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【最強テント】アメニティドームを買うべき16の理由【設営簡単】

スノーピークのアメニティドームは、前室が大きく、設営も簡単で、純正タープや純正グランドシートならテント乾燥サービスも利用でき、インナーマットを使用すれば広い床面全体が快適な空間に変わるなど、魅力満載なテントです。今回は、そんな初心者から上級者までお勧めできるスノーピークのアメニティドームS、アメニティドームM、アメニティドームLの魅力を徹底的に解説します。

 

 

 

1. はじめに

キャンプにおいて、もっとも重要なアイテムの一つである「テント」ですが、デザインはもちろん、値段もサイズも機能も様々なものがあり、テント選びに迷ってしまう方は多いかと思います。

 

テント選びは、使用時の組み立てや、悪天候時を考慮したテントの性能の点には目が行きがちですが、自宅でのメンテナンスや収納などまで考慮しなければならず、思った以上に難しく、「こんなはずじゃなかった」となってしまうことが多いのが実情です。さらに、テントの性能の表示もメーカーによって基準がまちまちで、防水性能が足りていないことにキャンプ場で気が付く、なんてこともよく聞きます。

 

私も、キャンプはじめたての初期に購入したいくつかのテントは、すでに手放しており、テント選びには様々な視点が大事なのだなと痛感しております。

 

そこで今回は、実際にアメニティドームを使用している筆者が、初心者から上級者までお勧めできるスノーピーク社のアメニティドームについて、様々な視点から分析し、その魅力をお伝えします。初心者の方を念頭に置いて、初心者が購入しがちな「ワンタッチテント」との対比を交えつつご紹介します。

 

 

2. アメニティドームのおすすめポイント

⑴ お洒落なデザイン

テントにおいて重要な要素の一つが「デザイン」です。キャンプの雰囲気を盛り上げてくれますし、写真撮影時にはキャンプ感をおしゃれに引き立ててくれるアイテムになります。

 

引用:snow peak

 

スノーピークは、安心の品質とおしゃれなデザインで人気になったメーカーであり、テントもその例外に漏れず、スノーピークらしいお洒落なつくりになっています。

 

茶色を基調としたスノーピークカラーは、森林や湖畔など、あらゆるキャンプシーンにおいて周りと調和する、まさにキャンプにもってこいのデザインとなっています。

 

⑵ 高品質な機能性

テントにおいて何よりも重要なのはその機能性です。天候があまりよくない中でキャンプを決行することもあるでしょうし、そうでなくても、思いがけず風が強くなったり、雨が降ったりということもよくあります。

 

自然を相手にすることなので、どんなに気を付けていても、天候の影響は大なり小なり受けることになります。

 

そこで、そんな急な悪天候でも耐えられるだけの機能を有したテントを用意しておくと、安心してキャンプすることができます。

 

テントの機能性は、①耐水性、②耐風性、③通気性、④耐結露性、⑤居住性の大きく5つの視点で考える必要がありますので、アメニティドームについて一つずつ見ていきましょう。

 

① 耐水性

何よりもまず重要なのは、①耐水性です。基本的には天候の良い日を選んでキャンプに行く方が多いと思いますが、キャンプでは、特に山間部などは、急な悪天候に見舞われることも多く、また、大人数でのイベントだと、多少の悪天候でも日程を優先して、キャンプに行ってしまうこともあるでしょう。

 

そんな時に、安心してテント内で過ごすためには、耐水性が必要となってきます。耐水性を示す数値が、耐水圧と呼ばれるもので、大きければ大きいほど、耐水性がよくなります。

 

一般的に、強い雨で1500㎜と言われており、雨天時のキャンプでも安心して使えるようにするためには、耐水圧が1500㎜以上のテントを選ぶとよいとされています。

 

スノーピークのアメニティドームは、ミニマム値1800㎜となっており、十分な耐水圧を備えています

 

特に安心なのが、スノーピーク独特の基準として、「ミニマム値」が採用されていることです。つまり、「平均」ではなく「最低」であり、「どこを計測しても最低1800㎜以上」ということを意味します。

