位 Epson LP-S180DN/LP-S180D
エプソン lp s 180 dn a 4 モノクロ モノクロページプリンタ ページ プリンタ

モノクロ印刷限定ですが、自動両面印刷には対応しています。印刷スピードは、1分あたり30枚と高速であるにもかかわらず、本体重量14kgと比較的コンパクトです。普通紙耐久枚数10万枚と高耐久であることから、モノクロ印刷のみを大量に行う方にはおすすめの機種と言えます。

 

第8位 Epson LP-S6160
【新品】EPSON LP-S6160【A3カラープリンタ】

本体重量44kgとかなり大型な製品となります。自動両面には対応していないものの、モノクロ、カラー共に1分当たり21枚の印刷スピードを実現しています。特筆すべきは、耐久性で、60万枚の印刷に耐えるモデルです。印刷スピードも速く、とにかく大量の印刷をする場合には、おすすめの商品と言えます。

 

4. この記事の結び

以上、家庭でも導入できるレーザープリンターのご紹介でした。

 

レーザープリンターは小型化が難しく、家庭で導入できるサイズのものは少ないのが現状です。ただ、導入し、その圧倒的スピードを体感してしまうと、もう家庭用インクジェットプリンターには戻れません。

 

もっとも、最近ではビジネスインクジェットプリンターという新たな選択肢も登場しています。こちらも気になる方は、以下の記事を参照してみて下さい。

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また、その他の在宅関係グッズについて以下の記事で紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

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【早見表付】ビジネスインクジェットvsレーザープリンター 徹底比較!

ビジネス向けのプリンターは、その性質や印刷スピードなどから、長らくレーザープリンターが主流でしたが、最近では、第2の選択肢として、コストパフォーマンスに優れたビジネスインクジェットプリンターが注目されています。

 

この記事では、家庭や、小さいオフィスでの使用を念頭に置き、どちらが優れているのか、インク代やトナー価格を含め、メジャーな19機種を徹底比較します。早見表では、モノクロレーザープリンターや複合機まで徹底比較しているので、キャノンビジネスインクジェット、エプソンビジネスインクジェット複合機、レーザープリンター家庭用のどれを選ぶべきかが一目瞭然です。

 

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1. プリンターの種類

⑴ 従来のインクジェットプリンターとは?

インクジェットプリンターとは、液体である「インク」で印刷を行うプリンターのことです。

 

この「インク」には、顔料インクと染料インクの2種類がありますが、一般的なインクジェットプリンターでは、通常染料インクが用いられます(顔料インクについては後述。)。

 

染料インクは、紙の内部まで浸透する性質を持っており、色鮮やかな表現が可能になるため、写真印刷には向いています

 

また、インクジェットプリンターは、その仕組み上コンパクトに作ることができ、消費電力も小さいというメリットもあります。

 

更に、製造コストの点や、メーカーの戦略もあり、非常に安価な機種が多数そろっているため、導入時のコストが低く済むのも大きなメリットです。

 

他方で、印刷に使用する染料インクは、紙の内部まで浸透する液体であるため、乾くまでに時間がかかるうえ、印刷スピードも非常に遅いです。さらに、染料インクの性質上、非常に滲みやすく、マーカーなどで線を引くと文字がにじんでしまいます。

 

また、インクの交換頻度が多いため、手間のかかるプリンターと言えます。加えて、本体を安くし、インク代を高くすることで利益を出すというビジネスモデルであるため、ランニングコストが高く、印刷量が多いとかえって高くつくことになります。

 

このように、従来の一般的なインクジェットプリンターは、写真印刷も文書印刷も行いたいものの、印刷頻度は高くないといった、一般家庭向けの製品と言えます。

 

従来のインクジェットプリンターのメリット

 ①解像度が高く、写真印刷に適している

 ②本体価格が安い

 ③本体サイズが小さい

 ④消費電力が少ない

 

従来のインクジェットプリンターのデメリット

 ①印刷スピードが遅い

 ②文書印刷の場合、マーカー等でにじむ

 ③インク交換の頻度が高い

 ④インク代が高い

 

⑵ レーザープリンターとは?

レーザープリンターとは、粒子である「トナー」で印刷を行うプリンターのことです。

 

粒子によって印刷を行うため、「インクを乾かす時間」が不要となり、印刷スピードが非常に速いのが特徴です。また、インクと異なり、水に強く、マーカー等で上から線を引いても滲みません

 

また、トナーは、トナー自体高価であるものの、トナー一つ当たりの印刷可能枚数が多く、インクジェットプリンターと比べ、トナー交換の手間が圧倒的に少なく済みます

 

他方で、その仕組み上、本体サイズが大きく、そして重くなり、消費電力も大きくなることがデメリットです。また、本体価格も高いため、一般的な家庭向けのプリンターとは言えません。

 

特に、スキャナーとセットになった複合機となると、かなりのサイズとなるため、設置できる家庭はかなり限られてしまいます。

 

レーザープリンターのメリット

 ①印刷スピードが速い

 ②水に強くにじみにくい

 ③トナー交換の頻度が低い

 ④1枚当たりの印刷コストが低く抑えられる

 

レーザープリンターのデメリット

 ①本体が大きく、消費電力も大きい

 ②本体価格が高い

 ③トナー代が高い

 ④解像度が低く、写真向きではない

 

⑶ ビジネスインクジェットプリンターとは?

ビジネスインクジェットプリンターは、インクジェットプリンターでありながら、従来のインクジェットプリンターと異なり、ビジネス向けの特性を備えたプリンターです。

 

具体的には、ビジネスインクジェットプリンターでは、「顔料インク」を使用することで、印刷スピードを向上させ、水によるにじみも置きにくく、裏写りもしにくく、かつ紙がふやけることも大幅に軽減されています。

 

もっとも、家庭用インクジェットプリンターと比べて大幅に改善したとは言え、レーザープリンターに比べると、これらの点はやや劣るものとなります。

 

ただ、レーザープリンターに比べると、ランニングコスト、サイズ・重量の点で圧倒的に優れており、在宅ワークにはまさにうってつけのプリンターといえるでしょう。

 

性能については、基本的に、家庭用インクジェットプリンターと、レーザープリンターの中間的な性能となっており、その点がそれぞれメリットであり、デメリットと言えるでしょう。

 

例えば、印刷スピードの目安は以下の通りです。

 

【プリンターの種類ごとの印刷スピード】

 従来のインクジェット :数枚~10枚程度/分

 ビジネスインクジェット:15枚~20枚程度/分

 レーザープリンター  :20枚~30枚程度/分

 

また、ビジネス向けということで、大容量タンクが搭載されている機種が多く、インク交換の頻度が低いことが大きなメリットと言えるほか、家庭用インクジェットプリンター、レーザープリンターのどちらと比べても、ランニングコストが圧倒的に低いのが大きなメリットと言えるでしょう。

 

ビジネスインクジェットプリンターのメリット

 ①インク交換の頻度が低い

 ②1枚当たりの印刷コストが低く抑えられる

 

ビジネスインクジェットプリンターの中間的な部分 

 ①印刷スピード

 ②水に対する強さ、滲みにくさ

 ③本体サイズ

 

ビジネスインクジェットプリンターのデメリット

 ①本体価格が高い

 

2. 主要メーカーと選び方のポイント

⑴ 主要メーカー

家庭で使用し得るプリンターに限定すると、レーザープリンターはBrotherが特に強く、ビジネスインクジェットプリンターは、Epsonが先駆け的存在であり、次いでCanonが特に強い状況と言えるでしょう。

 

⑵ 選び方のポイント

在宅ワークで使用するプリンターという視点で見ると、①サイズ・重量、②ランニングコスト、③印刷スピード、④給紙容量、⑤対応用紙サイズ、⑥両面印刷の可否、⑦耐久性、⑧複合機か否かなど選ぶ際に重要となってきます。

 

特に、サイズ・重量は、大きく・重いものが多いので、「思ったより大きい」ということになりかねないので注意が必要です。一般に、大きく重くなるほど性能は良くなるので、どのあたりが落としどころかを考える必要があるでしょう。 

 

サイズや性能を比較すると、印刷スピードを重視するのであればレーザープリンター、サイズやランニングコストを重視するのであれば、ビジネスインクジェットプリンターとなります。

 

複合型のレーザープリンターは、残念ながら家庭用とは言い難いサイズのものしかないのが現状で、複合型を選ぶ場合は、ビジネスインクジェットプリンター一択と言えるでしょう。

 

3. 性能早見表

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※ 拡大表示してご参照ください。拡大表示しても見にくい場合は、こちらのリンクをご参照下さい。

※ 印刷スピードは、ISO基準の測定方法に則った「ipm」が使用されているケースと、メーカー独自の測定方法に則った「ppm」が使用されているケースがありますが、早見表では区別していません。

 

4. Step-pediaのおススメ

⑴ サイズ重視(10㎏以下)

第1位 Epson EW-M630TB/TW〔Business Inkjet〕
A4カラープリント対応 エコタンク搭載 インクジェットプリンタ複合機

ビジネスインクジェットプリンターの最高峰の機種と言えるでしょう。重量は5.8㎏と軽量で、比較的コンパクトなプリンターといえます。また、印刷スピードはモノクロで1分あたり15枚、カラーで1分あたり8枚と、レーザープリンターには劣るものの、かなり優秀な水準です。印刷コストは、モノクロで1枚当たり0.4円、カラーで1枚当たり1円と、圧倒的に低コストである点が魅力的です。Mac OSに対応し、自動両面印刷にも対応しているうえ、スキャナー付きであり、十分な機能を備えています。また、給紙枚数も150枚、普通紙耐久枚数も5万枚と、十分な水準です。「エコタンク」搭載モデルであり、インクタンクが大きいため、インクの補充の手間もかなり軽減されます。

サポートの対応が悪いといわれている点が難点ですが、機能面を見れば最高の選択肢と言えるでしょう。

 

第2位 Canon G6030〔Business Inkjet〕
A4インクジェット複合機 特大容量ギガタンク搭載

重量は8.1kgであり、やや大きいものの、比較的コンパクトな水準は維持しています。機能面では、Epsonに比べるとやや劣りますが、十分な水準を維持しており、印刷スピードは、モノクロで1分あたり13枚、カラーで1分あたり6.8枚と十分に高速です。また、印刷コストも、モノクロで1枚当たり0.5円、カラーで1枚当たり1円と、圧倒的に低コストです。Mac OSに対応し、自動両面印刷にも対応しているうえ、スキャナー付きであり、最低限の機能は十分備えています。また、給紙枚数も250枚、普通紙耐久枚数も6万枚と、十分な水準です。「特大容量タンク」搭載モデルであり、インクタンクが大きいため、インクの補充の手間もかなり軽減されます。

Epsonと比べると、機能面でやや劣ること、また、液晶が小さいため、操作性が悪いことがデメリットと言えます。ただ、機能面は、Epsonに比べて多少劣るというだけで、十分と言える水準と言えること、液晶の点も操作を覚えてしまえばあまり問題にならないことなどから、ビジネスインクジェットプリンターを検討する場合、まず考慮すべき選択肢といえます。サポートの良さを求め、Epsonではなく、Canonを選択している方も多いようです。

 

第3位 Brother HL-L2330D〔Laser〕
A4モノクロ 30PPM 両面印刷

レーザープリンターの中では、重量が7.2㎏と、特にコンパクトなプリンターで、家庭でも設置しやすいモデルです。給紙可能枚数は250枚と十分であり、印刷スピードも、片面印刷で1分あたり30枚、両面印刷で1分あたり15枚と、かなり高速です。印刷コストも、1枚当たり3円程度と、レーザープリンターの中では優秀な方と言えます。自動両面印刷に対応し、MacOSにも対応しており、最低限の機能を備えています。

また、普通紙耐久枚数は、5万枚とされており、耐久性の点で特に優れているとまでは言えないものの、十分な数と言えるでしょう。

モノクロ印刷のみであるため、最低限の機能のみを求めるユーザー向きですが、家庭での利用を考えると十分選択肢として入ってくるモデルです。自分で確認する用の書類の印刷なので、モノクロで十分であるものの、とにかく印刷スピードを重視したい、といった方や、レーザープリンターが欲しいがサイズが大きいのが気になる、といった方には、おすすめの商品です。Canon LBP162/LBP161か、この商品かの2択になるものと思いますが、Canon LBP162/LBP161よりやや機能面で優れています。

 

第4位 Canon LBP162/LBP161〔Laser〕 
Canon A4モノクロレーザープリンター Satera LBP162

モノクロ印刷のみでよく、スキャナーも不要であるが、印刷スピードを重視したいユーザー向けです。Brother HL-L2330Dか、この商品かの2択になるものと思いますが、Brother HL-L2330Dよりやや機能面で劣っていますが、全く引けを取らないモデルであり、有力な選択肢といえます。

 

第5位 Epson PX-M730F〔Business Inkjet〕
エプソン A4ビジネスインクジェットカラー複合機 FAX PX-M730F

スキャナー機能に加え、FAX機能まで搭載しているにもかかわらず、8.9kgとかなりコンパクトなサイズに押さえている商品です。また、印刷スピードも、モノクロ印刷で1分あたり21枚、カラー印刷で1分あたり11枚とレーザープリンターに迫るほどの早さを実現しています。印刷コストは、モノクロ1枚当たり3.6円、カラー1枚当たり10.5円と、ビジネスインクジェットプリンターの中ではやや高いですが、モノクロ印刷はレーザープリンターの一般的な水準、カラー印刷はレーザープリンターの約半額程度にはおさまっており、ランニングコストを特に重視する方でない限り、許容範囲の水準と言えるでしょう。FAX機能を含めオールマイティな機能を有するコンパクトな複合機がほしい方には打ってつけの製品です。

