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【早見表付】レーザープリンター家庭用の選び方とおすすめ8選

モノクロレーザープリンターやレーザープリンター複合機を含め、家庭用のレーザープリンターのおすすめ機種を用途に合わせて選べるよう、徹底比較します。インク代に相当するトナー価格を踏まえ、1枚あたりの印刷コストまで比べ、早見表付きで比較しているので、ぜひご参照ください。

 

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1.レーザープリンターとは?

レーザープリンターとは、粒子である「トナー」で印刷を行うプリンターのことです。

 

「インク」を使用して印刷するインクジェットプリンターと異なり、インクを乾かす必要がないため、印刷スピードが非常に速いのが特徴です。

 

⑴ レーザープリンターのメリット

① 印刷スピードが非常に速い

レーザープリンターの最も大きな強みは、その印刷スピードです。一般的な家庭用インクジェットプリンターが、1分あたり数枚~10枚程度なのに対し、レーザープリンターは、1分あたり20枚から30枚と、圧倒的な速さを誇ります。

 

② 水に強く滲みにくい

レーザープリンターは、インクを使用しないため、耐水性に優れています

 

家庭用インクジェットプリンターで印刷したものは、マーカーで線をひくと滲んでしまいますが、レーザープリンターは、滲みません。図書館やコンビニなどのプリンターの印刷物を想像してもらえると良いかと思います。

 

③ トナー交換の頻度が低い

レーザープリンターは、トナー一つあたりの印刷可能枚数が多く、インクジェットプリンターのインク交換の手間に比べると、圧倒的に手間がかからないといえます。

 

一般的な家庭用インクジェットプリンターは、数百枚~1000枚程度なのに対し、レーザープリンターのトナーは、1万枚以上の印刷が可能なものもあります。

 

④ 1枚当たりの印刷コストが比較的低く抑えられる

レーザープリンターは、一般的に、家庭用インクジェットプリンターに比べ、1枚あたりの印刷コストが安く済む傾向にあります。イメージとしては、約3分の2程度のコストで済みます。

 

家庭用インクジェットプリンターは、本体を安く売り、インクで稼ぐというビジネスモデルであるため、ランニングコストが高くつく傾向にあります。

 

⑵ レーザープリンターのデメリット

① 本体が大きく、重い

レーザープリンターの大きなデメリットは、本体サイズです。15㎏でも軽い機種となり、複合機となると25㎏以上となるため、スペースをとってしまいます。

 

家庭用インクジェットプリンターのイメージで購入すると、思った以上に大きかった、ということが起こりうるため、サイズや重量は要チェックです。

 

② 本体価格が高い

機種にもよりますが、家庭用インクジェットプリンターに比べ、本体価格が高い傾向にあります。

 

大量に印刷する場合は、その分ランニングコストが安くなるため、トータルで見ると問題ではありませんが、あまり印刷しない場合には、設置のハードルが高くなります。

 

③ トナー代が高い

こちらも本体価格と同様ですが、トナー一つあたりで10000以上の印刷が可能なこともあり、初期投資額が高くついてしまいます。もっとも、大量に印刷する場合は、その分ランニングコストが安くなるため、トータルで見ると問題ではありません

 

2. 主要メーカーと選び方のポイント

⑴ 主要メーカー

家庭で使用し得るプリンターに限定すると、レーザープリンターはBrotherが特に強い状況と言えるでしょう。

 

⑵ 選び方のポイント

在宅ワークで使用するプリンターという視点で見ると、①サイズ・重量、②ランニングコスト、③印刷スピード、④給紙容量、⑤対応用紙サイズ、⑥両面印刷の可否、⑦耐久性、⑧複合機か否かなど選ぶ際に重要となってきます。

 

特に、サイズ・重量は、想像以上に大きく・重いものが多いので、特に重要です。一般に、大きく重くなるほど性能は良くなるので、どのあたりが落としどころかを考える必要があるでしょう。 

 

3. 性能早見表

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※ 拡大表示してご参照ください。拡大表示しても見にくい場合は、こちらのリンクをご参照下さい。

※ 印刷スピードは、ISO基準の測定方法に則った「ipm」が使用されているケースと、メーカー独自の測定方法に則った「ppm」が使用されているケースがありますが、早見表では区別していません。

 