 

テントメーカーによっては、全体の平均値を記載していることもあり、1500mm以上のものを買ったにもかかわらず、部分的に1500㎜を切っていたために浸水してしまう、といったことがありますが、スノーピークのテントではその心配はありません。

 

また、浸水対策は、上からの浸水対策(フライ耐水圧)と、下からの浸水対策(ボトム耐水圧)を考える必要がありますが、いずれもミニマム値1800㎜となっており、安心の設計といえます。

 

スノーピークは、以下の画像のような高い防水・撥水加工が施されており、かつ「どこを計測しても最低1,800mmミニマム」であることが保証されているため、安心のテントといえます。

 

引用:snow peak

 

② 耐風性

次に重要なのが、耐風性です。キャンプの際に見落としてはいけないのは、「風」です。

 

天気予報を見る際に、風の予報も合わせて確認する必要があることはもちろんなのですが、仮に風が弱いと思っていても、特に海岸線沿いや、周りに障壁のない高原などでは、意外と夜に風が強くなってしまう、などということはよくあることです。

 

そんな時に、風に弱いテントだと、テントが倒れてしまい、安心してテント内で寝ることができません。

 

アメニティドームは、背が低めに設計されており、また、風を逃がす構造になっており、風の影響を受けにくく設計されているため、初心者でも安心の構造といえます。

 

 

引用:snow peak

 

また、ロープも付属しており、ロープでテントを補強することで、必要に応じてより風対策を強化することもできます。

 

上記に対して、初心者が選びがちな「ワンタッチテント」は、設置のしやすさに主眼が置かれているため、耐風性が弱い場合が多い印象です。私も最初はワンタッチテントを購入したのですが、強風に見舞われた際は、テントが崩れてしまい、中で寝ることすらできなくなってしまいました。その点アメニティドームは、しっかりとしたポールでテントを組むことができ、また風を逃がす構造になっているため、テントが崩壊する心配はないでしょう。

 

③ 通気性

次に重要なのが、通気性です。これは特に夏場のキャンプで重要なのですが、テントの中は熱気がこもり、中にいるのがつらくなるほど熱くなってしまいがちです。

 

通気性が悪いと、朝でも中にいられないほど熱くなってしまうため、テント内でゆっくりするということができなくなってしまいます。

 

アメニティドームは、両サイドを網戸のようにメッシュにすることができるため、通気性を確保することができます

 

④ 耐結露性

居住性の点で重要な要素の一つとして、テント内の結露の問題があります。テントの構造によっては、朝起きるとテント内に結露ができ、室内がびしょ濡れということもあります。

 

アメニティドームは、ダブルウォールテントといわれる構造で、インナーテントとフライシートの二重構造となっているため、結露に強く、室内が結露で濡れてしまうといった心配がありません

 

私も、春夏秋冬それぞれのキャンプでアメニティドームを使用していますが、室内が結露した経験はありません

 

⑤ 居住性

そして、他の要素より重要性が劣るものの、キャンプの楽しさを左右する重要な要素が、居住性です。テントの出入りや、テント内での過ごしやすさは、やはり重要です。

 

アメニティドームは、ゆったりとした室内設計になっており、快適に過ごすことができます。また、いずれも前室が装備されているため、就寝時や雨天時の荷物スペースも十分確保することができます。

 

【5名用のアメニティドームMの場合】

引用:snow peak

 

前室は、前室で靴を履いてから外に出ることができるようになるため、雨天時の出入りをかなり楽にしてくれます。特に、室内を濡らさずに出入りできるのは大きなメリットです。

 

また、テントの両側から出入りすることができ、前室は横からの出入りも可能であるため、出入りの利便性は十分確保されているといえるでしょう。

 

引用:snow peak

 

フロントパネルを跳ね上げることもできるため、日中のテントの出入りを楽にし、また、簡易のタープのように使うこともできます。

 

引用:snow peak

 

これに加え、別売ですが、専用のマット(後述します。)を購入すると、床面全体にクッション性が生まれ、室内全体で快適に過ごすことができるようになります。

 