多少ランニングコストを犠牲にしても印刷スピードを重視したい方には、Epson PX-M730Fが、多少印刷スピードを犠牲にしても、ランニングコストを重視したい方には、Canon G7030が、それぞれおすすめです。

 

第6位 Canon G7030〔Business Inkjet〕
Canon プリンター A4インクジェット複合機 特大容量ギガタンク搭載 G7030

スキャナー機能に加え、FAX機能まで搭載しているにもかかわらず、9.6kgとかなりコンパクトなサイズに押さえている商品です。また、印刷コストは、モノクロ1枚当たり0.4円、カラー1枚当たり1円と、ビジネスインクジェットプリンターの中でもトップクラスの安さです。印刷スピードは、モノクロ印刷で1分あたり13枚、カラー印刷で1分あたり6.8枚と、ビジネスインクジェットプリンターの中ではやや遅い速度と言えますが、印刷スピードを特に重視する方でない限り、許容範囲の水準と言えるでしょう。FAX機能を含めオールマイティな機能を有するコンパクトな複合機がほしい方には打ってつけの製品です。

多少印刷スピードを犠牲にしても、ランニングコストを重視したい方には、Canon G7030が、多少ランニングコストを犠牲にしても印刷スピードを重視したい方には、Epson PX-M730Fが、それぞれおすすめです。

 

第7位 Canon G3360〔Business Inkjet〕 
Canon プリンター 特大容量ギガタンク搭載 A4カラーインクジェット複合機 G3360 テレワーク向け

とにかくコンパクトな複合機がほしい、という方にはうってつけの製品です。両面非対応である点がやや何点ですが、その分Canon G6030に近い水準の機能をよりコンパクトなサイズで実現しています。自動両面が必須ではなく、スキャナーはほしいという場合で、コンパクトさを追求したい場合は特におすすめの製品と言えます。

 

第8位 Canon G1310〔Business Inkjet〕 
Canon プリンター 特大容量ギガタンク搭載 A4カラーインクジェット G1310 テレワーク向け

とにかくコンパクトなプリンターがほしい、という方にはうってつけの製品です。両面非対応である点がやや何点ですが、その分Canon G6030、Canon G3360に近い水準の機能を更にコンパクトなサイズで実現しています。自動両面が必須ではなく、スキャナーも不要という場合で、コンパクトさを追求したい場合は特におすすめの製品と言えます。

 

第9位 Epson PX-M270T〔Business Inkjet〕 
エプソン プリンター A4 モノクロ インクジェット 複合機 エコタンク搭載 PX-M270T FAX機能なし ワークスタイル応援フェアキャンペーンモデル PX-M270TR2 中

カラー印刷が不要で、高機能な複合機がほしいという方にはおすすめの製品です。モノクロ印刷で、1分あたり20枚というレーザープリンターに迫る水準の印刷スピードを実現しながらも、6.4kgという軽量さを実現しています。印刷コストも、モノクロ1枚あたり0.5円と、トップクラスの安さを実現しています。

 

第10位 Canon GM4030〔Business Inkjet〕 
Canon プリンター A4インクジェットモノクロ 特大容量ギガタンク搭載 GM4030

カラー印刷が不要で、高機能な複合機がほしいという方にはおすすめの製品です。モノクロ印刷で、1分あたり13枚という水準の印刷スピードを実現しながらも、9.2kgという比較的軽量なモデルとなっています。印刷コストも、モノクロ1枚あたり0.4円と、トップクラスの安さを実現しています。

 

第11位 Epson PX-M160T〔Business Inkjet〕 
エプソン PX-M160T エコタンク搭載プリンター ブラック

カラー印刷及び自動両面印刷が不要で、高機能な複合機がほしいという方にはおすすめの製品です。モノクロ印刷で、1分あたり15枚という高い水準の印刷スピードを実現しながらも、6.2kgという軽量さを実現しています。印刷コストも、モノクロ1枚あたり0.5円と、トップクラスの安さを実現しています。

 

第12位 Canon GM2030〔Business Inkjet〕 
Canon プリンター A4インクジェットモノクロ 特大容量ギガタンク搭載 GM2030

カラー印刷及びスキャナーが不要で、高機能なプリンターがほしいという方にはおすすめの製品です。モノクロ印刷で、1分あたり13枚という高い水準の印刷スピードを実現しながらも、6.0kgという軽量さを実現しています。印刷コストも、モノクロ1枚あたり0.4円と、トップクラスの安さを実現しています。

 

第13位 Canon LBP6040/LBP6030〔Laser〕 
キヤノン A4モノクロレーザープリンター Satera LBP6030 8468B005

モノクロ印刷のみで、スキャナーも対応しておらず、自動両面印刷にも対応していませんが、レーザープリンターでありながら、5kgという軽量さを実現しています。レーザープリンターがほしいものの、コンパクトさを追求したい、という方にはおすすめです。

 

第14位 Brother DCP-J988N〔Business Inkjet〕 
ブラザー プリンター 大容量インク型 A4 インクジェット複合機 DCP-J988N (ADF/有線・無線LAN/手差しトレイ/両面印刷)

カラー印刷にも対応し、自動両面印刷にも対応した複合機で、オールマイティなモデルです。他のビジネスインクジェットプリンターと比べると機能面でやや全体的に劣りますが、いずれも合格ラインと言える水準です。

 

⑵ スピード重視

第1位 Brother HL-L3230CDW〔Laser〕
レーザープリンター A4カラー/24PPM/両面印刷/有線・無線LAN

 家庭用のレーザープリンターとしては最もメジャーな機種と言えるでしょう。重量が18.1㎏であり、一般的なインクジェットと比べると大きいものの、レーザープリンターの中では比較的小型なサイズと言えます。カラー印刷、両面自動印刷にも対応し、レーザープリンターとして必要な機能は備えています。また、給紙可能枚数は250枚と十分であり、印刷スピードも、片面印刷で1分あたり24枚、両面印刷で1分あたり8枚と、レーザープリンターとして十分優秀な印刷スピードです。印刷コストも、1枚当たりモノクロで3.1円程度、カラーで17.4円程度と、レーザープリンターとしては一般的な水準と言えるでしょう。MacOSにも対応しており、家庭で使用するプリンターとして十分な機能を備えています。

また、普通紙耐久枚数は、10万枚とされており、耐久性の点でも優秀です。

レーザープリンターとして十分な機能を求めつつ、比較的コンパクトなものを購入したい場合には、おすすめの商品です。印刷スピード及び印刷コスト面で多少妥協しても、よりコンパクトなモデルがほしい場合は、Canon LBP622Cがおすすめです。

 

第2位 Canon LBP622C〔Laser〕 
接続方法:有線LAN、無線LAN、USBケーブル

モノクロ、カラー共に1分当たり21枚の印刷スピードを実現し、自動両面印刷にも対応しながら、14kgという比較的コンパクトなサイズにまとまったモデルです。大きな差ではないですが、機能面を追求したい場合はBroteher HL-L3230CDWが、コンパクトさを追求したい場合は、この商品が、それぞれおすすめです。

 

第3位 Brother MFC-L3770CDW〔Laser〕
複合機 A4カラー/FAX/24PPM/両面印刷/有線・無線LAN/ADF

レーザープリンターの複合機の中では比較的小型ではあるものの、重量が24.5㎏とかなり大型になります。ただ、カラー印刷、両面自動印刷にも対応し、レーザープリンターとして必要な機能は備えています。また、給紙可能枚数は250枚と十分であり、印刷スピードも、片面印刷で1分あたり24枚、両面印刷で1分あたり8枚と、レーザープリンターとして十分優秀な印刷スピードです。印刷コストも、1枚当たりモノクロで3.1円程度、カラーで17.4円程度と、レーザープリンターとしては一般的な水準と言えるでしょう。MacOSにも対応しており、最低限の機能を備えています。

また、普通紙耐久枚数は、10万枚とされており、耐久性の点でも優秀です。

 

第4位 Epson LP-S6160〔Laser〕 
【新品】EPSON LP-S6160【A3カラープリンタ】

本体重量44kgとかなり大型な製品となります。自動両面には対応していないものの、モノクロ、カラー共に1分当たり21枚の印刷スピードを実現しています。特筆すべきは、耐久性で、60万枚の印刷に耐えるモデルです。印刷スピードも速く、とにかく大量の印刷をする場合には、おすすめの商品と言えます。

 

第5位 Epson PX-M730F〔Business Inkjet〕
エプソン A4ビジネスインクジェットカラー複合機 FAX PX-M730F

印刷スピードは、カラー印刷は1分あたり11枚とレーザープリンターと比べると劣りますが、モノクロ印刷で1分あたり21枚と、レーザープリンター並みの高速さを備えています。印刷スピードを重視する方でも、主にモノクロ印刷を用いるものの、稀にカラー印刷も使用するような方にはおススメです。ビジネスインクジェットプリンターであるため、スキャナー機能に加え、FAX機能まで搭載しているにもかかわらず、8.9kgとかなりコンパクトなサイズに押さえているところも魅力です。

 

第6位 Brother HL-L2330D〔Laser〕
A4モノクロ 30PPM 両面印刷

 

モノクロ印刷限定ですが、自動両面印刷には対応しています。印刷スピードは、1分あたり30枚とかなり高速であるにもかかわらず、本体重量7.2kgとかなりコンパクトです。モノクロ印刷に特化したモデルがほしい方には、おすすめの商品です。Canon LBP162/LBP161か、この商品かの2択になるものと思いますが、Canon LBP162/LBP161よりやや機能面で優れています。

 

第7位 Canon LBP162/161 
Canon A4モノクロレーザープリンター Satera LBP162

モノクロ印刷限定ですが、自動両面印刷には対応しています。印刷スピードは、1分あたり28枚とかなり高速であるにもかかわらず、本体重量7kgとかなりコンパクトです。モノクロ印刷に特化したモデルがほしい方には、おすすめの商品です。Brother HL-L2330Dか、この商品かの2択になるものと思いますが、Brother HL-L2330Dよりやや機能面で劣っているものの、ややコンパクトなモデルとなっています。

 

第8位 Epson LP-S180DN/LP-S180D〔Laser〕 
エプソン lp s 180 dn a 4 モノクロ モノクロページプリンタ ページ プリンタ

モノクロ印刷限定ですが、自動両面印刷には対応しています。印刷スピードは、1分あたり30枚と高速であるにもかかわらず、本体重量14kgと比較的コンパクトです。普通紙耐久枚数10万枚と高耐久であることから、モノクロ印刷のみを大量に行う方にはおすすめの機種と言えます。

 

5. この記事の結び

以上が、ビジネスインクジェットプリンターとレーザープリンターの比較です。家庭用となると、どうしてもサイズや重量が気になるため、お金をかけたとしても、なかなか「完璧」なモデルは存在しないのが現状です。

 

そのため、実際に必要な機能は何なのか、何を重視するのか、という点が製品選びの際に重要となります。自分にとって何が必要かをしっかり考え、製品選びをするようにしましょう。

 

レーザープリンター、ビジネスインクジェットプリンターに絞った記事は以下にまとめています。

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また、その他の在宅関係グッズについて以下の記事で紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

 

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【決定版】デスク周りを最強に快適にするガジェット138選(前編)

デスク作業を快適にし、仕事効率を上げるために必要なデスク周りのガジェットですが、世の中には思わぬ便利商品が多数あります。今回は、デスク周辺ガジェット、デスク周辺用品、デスク周辺グッズを多数ご紹介します。デスク環境を改善したい方のために、基本的なものから、一風変わったものまで網羅的に紹介する決定版です。

 

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私自身導入したものもあれば、アイディアをご紹介するだけのものもありますが、カテゴリーごとにかなり幅広くご紹介しているので、気に入ったものがあればぜひ取り入れてみて下さい。

 

 

 

Ⅰ デバイス・周辺機器関連

01.液晶モニター

液晶モニターを使うと、作業領域を広げることができ、作業効率を高めることができます。

 

特に、ノートパソコンを使用している場合、液晶モニターを使用することで、作業領域は大幅に広がります。大きめのモニターを1枚設置している方もいれば、複数のモニターを設置している方もいます。

 

デスク環境快適にする、作業効率を改善するために、まず導入を検討したいガジェットです。

 

液晶モニターを選ぶ際のポイント

①画面サイズ・縦横比 ②入力端子 ③解像度 ④スピーカーの有無 ⑤ベゼルの広さ ⑥湾曲の有無(ウルトラワイドのみ)  ⑦メーカー ⑧モニターアームの取り付けの可否 など

 

一番重要なのは、画面サイズと縦横比です。大きすぎると邪魔になるうえ、無駄に大きくても使いきれません。他方で、小さすぎても作業効率が下がります。そのため、自分にとってちょうどよいラインを見極めるのが重要です。おすすめは、ワイドタイプ(縦横比16対10程度の最も一般的なタイプ)の27インチです。

 

27インチよりも大きいものが欲しい場合、上下幅を大きくしても使いこなすのが難しくなるため、よりワイドな「ウルトラワイド」タイプを購入し、左右の作業領域を広げるのがおすすめです。

 

