キャンプ用ツールとして一つは持っておきたいホットサンドメーカー。
この記事ではキャンプ用のホットサンドメーカーの決定版ともいえるi-WANOのホットサンドメーカーをご紹介します。
- i-WANOとは?
- i-WANOホットサンドメーカーの外観・スペック
- i-WANOのホットサンドメーカーのおすすめポイント
- i-WANOのホットサンドメーカーの残念な点
- i-WANOのホットサンドメーカーの使い方
- i-WANOのホットサンドメーカーと合わせて買いたい商品
- i-WANOのホットサンドメーカーの入手方法
- この記事の結び
i-WANOとは?
i-WANOとは、2014年7月に設立された、愛知県に拠点を置く株式会社ユニバーサル物産の展開するキッチン用品・キャンプ用品のブランドです。
i-WANOは、日本伝統の和釘にインスパイアされたペグや、フライパン、お鍋、スキレット、ダッチオーブンなどの役割をひとつでできる鍋など、機能のこだわった商品を展開しており、その品質には定評があるブランドです。
現時点では、商品数はそこまで多くないものの、機能に優れ、デザインもよい商品を展開しており、今後注目のブランドかと思います。
i-WANOホットサンドメーカーの外観・スペック
i-WANOのホットサンドメーカーは、①ホットサンドメーカーFT、②ホットサンドメーカーJP、③ホットサンドメーカーELの3つのラインナップがあります。この記事で主として紹介しているのは、①と②で、これらが人気モデルとなります。
① ホットサンドメーカーFT
耳の圧着がされるタイプで、両面ともにロゴが入っていないタイプ。
② ホットサンドメーカーJP
耳の圧着がされるタイプで、片面にロゴが入っているタイプ。
③ ホットサンドメーカーEL
耳の圧着がないタイプ。
①②の基本スペックは以下の通りです。
材 質:アルミニウム合金(フッ素加工有り)(本体)
重 量:758g
製造国:日本
火 源:直火、ガス火、炭火(IH非対応)
寸 法:全体:幅16cm × 厚さ3cm × 高さ37.5cm
プレート部分:縦13.5cm × 横14.5(内径)、縦14.5cm × 横16cm(外径)
包装は、十分であるものの、比較的簡素であり、無駄なところにコストをかけていないことがうかがえます。
本体の外観は以下のような感じで、小さくロゴが入っています。
i-WANOのホットサンドメーカーのおすすめポイント
⑴ 燕三条製
i-WANOのホットサンドメーカーは、高品質な金物で有名な燕三条製です。燕三条とは、新潟県の燕市と三条市を合わせた呼称で、金属加工品の産地としてよく知られています。
商品の細部の仕上がりや、ホットサンドへの火入れ等の点において、申し分ない商品と言えます。
⑵ パンの縁の圧着
ホットサンドメーカーには、パンの縁部分を圧着するタイプと、そうでないタイプがあります。
これは完全に好みの問題ですが、パンの縁部分の圧着があるタイプを求める方は多い一方で、圧着できる製品は意外と少なく、圧着できるものが欲しいという方には一押しのホットサンドメーカーといえます。
パンの縁の圧着がないと、見た目としてはフライパンで焼いたような形になりますが、パンの縁を圧着すると、以下の写真のようになります。
⑶ フッ素加工
本体部分の表面はフッ素加工がしてあります。フッ素加工があることで、パン以外の食材を挟み込む場合など、食材がこびりつきにくくなります。
⑷ 取り外し可能
ホットサンドメーカーは、上下から挟み込むものですが、以下の写真の通り、簡単に取り外すことができます。
また、フッ素加工もなされているため、洗いやすく、また、フライパンとしての利用ができます。フライパンとしての利用は、ソロキャンプなどの装備を少なくしたいときなどに特に重宝します。
⑸ 両面フラットなモデルがある