⑶ 広い前室が備えられている

居住性の部分でも言及していますが、アメニティドームには、十分に広い前室が備え付けられています。

 

前室とは、外側のフライシートのみで覆われた空間で、雨宿り用の屋根のようなイメージの空間です。虫の侵入までは防いでくれず、あくまでも「外」ではありますが、雨から守ってくれたり、前室内であれば他のキャンパーから見えなくなります。

 

 

前室は、就寝時や雨天時の荷物スペースとなったり、雨天時に室内を濡らすことなく出入りすることが可能になったり、あると便利な存在です。

 

特に、調理器具やテーブル、ごみ類など、外に放置したくはないもののテントの中には入れたくないものの保管場所として使え、非常に重宝します。

 

⑷ オールシーズン使用可能

アメニティドームは、網戸のようにメッシュにしたり、メッシュ部分を閉めたりすることができ、オールシーズン使用することができます

 

冬山のキャンプなど、過酷な環境であれば、専用の冬用テントを用意したほうが良いですが、関東の冬程度であれば、十分使用可能です(もちろん、寝袋等の防寒グッズは必須です。)。

 

私は、関東の夏(8月頃など)のキャンプ、冬(2月頃など)のキャンプなどで何度も使用していますが、関東であれば問題なくオールシーズン使用可能といえます。

 

オールシーズンキャンプする方にとっては、これ一つで対応できるため、収納スペースの節約にもつながります。

 

⑸ 簡単な組み立て

アメニティドームは、エントリーモデルでありながら、最高の品質である点が特徴の一つといえます。つまり、高品質な機能を有しつつも、初心者にもやさしい工夫が施されており、非常に簡単に組み立てを行うことができる点も大きな特徴の一つです

 

アメニティドームを何度か組み立てたり、キャンプでの同種のテントの組み立て経験がある方であれば、説明書を見ずに簡単に組み立てることができます

 

例えば、ポールとポールを通す穴に色がついており、どこに何を通すのかが一目瞭然です。組み立てを手伝ってもらうときに指示も出しやすいため、お子さんなどと共同で組み立てる際にわかりやすく指示できるのも良いポイントといえるでしょう。

 

引用:snow peak

 

また、フライシートとインナーテントの接続は、プラスチックバックル(プラスチックのパチッと止めるやつです。)になっており、簡単に接続することができます。

 

【プラスチックバックルのイメージ】

引用:snow peak

 

フライシートを直接ペグで地面に打ち付けるタイプもあり、打ち付けが弱いとフライシートが飛ばされてしまうこともありますが、プラスチックバックルのタイプはその点初心者でも安心です。

 

また、プラスチックバックルの接続も、ロープ部分が色分けされているので、わかりやすいです。

 

引用:snow peak

 

こうした工夫などから、ワンタッチテントと比較しても、そんなに難しいということはないのではないかと思います。組み立てのスピード「のみ」を重視するのであれば、やはりワンタッチテントに劣ってしまうことにはなりますが、アメニティドームは、「組み立てが心配」という方でも簡単に組み立てられるような優しい設計になっていることは間違いないでしょう。

 

⑹ 収納しやすさ

収納のしやすさもテントの使い勝手を左右するポイントといえます。

 

ペグを外して、フレームを外せば、あとは折りたたんでケースに入れるだけなので、簡単かつスピーディーに収納することができます。これに対して、ワンタッチテントは、設置が簡単な分、折りたたみに癖があるため、収納にややてこずることがあります

 

また、アメニティドームは、付属のケースがついており、このケースはタイトすぎる設計になっていないので、初心者でも比較的容易に、力を入れることなく収納することができます

 

「かなりしっかりと手順通りに折りたたまないとケースに入らない」ようなテントだと、収納の手間がかなり大きくなってしまいますが、アメニティドームは初心者でも比較的容易に収納することができます。

 

⑺ 手の届く価格帯

スノーピークのテントは、決して安くはありません。しかし、10万円~数十万円するような高級テントではなく、3万5000円~6万円程度と、高価すぎない価格設定になっています。