また、液晶モニターは非常に繊細な商品であるため、信頼でき、またサポート体制も整っている有名なメーカーの商品がおすすめです。

 

Step-pediaのおススメ

【ワイドタイプのおススメ】

3年間無輝点交換保証付/広視野角/HDR/IPS非光沢/フリッカーフリー/USB Type-C,DP,HDMI/高さ調整/回転

 

Dell社製の4Kモニターです。4K対応しており、非常に精細な表示を楽しむことができます。映像や画像を楽しむ際はもちろんですが、Wordなどの文字情報をメインとする場合でも、文字の綺麗さ・視認性には驚かされます。そこまでは必要ないと思うかもしれませんが、その精細さを知ってしまうともとには戻れないほどで、これからモニターを導入される方には是非4Kモニターをお勧めします。

HDMI、DisplayPortに加え、USB-Cボートも搭載しているほか、デザインもシンプルで、かつベゼルも狭いため、非常にバランスの取れた液晶モニターと言えるでしょう。また、VESA規格に対応しているため、多くのモニターアームを取り付けることができます。3年間のメーカー保証が標準でついているところも大きなメリットです。

調べるのはめんどくさいけど、とにかく良いモニターが欲しい!という方には是非このモニターをお勧めします。

 

WQHD ADSパネル フレームレス 高さ調整 回転 HDMI×3 DP×1 スピーカー付 3年保証

 

I-O DATA社製のWQHDモニターです。WQHDモニターとは、フルHDモニターの1.8倍の解像度で、4Kほどではないものの、高精細な表示を楽しむことができます。USB-Cポートはありませんが、一般的に必要とされるHDMI、DisplayPortを搭載しており、VESA規格にも対応し、デザインもシンプルで、ベゼルも非常に狭いため、バランスの取れたモニターと言えるでしょう。スピーカーが搭載されているため、別途スピーカーを設置する必要がない点も、魅力の一つと言えます。また、土日の電話サポートを含む、3年間のメーカー保証がついている点も大きなメリットです。

映像や写真をメインとせず、リーズナブルなモニターが欲しい方や、スピーカー機能を重視する方にはお勧めの商品です。

 

【ウルトラワイドタイプのおススメ】

34型(75Hz) 2ms(GTG) ウルトラワイド(3440×1440) GigaCrysta RPG向き HDMI×2 DP×1 USB Type-C×1 高さ調整 リモコン付 LCD-GCWQ341XDB

 

ウルトラワイドタイプのモニターは、湾曲タイプと平面タイプがあります。湾曲タイプは、ユーザーを囲むように画面が湾曲しているため、没入感が得られ、映画の視聴や、ゲームに向いているモニターです。しかしながら、仕事として使用する場合、直線なのか曲線なのかがわからなくなってしまうというデメリットがあるため、仕事用であれば、基本的には平面タイプをお勧めします。特に、デザインの仕事をしている方や、仕事で視覚的な資料(ワードの図表や、パワーポイントなど)を確認したり作成するような場合は平面一択と言えるでしょう。

このモニターは、I-O DATA社製のウルトラワイドタイプ、平面タイプのUWQHDモニターです。UWQHDモニターは、フルHDと比べ約2.4倍の解像度で、高精細な表示を楽しむことができます。また、HDMI、DisplayPort、USB-Cポートを搭載し、スピーカーも内蔵しているモデルです。また、VESA規格に対応しているため、多くのモニターアームを取り付けることができます。土日の電話サポートを含む、5年間のメーカー保証が標準でついているところも大きなメリットです。

 

02.モバイルディスプレイ

 

モバイルディスプレイは、持ち運びに適した小型のモニターで、機種によってはバッテリーも搭載されているため、①出張時、外での作業時やワーケーションの際の作業環境の充実、②在宅作業中に複数画面使用したくなった時のサブ画面としての使用など、持っておくと便利な存在です。

 

在宅などの作業環境では、収納性・コンパクト性も重要です。もち運びにも便利で収納もできるモバイルディスプレイはぜひ検討したい最強ガジェットといえます。

 

モバイルディスプレイを選ぶ際のポイント

①画面サイズ ②厚み・重量 ③バッテリーの有無・駆動時間 ④給電方法 ⑤タッチパネルの対応の有無 ⑥入力端子 ⑦解像度 など

 

モバイルディスプレイは、どういった場面で使用する想定かによって、重視するところが変わってきます。外出時でも、ホテルなどの電源があるところのみで使うのであれば、バッテリーは不要でしょうし、他方で、外で作業することを想定するのであれば、バッテリーは必要不可欠となるでしょう。バッテリーが付いている機種だと、値段も高く、また、重くなるので、用途に合わせて選ぶ必要があります。

 

Step-pediaのおススメ

【バッテリー非搭載タイプ】

 

 

I-O DATA社製の13.3インチのモバイルディスプレイです。薄さ10㎜程度、重さ740g程度でありながら、フルHDに対応し、スタンドを搭載、HDMI(ミニ)とUSB-Cポートを備えており、バランスの取れたモバイルディスプレイです。メーカーの3年保証がついている点も大きなメリットでしょう。

バッテリーを搭載していないものの、USB-Cケーブルを用いれば、映像出力と給電を同時に行うことができるため、電源の無い外出先でも、短時間であれば使用できる点は大きなメリットと言えるでしょう。

携帯性を重視する場合は、この商品がおすすめです。

 

【バッテリー搭載タイプ】

薄さ9mm・軽量900g、USB/HDMIで簡単接続 15.6インチ フルHD IPS バッテリー内蔵 10点タッチパネル

 

 

ASUS社製の15.6インチのモバイルディスプレイです。7800mAhの大容量バッテリーを搭載し、最大4時間の動作が可能となっているにもかかわらず、厚さ9㎜で、約900gという軽量性を実現しています。また、フルHDに対応し、スタンドを搭載しているほか、USB、USB-C、Micro HDMIポートを備え、拡張性も十分です。また、タッチパネルを搭載しており、タッチ操作をしたい方には魅力的な機能です。メーカーの3年保証がついている点も大きなメリットでしょう。

タッチパネル機能が欲しい方や、携帯性と機能性の両方をとりたい場合には、この商品がおすすめです。

 

03.PCクーラー

ノートパソコンを冷却するツールです。最近ではパソコンの技術進歩も著しく、昔ほど熱が気にならないモデルも多いですが、やはり熱は電子機器の大敵です。パソコンが熱くなるとノートパソコンの性能を大幅に引き下げてしまうため、安定した作業環境の確保、PC動作の大幅な改善のために、重宝するガジェットです。PC作業をする方にとっては、必須のデスク周辺用品といってもよいでしょう。

 

PCクーラーは、最終的には「CPU」を冷やすことを目的とするものです。このCPUクーラーは、空冷式と水冷式の二つが存在します。簡単に言うと、空冷式は、CPUに冷たい空気をあてることでCPUを冷やすのに対し、水冷式は、CPUに水(専用の液体)をあてることでCPUを冷やします。水冷式の方が冷却効率がよく、デスクトップPCを自分で立ち上げる場合は、水冷式を採用することもあります。しかし、ノートパソコンの場合は、基本的には空冷式のみと考えてよいでしょう。

 

ノートパソコンの空冷式CPUクーラーは、「CPU周辺の空気を冷やす」ことを目的とするものですが、その方法は①PC内部の空気を直接冷やす(入れ替える)方法と、②PC底面部を冷やすことで、間接的にPC内部の空気を冷やす方法があります。①の方法のほうが、直接的であり、効果が高い方法と言えますが、熱くなった底面部を冷やすだけでもある程度の効果があるため、症状の重症度によっては②のものも十分検討に値するものといえるでしょう。

 

なお、ノートパソコンの場合における「水冷式」クーラーは、底面部に水(専用の液体)を当てて冷やすものが多く、これらは上記の分類でいうと、②に該当するため、デスクトップPCにおける「水冷式」とは全く異なるものである点に注意が必要です。

 

PCクーラーを選ぶ際のポイント

①電力供給源 ②サイズ ③冷却方法・冷却力 など

 

Step-pediaのおススメ

【吸引式PCクーラー】

コンパクト 静音 温度表示 ファンスピード調整

 

上記の方法のうち①に該当するもので、内部の空気を直接的に吸引するため、最も冷却効率がよく、また冷却力の強いものと言えます。ノートパソコンによっては、対応していないケースがあるため、持っているPCに使えるかどうかはよく確認する必要があります。

ちなみに、OPOLAR社は、2015年に設立された、中国の深圳に拠点を置く多国籍企業で、「ファン」を得意とする小型家電メーカーで、性能面でも信頼できる企業かと思います。

 

【ファン式PCクーラー】

4つのファンでノートパソコンの熱暴走を防ぐ、ノートパソコンクーラーです。放熱性の高いメタルパネルを採用しており、パソコン底面にある吸排気口を塞ぎません。ファン稼働時でも騒音値はたったの25dBで、パソコン作業の邪魔をしません。

 

上記の方法のうち①と②の両性能を兼ね備えたモデルで、最も一般的なモデルと言えます。PC底面部に給排気口が付いているノートパソコンの場合、その部分にファンが当たるPCクーラーを使用すれば、①の効果が期待できます。また、そうでない場合でも、底面部分を常に冷やすことができるため、②の効果は期待できるモデルです。

給電方法には注意する必要があるものの、ノートパソコンの種類を選ばず、使用することができるので、使い勝手のいいモデルとなります。

 

【空間創出型PCクーラー】

貼り付け式 折りたたみ式 耐久アルミニウム合金 三角形設計

 

単にノートパソコンの底面部に空間を作るだけの商品です。ノートパソコンの底面部に給排気口が付いている場合、給排気口が塞がれてしまうことを防げるため、①の意味でPCの冷却につながりますし、給排気口がついていない場合でも、底面部と机が密着することによって熱がこもることを防止できるので、②の意味でPCの冷却につながります。非常に簡易なモデルですが、手軽で、持ち運びにも便利であり、最低限の冷却機能を求める場合には、ベストな選択と言えるでしょう。

 

04.UPS(無停電電源装置)

 

簡単に言うと、「バッテリーが搭載されている延長コード」のようなものです。急な停電に見舞われたり、ブレーカーが落ちたりした際、一定時間電力を供給してくれます。

 

デスクトップパソコンを使っていると、ノートパソコンと違い、バッテリーが内蔵されていないため、ブレーカーが落ちたりすると、作業していたものが吹っ飛んでしまいます。無停電電源装置があれば、停電時であれば、作業しているものを保存してからシャットダウンできますし、ブレーカーが落ちた場合であれば、すぐにブレーカーをあげれば、今まで通り作業を継続できます。

 

自宅でデスクトップPCなどを使用する方にとっては、最低限導入したいガジェットです。

 

UPSを選ぶ際のポイント

①サイズ ②バッテリー容量・寿命 ③出力コンセント数 ④出力波形 ⑤給電方式 ⑥定格出力容量 など

 

UPSは、①~③が重要であるのはもちろんなのですが(③については、UPS機能を有するコンセント数と、そうでないコンセント数を確認する必要があります。)、電子機器であるため、技術的な点、つまり④~⑥の点に注意が必要です。

 

まず重要なのは、④出力波形です。出力波形には、正弦波と、短形波の2種類があります。そして、出力波形が合わないと、電子機器の故障の原因になるため、確認が必要です。一般的に市販される最近のデスクトップPCを使用している場合、正弦波を選んでおけばまず問題ないと言われているため、短形波のモデルを買う場合、電子機器に影響がないかを確認する必要があります。

 

次に重要なのが、⑤の給電方式です。給電方式には、⑴常時インバーター給電方式、⑵常時商用給電方式、⑶ラインインタラクティブ方式の3つの方式があります。

 

⑴の常時インバーター給電方式は、常にバッテリーと接続された状態であり、停電時などの場合でも、給電が中断することなく、安定的に電力を供給することができます。サーバーなど、安定性が重要な電子機器を扱う場合には、⑴の方式が必要とされていますが、常に電力ロスが発生し、また、大型でコストが高くなるというデメリットがあります。

 

⑵⑶の方式は、バッテリーを介さずに電力供給がなされ、停電時にバッテリーからの給電に切り替わる仕組みです。小型で低コストの機種も多く、家庭向けである一方で、切り替え時に電力供給が瞬間的にストップする「瞬断」という現象が起きます。一般的なデスクトップPCであれば、問題の無いレベルのものですが、サーバーなど、より安定性が求められる電子機器を扱う場合には、不向きと言えるでしょう。なお、⑵⑶は基本的に同じですが、⑶は、電圧の調整機能が付いたものなので、日本の一般家庭ではどちらでも良いと思います。

 

最後に、⑤の定格出力容量です。要するに、使用限度となるW数となります。一般的なデスクトップPCではなく、高機能なデスクトップPCを使用する場合や、複数台の電子機器を接続する場合には、特に注意が必要です。

 

Step-pediaのおススメ

 

出力波形は正弦波であり、ラインインタラクティブ方式のUPSです。定格出力容量は330Wあり、一般的なデスクトップPC1台と、モニター1台を使用する分には十分な容量と言えるでしょう。そして、330W使用する場合には、3分弱、200W程度であれば9分弱持つため、未保存のデータを保存したり、ブレーカーを元に戻すまでの時間稼ぎとしては十分かと思います。 

比較的コンパクトかつ安価なうえ、異常時のアラーム機能等も充実しています。また、APC社製であるため、安心・信頼できるメーカーである点も重要な要素と言えます。

 