4. Step-pediaのおススメ

第1位 Brother HL-L3230CDW
レーザープリンター A4カラー/24PPM/両面印刷/有線・無線LAN

家庭用のレーザープリンターとしては最もメジャーな機種と言えるでしょう。重量が18.1㎏であり、一般的なインクジェットと比べると大きいものの、レーザープリンターの中では比較的小型なサイズと言えます。カラー印刷、両面自動印刷にも対応し、レーザープリンターとして必要な機能は備えています。

レーザープリンターとして十分な機能を求めつつ、比較的コンパクトなものを購入したい場合には、おすすめの商品です。印刷スピード及び印刷コスト面で多少妥協しても、よりコンパクトなモデルがほしい場合は、Canon LBP622Cがおすすめです。

 

第2位 Canon LBP622C
接続方法:有線LAN、無線LAN、USBケーブル

モノクロ、カラー共に1分当たり21枚の印刷スピードを実現し、自動両面印刷にも対応しながら、14kgという比較的コンパクトなサイズにまとまったモデルです。大きな差ではないですが、機能面を追求したい場合はBroteher HL-L3230CDWが、コンパクトさを追求したい場合は、この商品が、それぞれおすすめです。

 

第3位 Brother HL-L2330D
A4モノクロ 30PPM 両面印刷

モノクロ印刷限定ですが、自動両面印刷には対応し、特筆すべきは何よりその軽量さ、コンパクトさです。印刷スピードは、1分あたり30枚とかなり高速であるにもかかわらず、本体重量7.2kgと家庭向けにも十分設置できるコンパクトさを実現しています。

コンパクトなモノクロレーザープリンターであれば、Canon LBP162/LBP161か、この商品かの2択になるものと思いますが、Canon LBP162/LBP161よりやや機能面で優れています。

 

第4位 Canon LBP162/161 
Canon A4モノクロレーザープリンター Satera LBP162

モノクロ印刷限定ですが、自動両面印刷には対応し、特筆すべきは何よりその軽量さ、コンパクトさです。印刷スピードは、1分あたり28枚とかなり高速であるにもかかわらず、本体重量7kgと家庭向けにも十分設置できるコンパクトさを実現しています。

コンパクトなモノクロレーザープリンターであれば、Brother HL-L2330Dか、この商品かの2択になるものと思いますが、Brother HL-L2330Dよりやや機能面で劣っているものの、ややコンパクトなモデルとなっています。

 

第5位 Canon LBP6040/LBP6030
キヤノン A4モノクロレーザープリンター Satera LBP6030 8468B005

モノクロ印刷のみで、スキャナーも対応しておらず、自動両面印刷にも対応していませんが、レーザープリンターでありながら、5kgという軽量さを実現しています。レーザープリンターがほしいものの、とにかくコンパクトさを追求したい、という方にはおすすめです。

 

第6位 Brother MFC-L3770CDW
複合機 A4カラー/FAX/24PPM/両面印刷/有線・無線LAN/ADF

レーザープリンターの複合機の中では比較的小型ではあるものの、重量が24.5㎏とかなり大型になります。ただ、カラー印刷、両面自動印刷にも対応し、レーザープリンターとして必要な機能を十分に備えています。

 

第7位 Epson LP-S180DN/LP-S180D
エプソン lp s 180 dn a 4 モノクロ モノクロページプリンタ ページ プリンタ

モノクロ印刷限定ですが、自動両面印刷には対応しています。印刷スピードは、1分あたり30枚と高速であるにもかかわらず、本体重量14kgと比較的コンパクトです。普通紙耐久枚数10万枚と高耐久であることから、モノクロ印刷のみを大量に行う方にはおすすめの機種と言えます。

 

第8位 Epson LP-S6160
【新品】EPSON LP-S6160【A3カラープリンタ】

本体重量44kgとかなり大型な製品となります。自動両面には対応していないものの、モノクロ、カラー共に1分当たり21枚の印刷スピードを実現しています。特筆すべきは、耐久性で、60万枚の印刷に耐えるモデルです。印刷スピードも速く、とにかく大量の印刷をする場合には、おすすめの商品と言えます。

 

4. この記事の結び

以上、家庭でも導入できるレーザープリンターのご紹介でした。

 

レーザープリンターは小型化が難しく、家庭で導入できるサイズのものは少ないのが現状です。ただ、導入し、その圧倒的スピードを体感してしまうと、もう家庭用インクジェットプリンターには戻れません。

 

もっとも、最近ではビジネスインクジェットプリンターという新たな選択肢も登場しています。こちらも気になる方は、以下の記事を参照してみて下さい。

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