 

また、比較的高価な価格ではあるものの、品質が保証されており、長く使用できることを考えると、決して高くはないのではないかと思います。とりわけ、テント乾燥サービスを使用する場合には、結果として安くなる場合もあるでしょう。

 

⑻ メーカーによる永久保証・修理サービス

スノーピークは、全製品永久保証がついており、スノーピークが存在し続ける限り、メーカー自身が修理に対応してくれることも大きなメリットといえます。

 

オンラインで修理を申し込むことができ、製造上の欠陥が原因の場合は無料で、その他の場合は適正な価格で修理を依頼することができます

 

大型テントは、高価な商品であり、また、個人で修理等をすることが難しいところ、これは大きなメリットといえます。

 

ec.snowpeak.co.jp

 

⑼ 充実の付属品

ペグやロープが付属しているため、すぐにテントを張ることができます。また、リペアパイプも付属しているため、何らかの理由で破損が生じた場合でも、とりあえずその場で修理をしてキャンプを続行する、といった対応をとることができます。

 

【付属品一覧】

・専用ケース

・インナーテント

・フライシート

・フレーム

・フレームケース

・自在付ロープ

・ペグ

・ペグケース

・リペアパイプ

※最新の付属品はメーカーホームページ等をご参照ください。

 

⑽ 十分なオプション品

メーカー公式のオプション品として、以下のようなものがあり、セットで購入することでより良いキャンプライフを送ることができます。オプション品としては定番のものであり、これらをスノーピークで揃えられるのは大きなメリットといえるでしょう。

 

・グランドシート(テントの下に敷いてテントを浸水や汚れから守るもの)

・マットシート(テント内に敷いて固い地面でも快適に過ごせるようにするもの)

・タープ

・フロントパネル跳ね上げ用ポール

 

詳細は「4. 合わせてチェックしたい関連商品」をご参照ください。

 

⑾ 安心の日本メーカー

スノーピークは、1958年7月に創業した、新潟県三条市に拠点を置く日本のメーカーです。海外メーカーも良いメーカーは多数ありますが、日本のメーカーというのは、初心者としては一つ安心感を得られるものと思います。

 

また、単に日本メーカーというだけでなく、スノーピークは高品質なキャンプ用品メーカーとして知名度も高く、安心のブランドといえるでしょう。

 

⑿ 多数の実店舗がある

スノーピークは、多数の実店舗を展開しています。特に直営店が多数存在し、スノーピークスタッフに直接質問や、相談することができるのは、初心者としては大きなメリットです。

 

ec.snowpeak.co.jp

 

⒀ テント乾燥サービス

アメニティドームを選択すべき最大の理由の一つが、このテント乾燥サービスです

 

ec.snowpeak.co.jp

 

読んで字のごとく、テントを乾燥してくれるサービスなのですが、フライシート、インナーテント、グランドシートまでセットになって、アメニティドームSなら3850円(税込、送料込)、その他のアメニティドームなら5500円(税込、送料込)と、破格の値段です。

 

一部持ち込み可能店舗があるほか、集荷の依頼をすることができるため、とても便利です。また、集荷依頼の場合は、集荷される前までであれば、キャンセル料等もかからずにキャンセルすることができるため、あらかじめ申し込んでおいて、悪天候等でキャンプが中止になった場合にキャンセルすることもできます。

 

ちなみに、テント乾燥サービスを展開している会社はほかにもあるのですが、比較的安価なサービスでも、フライシートとインナーテントのみで、1万円~2万円程度かかるので、グランドシートまでセットで上記の価格というのがいかに安いかがわかると思います。

 

例えば、以下のサービスは比較的安価で使いやすいサービスですが、フライシートとインナーテントだけで、1万円程度します。

 

tent929.com

 

キャンプの撤収時に雨が降っていると、テントの撤収は本当に大変です。しかし、テント乾燥サービスを利用する場合には、びっしょり濡れたテントとグランドシートを自分で乾燥したり、収納時にたたむ必要がなくなるため、本当に楽になります