05.レーザープリンター

レーザーを利用して印刷するプリンターで、職場、学校、コンビニなどでよく使われているものです。家庭用のプリンターとしてよく使用されているインクジェットプリンターと異なり、印刷スピードが速い、蛍光ペンで上から線を引いてもにじまないなどのメリットがあります。特に大きなメリットは、印刷スピードが速いことです。印刷スピードを特に重視する場合は、レーザープリンター一択になるでしょう。これも印刷をする方にとっては、必須のガジェット、デスク周辺用品となるでしょう。

 

また、家庭用のインクジェットプリンターの場合、インク量が多くなると、乾燥するまで少し時間をおかなければいかなかったり、裏写りしてしまったり、紙がふやけて紙面が波打つような状態になることがありますが、レーザープリンターの場合は、時間をおく必要もなく、また裏写りしたり、ふやけるようなことも起きません。

 

在宅環境でよく印刷をする場合、インクジェットプリンターとは一線を画する利便性を発揮するでしょう。

 

インクジェットプリンターにおける「インク」に相当するものとして、「トナー」を使用しますが、このトナーは、インクに比べるとかなり割高です。ただ、インクよりもかなり長持ちするので、トータルで見ると、家庭用インクジェットプリンターより割安になる場合が多いかと思います。

 

機器によって全く異なるので、あくまで参考までにですが、インクジェットプリンターの「インク」は、500枚~2000枚程度なのに対し、レーザープリンターの「トナー」は、5000枚~20000枚程度印刷することが出来ます。

 

レーザープリンターを選ぶ際のポイント

①サイズ・重量 ②ランニングコスト ③印刷スピード ④給紙容量 ⑤対応用紙サイズ ⑥自動両面印刷の可否 ⑦耐久性 など

 

レーザープリンターにおいて一番のメリットである③印刷スピードについては、一般的に、1分間に20枚以上のスピードがあれば、ストレスを感じないと言われており、この枚数を超えるのか、またはどの程度下回るのか、という点が参考になります。印刷頻度が高いほど、気にするべき数値となるでしょう。ちなみに、この印刷スピードは、「ipm」や「ppm」といった単位が使われています。ipmは、ISO基準で計測した数値で、ppmはメーカー基準で計測した数値という違いはありますが、いずれも1分間に何枚印刷できるか、という指標です。例えば、20ipmだと、1分間に20枚印刷出来る、ということになります。プリンター性能をチェックする際は確認してみて下さい。

 

レーザープリンターを導入する際の一番の注意点は、インクジェットプリンターに比べると、大きく、そして重いため、設置のためのスペースをとります。購入する際は、重さや設置スペースをよく検討しましょう。

 

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レーザープリンター A4カラー/24PPM/両面印刷/有線・無線LAN

 

家庭用のレーザープリンターとしては最もメジャーな機種と言えるでしょう。重量が18.1㎏であり、一般的なインクジェットと比べると大きいものの、レーザープリンターの中では比較的小型なサイズと言えます。カラー印刷、両面自動印刷にも対応し、レーザープリンターとして必要な機能は備えています。また、給紙可能枚数は250枚と十分であり、印刷スピードも、片面印刷で1分あたり24枚、両面印刷で1分あたり8枚と、レーザープリンターとして十分優秀な印刷スピードです。印刷コストも、1枚当たりモノクロで3.1円程度、カラーで17.4円程度と、レーザープリンターとしては一般的な水準と言えるでしょう。MacOSにも対応しており、家庭で使用するプリンターとして十分な機能を備えています。

また、普通紙耐久枚数は、10万枚とされており、耐久性の点でも優秀です。

レーザープリンターとして十分な機能を求めつつ、比較的コンパクトなものを購入したい場合には、おすすめの商品です。

 

A4モノクロ 30PPM 両面印刷

 

モノクロ印刷のみですが、レーザープリンターの中では、重量が7.2㎏と、特にコンパクトなプリンターで、家庭でも設置しやすいモデルです。給紙可能枚数は250枚と十分であり、印刷スピードも、片面印刷で1分あたり30枚、両面印刷で1分あたり15枚と、かなり高速です。印刷コストも、1枚当たり3円程度と、レーザープリンターの中では優秀な方と言えます。自動両面印刷に対応し、MacOSにも対応しており、最低限の機能を備えています。

また、普通紙耐久枚数は、5万枚とされており、耐久性の点で特に優れているとまでは言えないものの、十分な数と言えるでしょう。

モノクロでも良いが早い印刷をしたい、レーザープリンターが欲しいがサイズが大きいのが気になる、といった方には、おすすめの商品です。

 

06.ビジネスインクジェットプリンター

ビジネスインクジェットプリンターは、インクジェットプリンターでありながら、従来のインクジェットプリンターと異なり、ビジネス向けの特性を備えたプリンターです。家庭用プリンターとしては最高のガジェットとなるでしょう。

 

従来のインクジェットプリンターでは、「染料インク」を使用していましたが、このビジネスインクジェットプリンターでは、「顔料インク」を使用することで、印刷スピードを向上させ、水によるにじみも置きにくく、裏写りもしにくく、かつ紙がふやけることも大幅に軽減されています。もっとも、家庭用インクジェットプリンターと比べて大幅に改善したとは言え、レーザープリンターに比べると、これらの点はやや劣るものとなります。

 

ただ、レーザープリンターに比べると、ランニングコスト、サイズ・重量の点で優れており、在宅ワークにはまさにうってつけのプリンターといえるでしょう。

 

ビジネスインクジェットプリンターを選ぶ際のポイント

①サイズ・重量 ②ランニングコスト ③印刷スピード ④給紙容量 ⑤対応用紙サイズ ⑥両面印刷の可否 ⑦耐久性 など 

 

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A4カラープリント対応 エコタンク搭載 インクジェットプリンタ複合機

 

ビジネスインクジェットプリンターの先駆けであり、最高峰の機種と言えるでしょう。重量は5.8㎏と軽量なうえ、印刷スピードはモノクロで1分あたり15枚、カラーで1分あたり8枚と、レーザープリンターには劣るものの、かなり優秀な水準です。印刷コストは、モノクロで1枚当たり0.4円、カラーで1枚当たり1円と、圧倒的に低コストである点が魅力的です。Mac OSに対応し、自動両面印刷にも対応しているうえ、スキャナー付きであり、十分な機能を備えています。また、給紙枚数も150枚、普通紙耐久枚数も5万枚と、十分な水準です。「エコタンク」搭載モデルであり、インクタンクが大きいため、インクの補充の手間もかなり軽減されます。

サポートの対応が悪いといわれている点が難点です。

 

A4インクジェット複合機 特大容量ギガタンク搭載

 

ビジネスインクジェットプリンターといえば、EpsonかCanonの2択と言っていいでしょう。機能面では、Epsonに比べるとやや劣りますが、十分な水準を維持しています。重量は8.1kgであり、やや大きいものの、比較的コンパクトな水準は維持しており、印刷スピードも、モノクロで1分あたり13枚、カラーで1分あたり6.8枚と十分に高速です。印刷コストは、モノクロで1枚当たり0.5円、カラーで1枚当たり1円と、圧倒的に低コストです。Mac OSに対応し、自動両面印刷にも対応しているうえ、スキャナー付きであり、最低限の機能は十分備えています。また、給紙枚数も250枚、普通紙耐久枚数も6万枚と、十分な水準です。「特大容量タンク」搭載モデルであり、インクタンクが大きいため、インクの補充の手間もかなり軽減されます。

Epsonと比べると、機能面でやや劣ること、また、液晶が小さいため、操作性が悪いことがデメリットと言えます。ただ、機能面は、Epsonに比べると劣るというだけで、十分と言える水準と言えること、液晶の点も操作を覚えてしまえばあまり問題にならないことから、十分選択肢に入ってくるといえるでしょう。サポートの良さを求め、Epsonではなく、Canonを選択している方も多いようです。

 

EpsonとCanonの上記機種の違いは、以下の早見表の通りです。

 

  重量 給紙可能枚数 1分あたりの印刷枚数 耐久枚数 1枚当たりの印刷コスト 自動両面 スキャナー
EpsonEW-M630TB/TW 5.8kg 150枚

白黒:15枚

カラー:8枚

5万

白黒:0.4円

カラー:1円

対応 対応
CanonG6030 8.1kg 250枚

白黒:13枚

カラー:6.8枚

6万

白黒:0.5円

カラー:1円

対応 対応

 

07.スキャナー

手元の資料をデータ化して送付する場合などに重宝します。プリンターを既に持っているため、スキャナーのみ買い足したいような場合や、プリンターとスキャナーの複合機は大きさの問題で導入を躊躇するような場合には、スキャナーを購入することが考えられます。補助的なガジェットですが、あると便利なデスクグッズとして導入を検討することも考えられるでしょう。

 

スキャナーには、①フラッドベッドスキャナー、②シートフィードスキャナー、③スタンドスキャナーの3種類があります。

 

①は、ガラス面にスキャンしたいものを置き、対象物をスキャンするもので、本などの分厚いものや、紙以外のものもスキャンできるメリットがありますが、1枚ずつスキャンしなければならないのが手間となります。

 

②は、スキャン対象物である紙を機械で動かすことで、対象物をスキャンするものです。フラッドベッドと異なり、大量に自動でスキャンを進められるタイプもあるほか、対象物を動かすので、スペースを取らないモデルもあります。

 

③は、スキャン対象物を上から撮影し、対象物をスキャンするものです。書籍に負担をかけずにスキャンすることができるなどのメリットがありますが、スペースもとるため、ビジネス用途としては向かない場合が多いかと思います。

 

スキャナーを選ぶ際のポイント

①連続スキャンの可否 ②解像度 ③スキャン可能サイズ ④収納サイズ など

 

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【フラットベッドスキャナー】

光学解像度:4800dpi読取速度A4カラー:約8秒(300dpi) 立て置きスキャン可能

 

機能としても十分なうえ、薄型で場所をとらず、比較的安価であるため、本などをスキャンすることが想定される場合は、こちらの商品がおすすめです。

 

【シートフィードスキャナー】

ホワイト 両面読取 ADF 4.3インチタッチパネル Wi-Fi対応

 

毎分40枚の速度で連続スキャンをすることが可能であるため、裁断した書籍など、大量のスキャンを行う場合には、おすすめの商品です。裁断していない本の一部をスキャンしたい場合などに使えない点に注意が必要です。

スキャナのタイプ:シートフィーダタイプ 原稿サイズ:A4判 光学解像度:600 dpi フィルムスキャナ:フィルムスキャン機能無 無線LAN:ワイヤレスLAN有

 

非常にコンパクトかつ軽量なモデルです。バッテリーも内蔵されているうえ、iPhoneなどでにデータを送ることも可能です。大量の文書をスキャンするのには向かないほか、こちらも、本の一部をスキャンしたい場合などに使えない点に注意が必要です。

 

08.プリンター複合機

スキャナー機能を兼ね備えたプリンターです。スキャナーの使用頻度がある程度高い場合は、複合機を買ってしまうのも選択肢の一つかと思います。やや大きめのガジェットですが、作業内容や使用頻度によっては導入を検討しうるデスク周辺用品といえます。

 

プリンター複合機を選ぶ際のポイント

①サイズ・重量 ②ランニングコスト ③印刷スピード ④給紙容量 ⑤対応用紙サイズ ⑥両面印刷の可否 ⑦耐久性 ⑧スキャナーのサイズ など 

 

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【レーザープリンター複合機】

 

複合機 A4カラー/FAX/24PPM/両面印刷/有線・無線LAN/ADF

 

レーザープリンターの複合機の中では比較的小型ではあるものの、重量が24.5㎏とかなり大型になります。ただ、カラー印刷、両面自動印刷にも対応し、レーザープリンターとして必要な機能は備えています。また、給紙可能枚数は250枚と十分であり、印刷スピードも、片面印刷で1分あたり24枚、両面印刷で1分あたり8枚と、レーザープリンターとして十分優秀な印刷スピードです。印刷コストも、1枚当たりモノクロで3.1円程度、カラーで17.4円程度と、レーザープリンターとしては一般的な水準と言えるでしょう。MacOSにも対応しており、最低限の機能を備えています。

また、普通紙耐久枚数は、10万枚とされており、耐久性の点でも優秀です。

 

【ビジネスインクジェットプリンター複合機】

A4カラープリント対応 エコタンク搭載 インクジェットプリンタ複合機

 

A4インクジェット複合機 特大容量ギガタンク搭載

 

レーザープリンターの複合機と比べ、圧倒的にコンパクトである点が魅力と言えます。詳細は、ビジネスインクジェットプリンターの項目をご覧下さい。

 

09.多ボタンマウス

マウスに多数のボタンが付いているマウスで、それぞれのボタンにショートカットキーを登録することができます。作業自体の効率を上げる最強ガジェットといえます。

 

例えば、「ボタン①に「Control+C」を登録し、ボタン②に「Control+V」を登録しておくと、ボタン①→ボタン②の2クリックの操作で、コピー&ペーストができるようになります。

 

よく使うショートカットキーを登録しておくと、キーボードを使うことなく、ある程度の作業をマウスのみで行うことができるようになるため、作業を大幅に効率化することができます。

 

簡単検索などであれば、音声認識を組み合わせることで、キーボードを全く使用せずに作業を進めることも可能になります。

 