 

そもそも、テントを乾燥する理由は何かというと、「テントのカビのリスク」と「ポリウレタンコーティングの加水分解のリスク」です。

 

テントは、小さく折りたたんでしまうものであり、また、多くの方は使用頻度もそう多くないかと思います。湿っていたり、濡れたままテントをしまい込むと、すぐにカビになってしまい、テントが使えなくなってしまいます

 

また、テントは、防水加工のためにポリウレタンコーティングがなされれている場合が多く、このポリウレタンコーティングは、湿った状態で放置すると加水分解を起こしてしまうリスクがあり、加水分解を起こすと、耐水性がなくなってしまうため、実質的にテントが使用できなくなります

 

そもそも晴れの日にしかキャンプに行かないのだから、乾かす必要もないのでは?と思う方もいるかもしれません。しかし、テントは意外と濡れるものだと思っておきましょう。

 

日本の夏は、高温多湿であり、濡れないまでも湿ってしまうこともありますし、朝露でしっかりと濡れることや、結露で濡れてしまうことも多くあります。また、朝方少しだけ雨が降るなど、思わぬ雨に見舞われることも数多くあり、晴れの日を狙ったつもりでも、濡れてしまうことが多くあるのです。

 

しかしながら、多くのキャンプ場の撤収時間は朝10時~11時頃となっており、濡れてしまったテントを乾かす時間もないことが多いです。

 

大型テントを乾かす場所があればいいのですが、風呂場で乾かすには大きすぎますし、泥や砂などの汚れがついており、その清掃まで考えると大変な作業となります。

 

まとまった金額ではあるものの、これらの作業をプロのクオリティーで5000円程度で仕上げてくれるのですから、十分安いといえるでしょう。

 

また、自宅に庭がある方の場合でも、直射日光での乾燥はテントを痛めるためよくないとされており、日影で、風通しの良い場所で乾かす必要があるところ、やはりテント乾燥サービスを利用する価値はあると思います。

 

このように、テントを長く使う上で重要である一方で、自宅で満足に行うことが難しい「乾燥」を、5000円程度で依頼することができるのは、アメニティドームの大きな魅力といえるでしょう。また、タープも同サービスが使えるも魅力の一つです。

 

⒁ 十分な軽量性・コンパクト性

アメニティドームは、6名用で9.8kg、5名用で8kg、3名用で5kgと、軽量性を最優先とする方からすると重いテントとなりますが、例えば6名用テントは10㎏を超える製品が多い中、10㎏を切っており、十分な軽量性を実現できているといっていいでしょう。

 

また、収納時のサイズも、最長辺が58cm~74㎝となっており、十分にコンパクトな設計です。

 

なお、収納時のサイズは、車への積載及び自宅での収納時のことを最優先して考えるとよいです。長辺が長すぎて収納を予定していた棚に入らないといった事態になってしまうと、本当に収納場所に困ることになります。ちなみに、初心者が選びがちな「ワンタッチテント」は、収納サイズが大きく、収納面でかなり劣るため、個人的にはお勧めできません

 

商品名 収納時サイズ 重量
アメニティドームL(6名用) 73cm×23cm×27cm(高さ) 9.8kg
アメニティドームM(5名用) 74cm×22cm×25cm(高さ) 8㎏
アメニティドームS(3名用) 58cm×18cm×23cm(高さ) 5kg

 

⒂ 選べるサイズ

アメニティドームは、3名用、5名用、6名用の3つのタイプがあり、用途によって選ぶことができます。使用人数より少し大きめがおすすめですが、使用するために必要なスペースもそれだけ大きくなるので、あくまでも人数に合わせて選ぶのが良いと思います。

 

なお、私は居住性を重視したいため、3名~5名程度で、6名用のテントを使っています。この点は好みといったところかと思います。

 

高さが異なる点も考慮ポイントの一つです。6名用が最も高く165㎝あり、テント内の移動を考えると高いほうが快適度が上がります。もっとも、6名程度の規模のテントであれば、テント内を頻繁に立ち上がって移動するものでもないので、好みの問題ではあります