また、高速スクロール機能を搭載していると、一度に長文の資料やサイトなどを確認する際、一気にスクロールすることができるため、便利です。

 

多ボタンマウスを選ぶ際のポイント

①ボタン数 ②ボタン配置 ③有線・無線 ④重量 ⑤高速スクロールの可否 など

 

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ワイヤレス (レシーバー/Bluetooth切替) Lサイズ DUALシリーズ 8ボタン ハードウェアマクロ搭載 高速スクロール Ultimate Blueセンサー

 

多ボタンマウスの中で、最強の機種と言えます。8ボタン搭載しているため、多用なショートカットキーを登録することができるうえ、高速スクロールにも対応しています。さらに、Bluetooth接続とUSBでの無線接続の2種類の接続に対応しており、かつスイッチ一つで切り替えられるため、2台のPCでの接続の切り替えが瞬時にできるのも魅力的です。家庭用PCと仕事用PCを交互に操作したい場合などは作業効率が飛躍的に上がることは間違いないでしょう。

 

10.トラックボール付マウス

トラックボールとは、ボールを回すことにより、カーソルを動かすツールです。慣れが必要ですが、慣れてしまえばマウス操作が楽になるガジェットで、根強いファンも多いデスク周辺用品の一つです。

 

通常のマウスと異なり、マウスそのものを動かす必要が無いため、スペースを取らないメリットがあります。また、手首を動かさなくて良いため、慣れると操作しやすいほか、腱鞘炎(けんしょうえん)になりにくいというメリットがあります。

 

もっとも、慣れるまで時間がかかるなど、手入れが面倒などのデメリットもあります。

 

トラックボール付マウスを選ぶ際のポイント

①ボタン数 ②ボール操作に使用する部位 ③有線・無線 ④ホイールの有無・タイプ ⑤解像度 など

 

②のボール操作に使用する部位は、⑴親指で操作するもの、⑵人差し指・中指で操作するもの、⑶手のひらで操作するものがあります。

 

トラックボールをいずれの部位で操作するかにより、その他の操作をどの部分で行うかが変わってきます。⑴のタイプは、マウスの親指部分にトラックボールが来るため、通常のマウスと形状が近くなり、トラックボール初心者が手を付けやすいタイプとなります。

 

⑵のタイプは、中央奥部分にトラックボールが来るため、左右部分等にボタンが配置されるなど、拡張性に富んだ製品が多いのが特徴です。また、親指に比べ、指の稼働領域が大きくなり、一度に大きくカーソルを動かすことも可能になります。

 

⑶のタイプは、大きなトラックボールのタイプが多く、カーソルを大きく動かしやすいのが特徴です。また、左右対称であることが多く、左右どちらの手でも使用することができることもメリットとされています。

 

④ホイールの有無・タイプは、通常のマウスと同種のホイールが装備されているタイプ、トラックボールの周囲を囲むようにホイールが装備されているタイプ、そもそもホイールが装備されていないタイプなど、さまざまなものがあります。この点は自分の好みに合わせてしっかり確認するようにしましょう。

 

⑤解像度は、切り替えできるか、また、切り替え方法が重要です。解像度が小さいと、カーソル移動が遅くなり、大きいと、カーソル移動が速くなります。そのため、大きな動作を行う場合と、細かな作業を行う場合で、マウスの解像度を変更するのが一般的であり、解像度を変更できる商品が多数あります。そのため、この解像度の変更の可否及び変更ボタンの位置等を確認する必要があります。

 

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マウス ワイヤレス (レシーバー付属) トラックボール 左手用 6ボタン

 

初心者の使いやすい親指型で、6ボタンあるため、拡張性の高いモデルです。ホイールも装備され、また、解像度の変更もワンタッチで可能なため、初心者向けの機種と言えます。最初の一台としてお勧めの商品です。

 

11.トラックパッド

トラックパッドとは、指でなぞることによりカーソルを動かすツールです。ノートパソコンのキーボードの下のあたりについているものです。PCについていない場合などに導入を検討してみるのもよいデスク用品といえます。

 

マウスと異なり、トラックパッドそのものを動かす必要が無いため、スペースを取らないメリットがあります。また、マウスと異なり、ジェスチャー操作が可能となるほか、触る部分が板状なため、マウス等と比べて手入れが楽というメリットもあります。

 

トラックパッドを選ぶ際のポイント

①サイズ・重量 ②有線・無線 ③給電方式 ④バッテリー容量(無線かつ充電式の場合) など

 

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接続方式:無線(2.4GHz) 認識方式:タッチパッド式 ボタン・ホイール機能:なし

 

指4本までのジェスチャー操作に対応したモデルです。無線接続が可能で、比較的広い操作領域を確保できる点が魅力的です。給電は、USBによる充電方式で、使用状況にもよりますが、1か月程度は連続使用できるようです。Windowsの方には、この製品がおすすめです。

 

十分な広さがあり、ジェスチャー操作にも対応し、どこの部分でもクリック操作ができるなど、製品としての機能は十分です。Macとの自動ペアリング機能を有するなど、Macを利用している場合、相性、操作性の点から、純正品がおすすめです。

 

12.ペンタブレット

ペンタブレットをマウス代わりに使用するという方法があります。相対座標であるマウスと異なり、ペンタブレットは、絶対座標であるため、右端にあったカーソルを、瞬時に左端に持っていく、といった動作が可能になります。そのため、大きな操作も細かな操作も、設定の変更をすることなく、実現可能となり、慣れてくればマウスより早い操作が可能になります。また、ペンでの操作になり、腱鞘炎対策にも良いとされているようです。

 

また、手書き入力が可能となるため、何かの書類にサインして送付する際、一度印刷してスキャンする、といった対応をとる必要がなくなります。

 

なお、ペンタブレットは、「液タブ」と言われるタイプと、「板タブ」と言われるタイプがあります。液タブは、液晶画面上に表示されたキャンパスに、直接ペンで記載することができるタイプで、絵を描くような場合には向いていますが、マウスの代替としては不向きであるため、以下お勧めとして記載している「板タブ」をお勧めします。

 

ペンタブレットを選ぶ際のポイント

①ボタン数 ②ボタン配置 ③有線・無線 ④サイズ・重量 ⑤板タブか液タブか など

 

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有線接続 Bluetooth接続 サイズ:26.9 x 17 x 0.85 cm; 450 g

 

ショートカットキーが6~8個ついており、拡張性の高いモデルです。また、USB接続もBluetooth接続も可能です。

ペンタブになじみのない方は聞き覚えのない会社かもしれませんが、ワコムは、世界150か国以上で製品を販売し、ペンタブシェア9割を誇る会社であり、非常に信頼のおける製品であることもメリットと言えるでしょう。

 

13.PCカメラカバー

うっかりカメラが起動してしまったり、意図せずカメラが起動していた、なんて時のためにカメラを覆い隠しておく便利なグッズです。

 

付箋を貼って置く人も多いかと思いますが、落ちてしまったりしますし、何よりちょっとカッコ悪い見た目になってしまいます。このグッズは、スライド式なので、何度も使えますし、パソコンと一体化するデザインなので、スタイリッシュな見た目にできます。

 

PCカメラカバーを選ぶ際のポイント

①薄さ ②大きさ ③粘着力 など

 

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薄さ、スライドのスムーズさなどの点から、おすすめの商品を二つ記載しています。カメラ内径の点は機種ごとにことなるため、自分のノートパソコン等に使えるのか、よく確認しましょう。

 

14.ワイヤレスキーボード

コードレスタイプのキーボードです。USBレシーバーや、Bluetoothでパソコンに接続します。コードレスであるため、卓上がスッキリするうえ、自由に場所を動かせます。PC作業が多い方にはもちろんですが、反対にあまり作業はないためにキーボードをしまっておく機会が多い方にもおすすめできるガジェットです。

 

Bluetooth方式だと、遅延が生じやすく、接続も不安定になりやすいため、ワイヤレスキーボードをメインで使用する場合は、USBレシーバーによって接続できるタイプをお勧めします。

 

ワイヤレスキーボードを選ぶ際のポイント

①接続・通信方式 ②キー構造 ③給電方式・駆動時間 など

 

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比較的安価なワイヤレスキーボードです。USBレシーバーで接続するタイプで、遅延もなく、安定した製品になっています。電池式であるため、電池を備えておけば、電池切れを起こしても電池を変えればすぐに作業を継続できます。メカニカルキーボードに比べると耐久性は劣るものの、価格を鑑みると、ワイヤレスキーボードを気軽に導入したい場合は、第一候補になる製品と言えるでしょう。

 

メカニカルキーボード 日本語配列 LIGHTSPEED ワイヤレス Bluetooth接続対応 LIGHTSYNC RGB G913-CK

 

メカニカルキーボードで、かつUSBレシーバーによるワイヤレス接続が可能なモデルです。信頼できるメーカーで、かつUSBレシーバーによる無線接続が可能なモデルは、現時点ではこの商品の一択でしょう。

 

15.メカニカルキーボード

疲れにくい高価なキーボードとして有名なのが、メカニカルキーボードと、静電容量無接点方式のキーボードの二つです。キーボードにこだわるとここに行き着くことになり、キーボードとしては最高級のガジェットといえるでしょう。

 

メカニカルキーボードとは、一つ一つのキースイッチが独立したキーボードのことです。打鍵感が得られ、打ちやすいうえ、疲れにくく、耐久性が高い一方で、高価で、音がうるさく、チャタリング(二重入力)が発生する場合があるというデメリットもあります。

 

在宅ワークでは、職場とは異なり、音を気にしなくて良い場合が多いと思いますので、メカニカルキーボードは試す価値があるかと思います。

 

ちなみに、私はメカニカルキーボードを愛用していますが、今のところチャタリングは気になったことがありません。

 

メカニカルキーボードを選ぶ際のポイント

①静音性 ②反発力(押下圧) ③有線・無線 など

 

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日本語カナあり 無線/有線両対応 マルチペアリング4台対応 ブラック FKBC91M/JB2

 

メカニカルキーボードで最も有名と言っても過言ではない、FILCOのFILCO Majestouchシリーズです。USBの有線接続と、Bluetooth接続が切り替えられるモデルで、ボタン操作のみで、最大4台繋ぎかえることができます。もっとも、無線接続はBluetoothによる接続であるため、メインで使用する場合は、遅延等が気になるリスクもあります。メイン機は有線でつなぎ、サブ機はBluetoothでつなぐなどの使い方がおすすめです。

キーボードの軸が、色により種類分けされているので、好みにあわせて使い分けましょう。軽いタッチを求める場合、静音性を求める場合は、赤軸がおすすめです。

 

黒軸:最も反発力が強く(押下圧60g)、クリック感のないモデル

青軸:最も反発力が強く(押下圧60g)、クリック感のあるモデル

茶軸:中間的な反発力で(押下圧55g)、クリック感も中間的なモデル

赤軸:最も反発力が低く(押下圧45g)、クリック感のないモデル

 

16.静電容量無接点方式キーボード

静電容量無接点方式のキーボードは、電極が接することなく、一定程度近づくことでキーが押下される仕組みのキーボードです。メカニカルキーボードと類似の特性を備えつつも、静音であり、チャタリングも発生しないというメリットがあります。これもキーボードとしては最高級のガジェットといえます。

 

キーボードの最高峰と言われる逸品ですが、メーカーも限られており、またメカニカルキーボードと比べても高価な存在になります。

 

静電容量無接点方式キーボードを選ぶ際のポイント

①静音性 ②反発力(押下圧) ③有線・無線 など

 

Step-pediaのおススメ

 

押下圧45gで静音性も確保されているモデルです。キーボードの最高峰と言われるにふさわしいモデルと言えるでしょう。実際に実機を触れてみましたが、キーボードとしては最高と言え、金銭的に余裕があるなら、ぜひ購入したい商品です。

唯一デメリットがあるとするのであれば、有線モデルしか存在しないことです。ただ、キーボードはさほど動かすものでもないことや、有線の場合は認識速度が早いこと、充電がいらないこと等のメリットを考えると、そこまでデメリットでもないといえるでしょう。

ちなみに、私がキーボードを購入した際、この商品か、FILCO Majestouch Convertible2 Tenkeylessかでぎりぎりまで悩みました。結局、Bluetoothによる接続の切り替えを優先し、FILCO Majestouch Convertible2 Tenkeylessのモデルを購入しましたが、それがなければ迷わずこのモデルにしていましたし、今買い直すのであれば、このモデルにします。

 

17.ヘッドセット

イヤホンやヘッドホンにマイクがついたものです。電話をしながら両手を開けられるため、よく電話をする方は、作業効率を格段にあげられます。リモート会議なども増えているなか、まずは導入を考えたいガジェットといえます。

 

ヘッドセットを選ぶ際のポイント

①両耳タイプか片耳タイプか ②有線・無線 ③給電方法と駆動時間(無線の場合)など

 

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【片耳タイプ】

スタイリッシュな北欧デザイン 車載充電器付 ノイズ低減マイク搭載 2台同時接続 リダイヤル機能付

 

無線接続の片耳タイプで、非常にコンパクトな製品です。2台同時接続も可能であるため、複数のデバイスで使い分けることも可能です。また、最大6時間駆動で、一日使用する分には十分です。また、連続待受時間は8日間となっているため、使用した日の終わりに充電するようにしておけば不自由なく使えます。

 

【両耳タイプ】

Sennheiserの高いオーディオ技術と洗練されたデザインを備えたPC 8.2 CHATはリモートワーク、eラーニング、オンライン対戦ゲームなどインターネットを介した幅広いコミュニケーションに最適です。