 

【アメニティドームL(6名用)】

引用:snow peak

 

【アメニティドームM(5名用)】

引用:snow peak

 

【アメニティドームS(3名用)】

引用:snow peak

 

⒃ 耐久性が高く長く使用できる

高品質で有名なスノーピーク社の製品でもあり、安心して長く使用することができます。また、部分的な故障などであれば、修理も対応してくれるため、この点でも安心といえるでしょう。

 

これに対して、ワンタッチテントは、構造が複雑で壊れやすく、また修理の対応も困難またはかえって高くつくこととなる場合が多く、長く使うことは基本的に想定されていないと考えたほうが良いでしょう。

 

なお、私はアメニティドームを4年程度使用していますが、雨天時も含め、未だに現役で問題なく使用できています

 

3. アメニティドームの気になったポイント

⑴ 高価な製品である

3万5000円~6万円程度と、やはりキャンプ製品の中では高価なアイテムとなります。もっとも、5名~6名用の大型テントの場合は、他の製品も同等以上の価格であるものが多いですし、何より高品質である点を考慮すれば、高すぎるということはないと思います。

 

とにかく価格重視したい、という方にはお勧めできませんが、テントの機能性を重視したい方や、アフターケアの充実度を考慮すれば、十分選択肢に入る価格ではないでしょうか。

 

⑵ 自宅での乾燥が困難

5名用、6名用は特に、長辺が5m程度にも及ぶため、それを広げて乾燥するのには困難が伴います。一軒家の方などはよいですが、都心のマンションの場合などは乾燥するだけでも一苦労です。

 

キャンプ場でしっかり乾かせるのであれば、それがベストですが、雨天時などそれができなかった場合の対策を考えておく必要があります。

 

もっとも、この点はすべての大型テントに共通することであり、アメニティドームに特有の問題ではありません。その点、安価なテント乾燥サービスの選択肢があるのは、かなり大きなメリットといえるでしょう。

 

⑶ オールシーズンの限界

アメニティドームは、オールシーズン使用可能です。しかし、オールシーズン使用可能な分、やや中途半端な部分もあり、その点はデメリットともいえるでしょう。

 

つまり、冬も使用できる分、真夏の使用にはやや通気性が悪いため、テント内にいられるのは夜間か、テントが日陰になっているときのみと考えたほうが良いでしょうし、夏も使用できる分、極寒の環境で使用するには心もとないかなと思います。

 

もっとも、夏のキャンプにおいては、どんなに通気性がよくとも、日中にテント内で過ごすのは困難な場合が多いので、ここは程度問題であると思います。

 

また、冬のキャンプにおいても、いずれにしても冬用の寝袋や防寒着は必須ですし、これも程度問題ではあると思います。

 

オールシーズン使用可能なモデルを選ぶ際は、「各季節に特化はしていない」点を踏まえ、検討するのが良いでしょう。

 

私の個人的な意見としては、どのテントを選んでも大なり小なり限界があり、どちらかというと家の収納スペースを節約できる点のメリットが大きいため、オールシーズン使用可能なアメニティドームはメリットと考えています。

 

⑷ インナーマットが大きい

アメニティドームは、オプション品にインナーマットがあり、これをテント内部にひくことで、地面の固さをやわらげ、居住性を格段に上げることができます。

 

テントは、地面に薄いシートを引いているだけなので、中に入ってみるとわかりますが、思った以上に固いです。もちろん、砂地の場合などはやわらかいですが、そうでないキャンプ場がほとんどです。

 

そこで、インナーマットを引くことで、テント内全体の地面部分を柔らかくすることができ、居住性を上げることができます。

 

もっとも、テント内全体にひくことのできるクッション性のあるものなので、どうしてもかさばり、この点はデメリットと言わざるを得ないでしょう。

 

⑸ 周りと被ってしまうリスク

アメニティドームは、テントの中でも超人気商品の一つと言っていいでしょう。それゆえ、キャンプ場で被ってしまうリスクは相応にあるといえます。

 