 

有線接続の両耳タイプです。有線接続であるため、接続の途切れ等の無い安定した通信が可能となります。また、両耳であるため、聞きこぼし防止につながり、長時間や、多人数での会議にも向いています。

 

18.ドッキングステーション

 

ドッキングステーションとは、USBや、映像端子など、様々なポートを持ち合わせたものです。PCとはケーブル一本で接続することができ、配線がスッキリするうえ、PCの拡張性を大幅に向上させることができます。

 

PCを持ち運ぶ際には、ケーブル一本を着脱するのみなので手軽にできますし、複数台のPCを使用する場合、ドッキングステーションとPCをつなぐケーブルを他のPCにつなぎ替えるだけで、プリンターやモニターなどの環境を入れ替えることができるので、手軽です。

 

また、そもそも複数台のPCと接続できるドッキングステーションもあるため、自宅用PCと職場用PCを使い分けている方や、兼業等で、各職場ごとに別のPCを使用する必要がある方などは、重宝するガジェットです。

 

安定性・拡張性に優れた据え置きタイプと、携帯性に優れた持ち運びタイプがあります。

 

ドッキングステーションを選ぶ際のポイント

①ポート数 ②サイズ・重量 ③データ転送速度 など 

 

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【据え置きタイプ】

ドッキングステーション 85W出力 4K対応 HDMIポート 1Gbps イーサネットポート 3.5mm オーディオジャック USB-Aポート USB-Cポート microSD&SDカード スロット搭載

 

「最大85W出力に対応したUSB-Cポート、最大18W出力のPDに対応したUSB-Cポート、USB-Cデータポート、3つのUSB-Aポート、2つのHDMIポート、ディスプレイポート、1Gbpsイーサネットポート、microSD&SDカードスロット、3.5mmオーディオジャックに接続が可能で」あり、拡張性は十分です。また、比較的コンパクトな作りになっており、デスク上で邪魔になりにくいです。さらに、信頼のできるAnker製品である点も大きなメリットでしょう。

 

【持ち運びタイプ】

USB-C PD イーサネット ハブ【4K対応HDMI出力ポート / 60W出力 Power Delivery 対応USB-Cポート / 1Gbps イーサネット / 2つの USB-A ポート / microSD & SDカード スロット搭載 】 MacBook Pro / iPad Pro / ChromeBook 他対応 テレワーク リモート 在宅勤務

 

「高速イーサネット接続、SDカードおよび2つのUSB-Aポートへの接続、4K 30Hz HDMI接続が可能です。 高速データ転送:動画や音楽などを5Gbpsの速さでデータ転送でき」るとされ、コンパクトながらもその拡張性は十分です。 Power Delivery対応であり、データ転送やHDMI接続など、ハブとして使用しながら、フルスピードでの充電が可能であるため、パソコン側のポートが限られている場合などには重宝します。持ち運びタイプは、不具合が生じることも多く、信頼のできるAnker製品である点も大きなメリットでしょう。

 

19.切替器(モニター・USBなど)

 

在宅ワークだと、職場用と自宅用など、複数台のPCで、同一のモニターや、キーボード、マウスなどを使うことがあるかと思います。この場合、いちいちつなぎ替えるのはとても面倒な作業になってしまいます。

 

わざわざ2台接続できるドッキングステーションを買うまでもないかな、という場合には、モニターやマウス・キーボードなどの接続先をワンタッチで瞬時に切り替えられる「切替器」が便利です。

 

USBの切替器や、HDMIの切替器などがあります。特殊な環境における作業効率改善のためのガジェットではありますが、必要な人にとっては劇的に作業効率を改善するマストアイテムとなることでしょう。

 

切替器を選ぶ際のポイント

①端子の種類 ②接続数 など

 

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【USBの切替器】

プリンタ マウス キーボード ハブなどを切替 手動切替器 プリンタ 切り替え機

 

【HDMIの切替器】

3入力1出力 4K+3D HDMI セレクター 4K60Hz HDMI2.0 HDCP2.2対応 スプリッター 自動手動切替機能搭載 リモコン付き PS5、PS4 Pro、PS3、Xbox、Fire TV、ROKU、ラップトップ、Apple TV、DVDプレーヤーなど対応

 

20.外付け記録媒体

在宅環境と、職場の両方で作業する場合で、大量のデータを持ち歩く必要がある場合、大容量の外付け記録媒体を使うと便利です。古くからあるのは外付けHDDですが、近年広がりを見せている外付けSSDを用いることも考えられます。コンパクトなので、一つ持っておくとよいガジェットといってもよいでしょう。

 

SSDは、HDDに比べ、処理速度が早く、コンパクトという利点があります。他方で、比較的高価で、また、SSDが故障した場合、HDDよりデータ復旧が困難というデメリットもあります。

 

なお、HDDもSSDも、3年~5年程度が寿命と言われており、劣化していくものであるため、基本的にはデータの長期保存には向かないとされているため、長期保存を念頭に置く場合は、耐久性の高いモデルを選ぶか、オンラインストレージを併用するなど、バックアップを取っておくことが必要です。

 

外付け記録媒体を選ぶ際のポイント

①端子の種類 ②接続数 など

 

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【外付けSSD】

USB3.1 Gen2 防滴 耐振 耐衝撃 SDSSDE60-500G-J25 Extreme Portable 3年保証

 

データが消えてしまうと取り返しがつかないため、データ記録媒体は、信頼のできる製品を使うべきだと思います。この商品は、SanDisk社製であり、また、防滴・防塵性能を備え、耐振、耐衝撃性能も備えているため、万が一のことがあっても安心です。さらに、データ復旧ソフトが1年間使用できる特典もついている点もメリットと言えるでしょう。

また、Macにも対応している点もメリットです。

 

【外付けHDD】

 

SSDに比べ、圧倒的に安価であるため、大容量のデータ移動・バックアップが必要な場合は、やはりHDDがおすすめです。この商品は、SDカードやUSBメモリなどで有名なトランセンド社製であり、信頼できるものと言えるでしょう。また、三層構造の衝撃保護システムを備えているため、万が一のことがあっても安心です。

また、Macにも対応している点もメリットです。

 

Ⅱ デスク・椅子関連

21.スタンディングデスク・昇降式デスク

長時間の座り作業による腰や背中などへの負担軽減や、運動不足の改善、作業中の眠気防止や、集中力向上など、様々なメリットがあるものとして、スタンディングデスクが注目されています。

 

私自身も立って作業をすることがありますが、特に眠気防止の点でのメリットが大きいと感じます。

 

他方で、慣れていないと疲れてしまうことがありますし、座って作業したい時もあります。そこで、スタンディングデスクを初めて導入する方には、昇降式のデスクがおすすめです。

 

スタンディングデスク・昇降式デスクを選ぶ際のポイント

①高さの稼働範囲 ②高さ調整の方法 ③机の広さ など

 

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※商品の詳細は各商品詳細ページをご参照ください。

 

 

22.スタンディングデスク(卓上タイプ)

スタンディングデスクに興味があるものの、既にデスクがあり、買い替えるほどではないな・・・などと言う場合には、通常のデスクに足すことでスタンディングデスク化出来るツールがおすすめです。

 

これを使えば、簡易に昇降式のデスクにすることができ、それに飽きたりすれば、すぐ元の机に戻すことができます。補助的なものとして導入できる便利なガジェットです。

 

スタンディングデスク(卓上タイプ)を選ぶ際のポイント

①高さの稼働範囲 ②高さ調整の方法 ③机の広さ ④重量・接地面の広さ(下のデスクとマッチするか) など

 

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ガス圧式の昇降レバーで簡単に高さ調整を行えます。

 

DMM社製の卓上昇降デスクです。昇降は、ガス式であるため、PC等を乗せたままでも手軽に昇降させることができます。

 

23.スタンディングデスクマット

スタンディングデスクを使用すると、長時間立っている状態となるため、足への負担がかかります。

 

人間はもともと立って生活する動物であるため、長時間の座り作業による腰や背中への負担に比べると、大きな問題にはなりにくいですが、とはいえ慣れていないと作業に支障が生じてしまうところです。

 

そこで、クッション性のあるマットを引くと、立ち作業の負担軽減を図ることができます。体の負担軽減は作業環境改善としては重要な部分ですので、ぜひ導入を検討したいデスク周辺用品・グッズといえるでしょう。

 

スタンディングデスクマットを選ぶ際のポイント

①サイズ ②クッション性 など

 

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スタンディングデスク利用時に足元に敷くマットです。ゲル素材、高密度低反発クッション、ウレタンクッションの3層構造で体圧を分散。(表面はネオプレーンを採用)

 

有名なゲーミング家具ブランドのBauhutteの製品です。長時間のPCと向き合うゲーマー向けの製品を研究開発する企業であり、信頼のおける製品と言えるでしょう。3層構造で厚みもあるため、スタンディング作業時の負担軽減には十分な製品と言えるでしょう。

 

24.ステッパー

軽度の運動をすると、眠気防止になるうえ、脳が活性化し、集中力が上がり、作業効率が上がると言われています。

 

スタンディングデスクの導入とあわせ、家の中で簡単に運動する方法として、ステッパーがおすすめです。スタンディングデスクと併用すれば、ステッパーを使いながら、デスク作業をすることができます。

 

運動不足改善にもつながるもので、周辺的ではあるものの、長い目で見ると作業環境を大幅に改善することとなる必須のデスク周辺用品・グッズといえるでしょう。

 

ステッパーを選ぶ際のポイント

①連続使用時間 ②耐久性 ③負荷の調整の可否 など

 

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メンタリストのDaiGoさんも愛用するエクサ―社のステッパーです。連続使用時間に制限がなく、耐久性も抜群の製品であり、最上級のステッパーを購入したいのであれば、この商品一択と言えるでしょう。

 

【耐荷重】100kg【 材 質 】スチール、ABS 【連続使用時間】60分【保証期間】1年間 【販売元】(株)東急スポーツオアシス

 

比較的リーズナブルな価格帯で、耐久性もあり、連続使用時間が60分と長めのモデルです。エクサ―社のステッパーを除くと、最長と言えるレベルのものです。エクサ―社のステッパーには手が出せない、といった場合は、この製品が第一候補になるかと思います。単純な左右の動きに加え、ひねりを加えることができるのも特徴の一つです。ちなみに、運動不足の方がステッパーを使うと、60分もステッパーを踏むとかなり疲れます。体力が十分あるような人でない限り、連続使用時間60分は十分長いように思います。

 

25.デスクマット

材質やデザインにこだわったデスクを使っていたり、リビングの食卓で作業するために、デスクに傷を付けたくない、といった場合には、デスクマットがおすすめです。比較的簡単に導入することができる便利なデスク周辺用品・グッズといえます。

 

デスクマットを選ぶ際のポイント

①サイズ ②クッション性 ③材質 など

 

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ノートパソコンやキーボードを置くスペースを確保した大きなマウスパッド パソコン周り一帯をマウスパッドとして使用でき、広い操作面を確保できます

 

クッション性のあるラバー素材を用い、厚さも4㎜となっており、手や腕への負担を軽減することができます。マウスパッドとしても使用できるため、マウス操作を行う場合には、特に適した商品と言えるでしょう。

 

26.サイドデスク

既にデスクがあるが少し狭い、仕事が立て込んでる時など、一時的に広いデスクを使用したい、といった場合などには、サイドデスクがおすすめです。折りたたみ式や、机の下にしまうことが出来るサイズであれば、使用しないときは邪魔になりません。

 

大型ではあるものの、スペースがあるのであれば導入を検討したいデスク周辺用品・グッズといえるでしょう。

 

サイドデスクを選ぶ際のポイント

①サイズ・高さ ②折りたたみの可否 ③重量 など

 

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27.オフィスチェア

座り作業は、腰・背中への負担が大きく、体に合ったオフィスチェアを使用することは、健康面や作業効率面を考えると重要な要素と言えます。

 

オフィスチェアは、瞬間的な座り心地も重要ですが、長期間使ってみて疲れやすいかどうか、といった点が重要になります。

 

海外メーカーの高級製品もあり、それはそれで良いものもあるのですが、体との相性が重要なアイテムであるため、日本人の体格にあった設計がなされているオフィスチェアがおすすめです。

 

オフィスチェアを選ぶ際のポイント

①座面のクッション性 ②椅子の形状 ③ランバーサポートの有無 など

 

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座フレームはリング構造により、ホールド感が向上。耐圧を分散し、安定感のある座り心地。

 

日本製のオフィスチェアの最高峰です。オカムラは、日本の会社であり、日本人にあったオフィスチェアである点が大きな魅力です。オフィスチェアは一日中体を支えるものであり、体の疲れはパフォーマンスにも影響するところ、特にお金をかけてもいい商品かと思います。

 

28.骨盤サポート

既にチェアを持っているが、腰への負担を軽減したい、せっかく高級オフィスチェアを買ったのに、あまり相性がよくなかった、といった場合には、骨盤サポートを導入してみると良いでしょう。これも長期的な目で見るとかなり重宝するガジェットです。

 

座布団タイプのものもあれば、背中や両脇まで包み込むタイプのものまであります。

 

これはフィット感が重要となるため、家電量販店などで試してみることをおすすめします。「試している暇はない、とにかくほしい!」という方は、下記のおすすめを試してみて下さい。

 