もっとも、どのキャンプ場にも必ずいるレベルかといわれると、そこまでではないですし(テント自体歴史も古いですし、テントの数は無数にあるので、思った以上に被らない印象ではあります。)、個人的には、キャンプ場で被ってしまっても、あまり気にならないかなと思います。

 

ただ、キャンプ場でほかの人が使用していても不思議ではないレベルの人気商品ではあるため、被るのを避けたい、という方にとってはお勧めできません

 

⑹ 品薄の可能性

キャンプ製品は買ってすぐに使いたい、というニーズも多いかと思います。ただ、アメニティドームは、その人気ゆえに品薄になってしまうこともよくあります。この点は今すぐ使いたいという方からは大きなデメリットといえるでしょう。

 

もっとも、常に品薄というわけではないので、まずはアマゾン等で商品があるかをチェックしてみましょう。

 

4. 合わせてチェックしたい関連商品

⑴ アメニティドームS及びその関連商品

 

3人用のアメニティドームSの本体です。3人用アメニティドームは、アメニティドームの中で最も小型な製品です。あまり大人数でのキャンプを予定していないという方にお勧めです。

 

スノーピークアメニティドームS(3人用)のマットシートセットです。

 

アメニティドームSのマットシートセットです。テントの汚れ防止、浸水防止のため、にテントの下に敷くグランドシートと、テントの内部に敷くクッション性のあるインナーシートのセットです。純正品であれば追加料金なしでテント乾燥サービスを利用することができるため、ぜひ純正をお勧めします。グランドシートは結構大きなサイズになりますし、晴れの日でも濡れてしまうことが多いので、テント乾燥サービスを利用できるメリットは大きいです。

 

 

アメニティドームと同じデザインのアメニティタープになります。ワンサイズのみの展開なので、最大6名とやや大きめのサイズになりますが、アメニティドームSであってもセットで使えば相性抜群です。テント乾燥サービスを利用できる点も大きなメリットといえるでしょう。

 

アメニティドームを有効に活用するためのアイテムとして、フロントドアパネルを跳ね上げて快適空間を広げるのに必要なアップライトポール150cm×2本、自在付ロープ2.5m×2本、ジュラピンペグ17cm×2本にポールケース、ペグケースをセットにしました。

 

アメニティドームのアップライトポールのセットです。タープと連結して使用したり、タープがない場合の簡易タープ化など、一つ持っておくと便利なアイテムです。

 

 

ヘッドはソリッドステークと同じ鍛造仕上げです。打撃部に銅ヘッドを装備するPro.CとオールスチールのPro.Sの2モデルを用意しています。銅ヘッドは打撃時の衝撃を緩和し、腕の疲労度も軽減します。すっぽ抜け防止のベルトも安心です。ヘッド後部のフックはソリッドステークの穴にフィットし、抜くときに便利なデザインです。

 

スノーピークのおしゃれなペグハンマーです。ヘッドがコンパクトにできており、またペグを引き抜く際に使い勝手の良いデザインとなっているため、一つ持っておくと便利です。キャンプ場の石などを使用すればペグハンマーがなくてもペグうちをすることはできますが、持っておくと便利なツールでしょう。

 

⑵ アメニティドームM及びその関連商品

 

 

5人用のアメニティドームMの本体です。5人用アメニティドームは、アメニティドームの中で最もバランスの取れた製品といえるでしょう。大人数にも対応しつつ、Lよりは一回り小さいため、設置場所を選びにくい点がポイントです。

 

スノーピークアメニティドームM(5人用)のマットシートセットです。

 

アメニティドームMのマットシートセットです。テントの汚れ防止、浸水防止のため、にテントの下に敷くグランドシートと、テントの内部に敷くクッション性のあるインナーシートのセットです。純正品であれば追加料金なしでテント乾燥サービスを利用することができるため、ぜひ純正をお勧めします。グランドシートは結構大きなサイズになりますし、晴れの日でも濡れてしまうことが多いので、テント乾燥サービスを利用できるメリットは大きいです。

 

 