骨盤サポートを選ぶ際のポイント

①座面のクッション性 ②フィット感 ③背中のサポート、左右のサポートの有無 など

 

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29.チェアマット

自宅にオフィスチェアを導入する場合、フローリングであれば傷が気になりますし、絨毯であれば、引っかかってしまうなどの弊害もあります。また、絨毯の場合でも、キャスータの色移りが気になる場合もあります。

 

マンションなどの場合には、キャスターの転がる音が騒音になってしまうという問題もあります。

 

そんな場合は、チェアマットを導入しましょう。デスク周辺用品としては、比較的導入しやすいものでしょう。

 

チェアマットを選ぶ際のポイント

①サイズ ②厚み・材質 ③滑り止め加工・滑りやすさ など

 

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30.オットマン

デスクワーク中、座りながら足を伸ばしたい時には、オットマンがおすすめです。収納にもなり、便利なデスク周辺用品・グッズです。

 

オットマンを選ぶ際のポイント

①サイズ ②重量 ③収納の有無 など

 

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収納できる便利なボックススツールです。高さ40cmと高すぎないサイズ感で、オットマンとしても使用できます。

 

収納としても使えるうえ、折りたたむことができるため、使わなくなった場合にはコンパクトに収納しておくことができます。

 

31.フットレスト

長時間の座り作業で、足が疲れるといった方は、フットレストを導入してみましょう。

 

足が浮いていると、意図せず筋肉に負担をかけてしまいますが、フットレストがあればそれを防ぐことができます。また、角度をつければ、筋肉を伸ばすことも可能です。

 

比較的安く手に入るため、費用対効果の良いデスク周辺用品・グッズといえるでしょう。

 

フットレストを選ぶ際のポイント

①高さ ②形状 など

 

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【高さが選べるリバーシブル仕様】リラックスしたい時は傾斜のついた面を使用する事で、デスク下だけではなく、ソファーで寛いだり、車のフットレストしても使用出来ます。より高さが欲しい時には反対向きにすると最大103㎜の高さが得られます。

 

32.膝上テーブル

木の板の下にクッションが付いているもので、膝上にテーブルを設置することができます。気分を変えてソファやベッドで仕事をしたりする際に重宝します。意外と役に立つグッズ・用品です。

 

仕事の環境を手軽に変えることができ、さほど場所も取らず、そこまで高くもないので、是非一つ持っておくと良いでしょう。

 

膝上テーブルを選ぶ際のポイント

①天板のサイズ ②クッションの質・厚さ ③溝やストッパーの有無 など

 

Step-pediaのおススメ 

タブレットもノートPCも。リラックスしながら楽しめる万能トレイ

 

有名なYogibo社の製品です。天板は十分広く、机の手前部分に滑り止めのバーが付いており、奥部分には溝が付いているため、スマートフォンなどを差し込むことができいます。機能は十分と言えるでしょう。また、長時間作業する場合などは、クッションの性能が重要となってきますが、その点もYogibo社であるところから、信頼できるものと思われます。

 

Ⅲ Web会議関連

33.外付けWebカメラ

 

パソコン内蔵カメラがない場合はもちろん、パソコン内蔵カメラがある場合でも、その性能に不満がある場合など、外付けWebカメラを導入することが考えられます。

 

外付けWebカメラは、高画質なものを手に入れることができるほか、明るさ補正など、会議時などに重要な機能を備えているものがあります。

 

また、パソコン内蔵カメラの場合、会議時に写したくないものを避けたり、背景を調整するためにカメラの位置角度を調整するために、パソコンごと移動させなければなりませんが、外付けWebカメラであれば、カメラのみを移動させることで、これらのことが可能になります。

 

三脚等と組み合わせることもできるものもあり、一台持っておくと便利なデスク周辺用品・グッズです。

 

外付けWebカメラを選ぶ際のポイント

①画質 ②サイズ ③三脚対応の有無 ④明るさ補正等の機能 など

 

Step-pediaのおススメ 

フルHD 1080P 60FPS ストリーミング ウェブカム AI オートフォーカス 自動露出補正 自動ブレ補正 ストリームカム StreamCam C980GR グラファイト USB-C接続 国内正規品 2年間メーカー保証

 

ロジクール社の最高峰Webカメラです。フルHD、60fps、マイク付きと、十分すぎる機能を備え、クリップ式でPCやスマホへの装着が容易なうえ、三脚装着が可能なため、自由な場所に設置することができます。さらに、カメラを縦にすれば、縦動画も可能です。

 

34.Web会議用照明

 

日光が顔に当たる場所・時間であれば問題ないですが、自宅の照明のみだとビデオ通話時に顔が暗くなってしまいます。せっかくのビデオ通話であるのに、相手に良い印象を与えられません。内部の会議などであれば良いですが、クライアントや面接の際は、こういった事態は避けたいものです。

 

そこで、Web会議用にコンパクトな照明があるととても便利で、Web会議をよくする方にとっては、必須のデスク周辺用品・グッズといえるでしょう。

 

Web会議用照明を選ぶ際のポイント

①電源 ②明るさ ③設置方法 など

 

Step-pediaのおススメ 

自撮り動画撮影やWEB会議、テレビ通話の際、LEDのライティング効果により、美しく映すことができます。

 

三脚にセットされており、中央にカメラを設定することができるため、バランスよく被写体を照らすことができます。

 

35.外付けマイク

 

パソコン内蔵マイクがない場合や、パソコン内蔵マイクの音質に問題がある場合などは、外付けマイクを導入しましょう。

 

外付けWebカメラを導入する場合、カメラの場所を調整するのにあわせ、マイクの位置も調整する必要があるため、あった方がよいガジェットとなるでしょう。

 

Step-pediaのおススメ 

テレワーク/在宅勤務/生放送 / 録音 / ポッドキャスト / 実況 ブラック

 

36.カメラアーム

カメラを設置するためのアームです。カメラアームを使うと、撮影位置や角度などを自由自在に変更することができるため、カメラの使用頻度が高い場合などは便利なガジェットになります。

 

カメラアームを選ぶ際のポイント

①設置可能なデスクの厚さ ②可動域 ③耐荷重 など

 

Step-pediaのおススメ 

強化アルミ合金制 一眼レフ カメラ 撮影用 360度回転 強力はさみ 熱処理 1/4ネジ ホットシュー 付 ギア CNC加工 三脚 ブラケット 写真スタジオ 雲台/ビデオライト/フラッシュ/ストロボ に対応

 

37.カメラ三脚

カメラを設置するための三脚です。カメラ三脚を使うと、撮影位置や角度などを手軽に、かつ自由自在に変更することができます。カメラアームと違い、出し入れが容易であるため、カメラの使用頻度がそこまで高くない場合などは便利なガジェットになります。

 

 Step-pediaのおススメ 

自撮り棒 ビデオVLOG三脚 3段伸縮 ZV-1 webカメラ 三脚

38.マイクアーム

マイクを設置するためのアームです。マイクアームを使うと、撮影位置や角度などを自由自在に変更することができるため、マイクの使用頻度が高い場合などは便利なガジェットになります。

 

マイクアームを選ぶ際のポイント

①設置可能なデスクの厚さ ②可動域  ③耐荷重  ④ポップガードの装着の可否 など

 

Step-pediaのおススメ 

卓上マイクスタンド ポップガード デスクアーム式 伸縮 金属製 ショックマウント カラオケに適し 生放送 宅録 実況 動画投稿【改良版 耐荷重 2kg】

 

39.背景ボード

椅子に取り付けられるタイプの背景ボードです。これがあれば、場所を選ばずにビデオ通話をすることができます。

 

ZoomなどのWeb会議ツールには、合成機能などもありますが、背景がごちゃごちゃしていると、うまく合成できない場合もあるほか、万が一写ってしまった場合も安心です。スペースもとらず、あると便利なガジェットです。

 

背景ボードを選ぶ際のポイント

①サイズ・収納サイズ ②設置可能な椅子の条件 など

 

Step-pediaのおススメ 

 

Ⅳ ライト・照明関連

40.デスクライト

パソコン作業だけではなく、書類を確認したり、本を読む必要がある場合など、デスク上で作業する場合には必須のデスク周辺用品・グッズです。

 

 

Step-pediaのおススメ 

 

 

光の質を保つ独自の技術が用いられており、作業環境の強力なサポーターとなるでしょう。また、ヘッドの部分を自由に動かすことができ、様々な角度で自在に照らすことができるため、例えばWeb会議時の証明としても使うことができます。作業時からリラックス時まで使用できるように設計されているため、仕事場でありリラックスする場所でもある在宅環境では重宝する存在になると思います。

 

41.モニター掛け式ライト

デスク上の作業において必須のアイテムであるデスクライトですが、台座の部分は割とデスク上のスペースを取ってしまいます。そこで、デスク上をスッキリさせ、デスクを広く使いたい人は、モニター掛け式のライトがおすすめです。

 

私も愛用していますが、スペースを取らない点が良いのはもちろんですが、デスク奥から手前に向けて照らされるので、左右から照らすのと違い、とても作業がしやすいです。大したことないように見えて、導入するとスペースが広がるので、手放せなくなるガジェットとなるでしょう。

 

モニター掛け式ライトを選ぶ際のポイント

①明るさ ②幅 ③設置方法 など

 

Step-pediaのおススメ 

 

安価な製品も多数ありますが、光が不安定であったり、明るさが足りなかったり、耐久性がなかったり、と様々な問題がある場合が多いため、信頼できるブランドの製品を購入することをお勧めします。BenQ社のモニター掛け式ライトは、比較的安価で、かつ十分な品質の製品です。実際に使用していますが、トラブルもなく、満足のいく品質です。

 

Ⅴ 飲料・ドリンク関連

42.コーヒーメーカー

作業中コーヒーを飲む方には、コーヒーメーカーがおすすめです。豆から挽くタイプもあれば、もう少し簡易なタイプもあります。

 

コーヒーの味にこだわるなら、豆から挽くタイプがおすすめです。ただ、多少メンテナンスに手間がかかるため、より手軽に楽しみたい方はカプセル型がおすすめです。

 

コーヒー豆は、Amazonやネットショッピングで翌日配送も出来ますし、また、ウーバーイーツなどを使えばすぐに手に入れることも出来ます。

 

コーヒーメーカーを選ぶ際のポイント

①サイズ ②手入れの手間 ③珈琲以外の機能 など

 

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【全自動コーヒーメーカー】

ご自宅で挽きたて淹れたての本格派レギュラーコーヒーを楽しめる!「カフェ・ジャポーネ」機能を搭載した、コンパクトモデル!

 

コーヒー豆からこだわりたい方や、コーヒーを頻繁に飲む方におススメのモデルです。全自動コーヒーメーカーは様々なブランドから出ていますが、最もメジャーなデロンギ社の製品を選んでおけばまず間違いないでしょう。

 

【カプセル式コーヒーメーカー】

とても軽くて、とてもコンパクト。 エッセンサ ミニは置く場所を選びません。気分で置き場所を変えるのも楽々です。

 

とにかく手間を惜しみたい、といった方や、コーヒーは手軽に楽しみたいけれど、設置スペースはあまりとれない、といった方におススメの商品です。カプセル式は、対応するカプセルのコーヒー以外を楽しむことはできませんが、ネスプレッソは多様なカプセルを楽しむことができ、また、メジャーな製品であるため、今後も楽しめるカプセルの種類の豊富さは維持されていくものと思われます。

 

43.ウォーターサーバー

すぐにおいしい水や白湯が手に入るウォーターサーバーも便利です。

 

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【一般的なウォーターサーバー】

ウォーターカートリッジをセットして使用する一般的なウォーターサーバーを導入する場合、コスモウォーターがおすすめです。

 

コスモウォーター(全国対応)

 

初期費用、水の送料、サーバーレンタル料、定期メンテナンス料が0円であるため、水代と電気代のみで運用することができます(1か月24リットルの場合、4100円程度)。ウォーターサーバーの導入によるコストに抵抗がある方にはお勧めのウォーターサーバーと言えます。

また、ウォーターカートリッジの取り付け部分が、ウォーターサーバーの下部に設置されているため、重いウォーターカートリッジを持ち上げる必要はありません(男性でも結構重労働です。)。ウォーターカートリッジの容器は簡単につぶせる素材(いろはすのようなイメージ)で、女性でも簡単につぶせるうえ、容器の返却が不要であるため、空ボトルはリサイクルゴミとして処分可能です。

そして、ウォーターサーバーは、それなりに存在感のあるものですが、グッドデザイン賞を受領したおしゃれなレンタルサーバーを使用することができる点も大きなメリットと言えるでしょう。

 

【水道直結型ウォーターサーバー】

ウォーターサーバーがどうしても邪魔、ウォーターカートリッジの受け取りや処分が面倒、ウォーターカートリッジの保管場所がない、無くなると困るので水を好きなだけ使えない、などの悩みがウォーターサーバーにはつきものです。これらの点がどうしても気になる場合は、水道直結型ウォーターサーバーをお勧めします。

 

Rakumizu(全国対応)

 

KiralaWater(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県及び静岡県。順次全国へ拡大中)

 

極めて高い基準を満たした高性能な浄水フィルターが、水道水を安心でおいしい水に変えるタイプのウォーターサーバーです。このタイプは、ウォーターカートリッジが不要であるため、ウォーターサーバーのサイズが小さくなることや、ウォーターカートリッジの配送や処分などの問題も生じませんし、料理の際などに好きなだけ使用できます。