アメニティドームと同じデザインのアメニティタープになります。ワンサイズのみの展開ですが、アメニティドームMとはサイズを含め相性抜群です。テント乾燥サービスを利用できる点も大きなメリットといえるでしょう。

 

アメニティドームを有効に活用するためのアイテムとして、フロントドアパネルを跳ね上げて快適空間を広げるのに必要なアップライトポール150cm×2本、自在付ロープ2.5m×2本、ジュラピンペグ17cm×2本にポールケース、ペグケースをセットにしました。

 

アメニティドームのアップライトポールのセットです。タープと連結して使用したり、タープがない場合の簡易タープ化など、一つ持っておくと便利なアイテムです。

 

ヘッドはソリッドステークと同じ鍛造仕上げです。打撃部に銅ヘッドを装備するPro.CとオールスチールのPro.Sの2モデルを用意しています。銅ヘッドは打撃時の衝撃を緩和し、腕の疲労度も軽減します。すっぽ抜け防止のベルトも安心です。ヘッド後部のフックはソリッドステークの穴にフィットし、抜くときに便利なデザインです。

 

スノーピークのおしゃれなペグハンマーです。ヘッドがコンパクトにできており、またペグを引き抜く際に使い勝手の良いデザインとなっているため、一つ持っておくと便利です。キャンプ場の石などを使用すればペグハンマーがなくてもペグうちをすることはできますが、持っておくと便利なツールでしょう。

 

⑶ アメニティドームL及びその関連商品

 

 

6人用のアメニティドームMの本体です。6人用アメニティドームは、アメニティドームの中で最も大きい製品です。友人と一緒に行くなど大人数での利用が多い方は、迷わずこれを選びましょう。

 

スノーピークアメニティドームL(6人用)のマットシートセットです。

 

アメニティドームLのマットシートセットです。テントの汚れ防止、浸水防止のため、にテントの下に敷くグランドシートと、テントの内部に敷くクッション性のあるインナーシートのセットです。純正品であれば追加料金なしでテント乾燥サービスを利用することができるため、ぜひ純正をお勧めします。グランドシートは結構大きなサイズになりますし、晴れの日でも濡れてしまうことが多いので、テント乾燥サービスを利用できるメリットは大きいです。

 

 

アメニティドームと同じデザインのアメニティタープになります。ワンサイズのみの展開ですが、アメニティドームLとはサイズを含め相性抜群です。テント乾燥サービスを利用できる点も大きなメリットといえるでしょう。

 

アメニティドームを有効に活用するためのアイテムとして、フロントドアパネルを跳ね上げて快適空間を広げるのに必要なアップライトポール150cm×2本、自在付ロープ2.5m×2本、ジュラピンペグ17cm×2本にポールケース、ペグケースをセットにしました。

 

アメニティドームのアップライトポールのセットです。タープと連結して使用したり、タープがない場合の簡易タープ化など、一つ持っておくと便利なアイテムです。

 

ヘッドはソリッドステークと同じ鍛造仕上げです。打撃部に銅ヘッドを装備するPro.CとオールスチールのPro.Sの2モデルを用意しています。銅ヘッドは打撃時の衝撃を緩和し、腕の疲労度も軽減します。すっぽ抜け防止のベルトも安心です。ヘッド後部のフックはソリッドステークの穴にフィットし、抜くときに便利なデザインです。

 

スノーピークのおしゃれなペグハンマーです。ヘッドがコンパクトにできており、またペグを引き抜く際に使い勝手の良いデザインとなっているため、一つ持っておくと便利です。キャンプ場の石などを使用すればペグハンマーがなくてもペグうちをすることはできますが、持っておくと便利なツールでしょう。

 

5. この記事の結び

テントは、キャンプの雰囲気や快適性を決める重要なアイテムです。初心者であっても多少お金をかけてみても良いアイテムだろうと思います。

 

アメニティドームは、初心者に優しいつくりでありながら、初心者を脱してからも長く使える素晴らしい商品です。

 

3名~6名のファミリーサイズのテントを探している方には自信をもってお勧めできる商品です!

 

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