 

44.温度調整機能付き電気ケトル

コーヒーサーバーやウォーターサーバーは邪魔だけれど、デスクで手軽にホットドリンク等を楽しみたい、という方には、電気ケトルがおすすめです。デスク周辺用品といっても良いほどコンパクトで、デスク周辺にも十分導入できます。

 

更に、味にこだわりたい!という方には、温度調整機能付きの電気ケトルがおすすめです。珈琲やお茶、紅茶などは、それぞれ最適な温度が存在するので、温度調整機能付きの電気ケトルがあれば、手軽に最適温度の飲み物を楽しむことができます。

 

温度調整機能付き電気ケトルを選ぶ際のポイント

①容量 ②サイズ ③注ぎ口の形状 など

 

Step-pediaのおススメ 

注ぎやすさとデザインにこだわった、デロンギのカフェケトル。 温度設定機能つき ボタンを押すだけで50、60、80、95、100℃の5段階設定が可能 20分間の保温機能付き

 

温度設定の手軽さと、注ぎ口の形状が売りの製品です。コーヒーのドリップ時の注ぎにもそのまま使える形状であるため、容器を移し替える手間を省くことができ、また、それによる温度変化も回避することができます。

 

45.スマートマグカップ

せっかく温かい飲み物を入れても、すぐに冷めてしまっては台無しです。そこで、温度を制御し、加熱してくれるスマートマグカップがおすすめです。暖かいものをよく飲む方には必須のガジェットとなるでしょう。

 

 

Step-pediaのおススメ 

14オンス バッテリー80分持続 バッテリー寿命 - アプリコントロールの加熱コーヒーマグ - 改良デザイン

 

46.ポータブル冷蔵庫

夏場などは、デスク周りに小型の冷蔵庫を設置してしまうのも一つの選択肢でしょう。水分補給のために集中力が途切れてしまうのを防止できます。ややスペースをとりますが、スペースがある方にはおすすめできるデスク周辺用品・グッズです。

 

Step-pediaのおススメ 

ワンタッチ操作 LCD温度表示 発泡ウレタン採用 断熱性能抜群 省エネ ペルチェ式 静音 AC/DC給電 車載用 車中泊 キャンプ アウトドア 家庭用 24ヶ月保証

 

47.温冷ドリンクホルダー

温冷機能付きのドリンクホルダーを利用する方法もあります。冷蔵庫ほどスペースをとらないので、比較的簡単に導入できるガジェットです。

 

Step-pediaのおススメ 

家庭用 カップクーラー 急速冷凍 冷凍カップ 卓上用 ポータブル ミニ 小型 冷蔵庫 ペットボトル・缶対応 シリコーンコースター付き 誕プレ 3色展開

 

Ⅵ 作業補助ツール関連

48.タブレット端末

タブレット端末があると、電視書籍、PDF資料、インターネットのサイトなど、タブレット端末で資料等を見ながら作業することができ、作業効率化が狙えます。

 

特に、在宅環境だと、プリンターがそもそもない場合や、プリンターがあってもそこまで印刷ができない場合などもあるかと思いますが、その代替として、タブレット端末は有用な存在です。

 

導入している方も多いですが、未導入の方はぜひ検討したいガジェットです。

 

Step-pediaのおススメ 

 

iPad 史上最高に打ちやすいキーボード、iPadOS での作業方法を広げるトラックパッド、充電用の USB-C ポート、バックライトキーを搭載。

 

公式HPによると、Apple Pencil第2世代は、iPad Air第4世代で使用可能。

 

最強のタブレット端末と言えば、やはりiPadです。そして、iPad Air第4世代は、iPad Proほど効果でない一方で、十分な機能を有するモデルで、コスパのいいモデルと言えるでしょう。iPadの良さを最大限発揮するためには、Magic Keyboardと、Apple Pencil第2世代を同時購入することをお勧めします。なお、互換品はうまく使えなかったり、使用時にストレスとなることが多く、結局使わなくなるため、最初から純正品を購入することを強くお勧めします。

 

 

 

紙に描いてるような描き心地のペーパーライク。非光沢でマットな反射防止アンチグレア仕様。気泡が入りにくく傷にも強いシートです。

 

タブレットPCが欲しい場合は、Surface Go 2がおすすめです。こちらも、純正キーボードは必須の商品と言えるでしょう。Surfaceペンは、PCとして使用するのがメインの場合は、必須とまでは言えません。ちなみに、Surfaceペンを、「書き味ペーパーライク」の保護フィルムを併用することで、本当に紙に書いているかのような感覚でメモを取ることができます。

 

49.電卓

最近ではパソコンのアプリや、スマホのアプリなどもありますが、手元に電卓があると、ちょっとした計算を瞬時に出来るため、便利です。一つは欲しいデスク周辺用品・グッズです。

 

Step-pediaのおススメ 

3キーロールオーバー機能を搭載したプロ仕様モデル。機能面、デザイン面共に洗練された一品。税理士や公認会計士などのプロも愛用する。

 

電卓は、簡単な計算であれば安いもので十分ですし、安いものであれば1000円しないものも多数あります。電卓にこだわりたい!とか、かっこいい電卓が欲しい!という方は、デザインがスタイリッシュなうえ、プロ中のプロも愛用するS100の導入を是非ご検討ください。

 

50.デジタル時計・デジタルカレンダー

電話の際などに、時間やカレンダーが卓上にあると便利です。カレンダーをつけかえる必要もなくなり、また、電波機能があれば、時間がずれることもありません。一つは欲しいデスク周辺用品・グッズです。

 

Step-pediaのおススメ 

 

51.金属製マウスパッド

アルミニウム製マウスパッドは、布製のマウスパッドに比べ、なめらかな作りになっており、また、手入れもとても楽です。スタイリッシュな点に惹かれて購入される方も多いかと思います。おしゃれなグッズで、ぜひ導入してみたいデスク周辺用品・グッズです。

 

Step-pediaのおススメ 

アルミ 薄型 金属マウスパッド マウス 防水耐久 両面使用 高級感 表面は滑りが良くて 操作感が快適

 

ゲーム用のアイテム(ゲーミング○○)は、機能面が洗練されており、仕事用にも使えるものが多いです。ただ、仕事用にしては機能が過剰だったり、デザインが使いにくかったりします。ゲーミングマウスパッドは、マウスの最適な動作の実現のために洗練された商品で、大きさや素材など様々なものがある一方で、機能が多すぎるといった問題もなく、またシンプルなデザインのものも多数あるため、仕事用にもおすすめできるアイテムです。

 

52.スマホスタンド

スマートフォンをリアルタイムで確認する必要がある場合や、スマートフォンを見ながらパソコンで作業する場合には重宝します。

 

スマホスタンドを選ぶ際のポイント

①サイズ ②材質 ③置きながら充電できるか など

 

Step-pediaのおススメ 

高と角度を調整可能 デスクトップ タブレットスタンド 頑丈なすべてのアルミニウム合金 携帯スタンド 4.7〜12.9インチのスマホ タブレットなどのデバイスに 対応Huawei/iPad/Kindle/などに最適

 

53.ワイヤレス式スマホ充電器

置くだけでスマホなどを充電することができるため、充電の手間が省け、また、デスク上の配線をスッキリさせることもできます。

 

Step-pediaのおススメ 

【スタンド型】

 

【パッド型】

iPhone 12 / 12 Pro Galaxy AirPods 各種対応 最大10W出力 (ブラック)

54.ディスプレイ固定グッズ

 

ノートパソコンの画面にスマートフォンやタブレットなどを固定するアイテムです。スマートフォンやタブレット端末をリアルタイムで確認する必要がある場合や、これらの端末を見ながらパソコンで作業する場合には重宝します。

 

Step-pediaのおススメ 

 

55.ブックスタンド

ブックスタンドを使うと、開いた本を見ながら、両手で作業することができ、本を見ながら作業する必要がある場合には、とても重宝するガジェットです。

 

Step-pediaのおススメ 

シンプルかつコンパクトなデザインで収納時の厚さはただの1.3cm、持ち運びにとても便利です。自宅、図書館や職場など多くのシーンで活躍出来ます。

 

56.スマートスピーカー

スマートスピーカーがあれば、声タイマーの設定、電気のオンオフ、音楽の再生や停止、スケジュール確認、単語の翻訳、買い物などを、仕事を中断することなく、声のみで行うことができます。

 

用途が限られるため、マッチする場合には利便性が上がりますが、そうでない場合はあまり役に立たないことと、セキュリティ上の問題が指摘されている点に注意が必要です。注意する点もあるものの、はまれば便利なガジェットです。

 

Step-pediaのおススメ 

【プライバシーに配慮したデザイン】マイクの電源を切ることができるマイク オン/オフ ボタンを用意するなど、何重ものプライバシー保護対策を用いて設計しています。

 

上記でも述べた通りですが、スマートスピーカーは、スマートスピーカーに話しかけた時の声が録音され、運営会社側に音声データが送付される仕組みとなっています。また、話しかけたつもりでないにも関わらず、スマートスピーカーが作動し、その音声データが運営会社側に送付される事例もあります。そのため、ビジネスユースするには、セキュリティ上の懸念があります。Echo Dotの場合、ボタン一つでマイク電源を切ることができるため、仕事中はマイク電源をオフにすることができ、この点が大きな特徴と言えるでしょう。

 

57.スピーカー

仕事上音声を聞く必要があるときや、音楽を聞きながら作業したい場合などに重宝します。

 

Bluetoothで接続するタイプだと、配線がスッキリしますし、一定距離離れたところから接続することが出来るため、スマホを使いながら、スマホの音楽を流したりすることができます。また、接続する機器を変更する際も、機器を移動させたり、コードをつなぎ替える手間がかかりません。

 

スピーカーを選ぶ際のポイント

①優先・無線(接続方式) ②音質 ③バッテリー容量 など

 

Step-pediaのおススメ 

ハイレゾ対応/Bluetooth対応/LEDライト付き / 32段階明るさ調整可能 DSEE HX対応 LSPX-S2

  

360°広がる立体的で抜けるような気持ちよいサウンドと、グルーヴを増幅させる輝きで ライブステージのような臨場感をつくり出す BALMUDA The Speaker。 

 

インテリアとしても使用できる、音と光を演出するスピーカーが、SonyとBALMUDAから発売されています。どちらも高音質が楽しめるうえ、光による癒し効果を得ることができます。なにより、使用していないときも、おしゃれなインテリアとなるところが大きなメリットと言えるでしょう。

 

 

オーソドックスなタイプのワイヤレススピーカーが欲しい場合は、こちらの製品がおすすめです。多様な無線接続にも対応し、音質もハイレゾに対応した高品質なモデルです。

 

58.Bluetoothイヤホン

スピーカーと違い、没入感を得られるため、スピーカーで音楽等を聴くよりイヤホンで聴く方が集中できる、という方も多いと思います。有線のイヤホンだと、コードが作業の邪魔になることがありますが、Bluetoothで接続するタイプだと、そういった不自由から完全に解放され、コードに集中力を削がれることもありません。作業中に音楽を聴く方はぜひ導入したいガジェットです。

 

Bluetoothイヤホンを選ぶ際のポイント

①音質 ②バッテリー容量 ③ノイズキャンセリングの有無 など

 

Step-pediaのおススメ 

ノイズキャンセリングイヤホン: 11段階のアクティブノイズキャンセリングにより、ノイズをシャットアウトして音楽やポッドキャスト、ビデオを楽しめます。トランスペアレンシーモードを使用すると、短い会話をしたい時に、周囲の音を聞くことができます。

 

BOSEならではの低音、音質を、イヤホンで手軽に楽しむことができます。また、1回の充電で最長6時間の再生が可能で、充電ケースを使用するとさらに最長12時間の再生が可能となり、作業用としても十分な機能を備えています。また、ケースはQi規格の充電マットに対応しているのも大きなメリットと言えるでしょう。

 

59.Bluetoothヘッドホン

ヘッドホンも、イヤホンと同様に没入感が得られやすいため、ヘッドホンが好きな方も多いと思います。イヤホンを長時間付けると、耳が痛くなってしまう方などにはおすすめです。作業中に音楽を聴く方はぜひ導入したいガジェットです。

 

Bluetoothヘッドホンを選ぶ際のポイント

①音質 ②バッテリー容量 ③ノイズキャンセリングの有無 など

 

Step-pediaのおススメ 

LDAC/Amazon Alexa搭載/Bluetooth/ハイレゾ 最大30時間連続再生 密閉型 マイク付 2020年モデル 360 Reality Audio認定モデル ブラック WH-1000XM4 BM

 

ヘッドホンの最高峰といっていいモデルでしょう。Apple社製にこだわりがなければ、ソニーのこの製品一択です。AppleのAirPods Maxの発売により、この商品のリーズナブルさも注目されています。

 

Apple社製のワイヤレスヘッドホン

 

Appleから出たワイヤレスヘッドホンです。Apple社製品好きにとっては、唯一の選択肢となることでしょう。

 

この記事の結び

在宅ワークは、仕事の種類・内容や、立場によっても大きく異なるものですが、少しでも参考になるものはありましたでしょうか。

 

後編では、残り79選をご紹介しますので、ぜひ後編もご覧いただけますと幸いです。

 

後編の記事は、Twitterで告知しますので、Twitterのフォロー @step_pedia をよろしくお願いします!また、はてなブログの読者登録もぜひよろしくお願いします。

 

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