ホットサンドメーカーとしては珍しく、両面ともにロゴが入っていないモデルが存在します。上記の写真のモデルは、ホットサンドメーカーFTで、ロゴが入っていないタイプになります。
ロゴがパンに焼きこまれるのが可愛いという需要もあり、どのメーカーもロゴの凹凸が存在しますが、i-WANOのホットサンドメーカーFTは、ロゴの凹凸がないため、両面ともフライパンとしての利用ができ、また、手入れも楽になります。
反対に、ロゴがパンに焼きこまれるのが好きな方は、ロゴ入りのホットサンドメーカーJPモデルがあります。
私は、手入れの手軽さと、2枚ともフライパンとして利用できる利便性を重視し、ホットサンドメーカーFTのモデルを選びました。
⑹ 軽量さ
重さは、カタログ値で758gとなっており、実際に軽量した結果も、以下の通り750.5gでした。
500g台の超軽量モデルと比べるとやや重いものの、1㎏を切っており、十分な軽さを保っているといえると思います。これ一つで小さめのフライパンを2枚も合わせて持ち歩いていると思えば、超軽量と考えることもできると思います。
i-WANOのホットサンドメーカーの残念な点
⑴ 品薄である
消費が一巡したのか、最近ではやや緩和しているものの、Amazonや楽天などのECサイトでは、2か月に一度の仕入れとなっており、すぐに購入することが困難な場合があります。ECサイトで売り切れの場合は、後述の方法をお試しください。
⑵ 取っ手が取り外せない
ホットサンドメーカーは、取っ手部分を含めると比較的大きなキャンプグッズになります。取っ手により、収納性が低下してしまい、パッキングの際、やや取り扱いに困ることがあります。
i-WANOのホットサンドメーカーは、取っ手部分が取り外せないため、収納面では、難があるといえるでしょう。もっとも、取っ手の取り外せるホットサンドメーカーは限られており、また、耐久性の点で問題がある場合もあるため、大きなデメリット、というわけではないかと思います。
取っ手のとれるホットサンドメーカーは、以下のようなものがあります。
⑶ 値段が高め
一般的なホットサンドメーカーは、2000円~3000円程度であるところ、i-WANOのホットサンドメーカーは、5000円弱程度と高額商品となります。上述の通り、各所にこだわりがあり、また、燕三条製であることを考えると、決して割高ではないものの、他の類似商品と比べると高めの商品となります。
i-WANOのホットサンドメーカーの使い方
⑴ ホットサンドを作る
① パンに好きな具材を挟み込む。
6枚切り又は8枚切りの食パンを用意します。具材が多い場合は8枚切り、そうでない場合は6枚切りがおすすめです。パンの耳を落としてもよいですが、パンの耳をそのままにしても挟み込めるサイズ感となっています。
パンをホットサンドメーカーに乗せ、具材を乗せた後、もう一枚のパンを乗せてホットサンドメーカーで挟みこみます。
挟み込んだら、以下のように、取っ手部分の金具を止めます。
② 両面から焼く
両面から焼きます。中火程度で、片面につき1分半から2分程度焼きます。具材や、その日の気温、風の強さ等によっても異なるため、この時間を目安にし、ホットサンドメーカーを開いて、焼き加減を確認しながら焼くとよいでしょう。
⑵ ホットサンド以外の食材を焼く
ホットサンドメーカーで、他の食材を挟み込んで焼くのも楽しいです。肉まんや餃子、あんぱんなど、アイディア次第で無限の可能性があります。
⑶ フライパンとして利用する
両面を分解すれば、フライパンとして利用できます。朝食の目玉焼きやベーコンなどを焼くのにちょうどよいサイズです。
i-WANOのホットサンドメーカーと合わせて買いたい商品
ホットサンドメーカーは、バーナーとセットで持っておくと便利です。焚火などの直火でもできますが、バーナーを持っていると、朝食や軽食などの際に、手軽にホットサンドを楽しむことができます。
安価かつ小型軽量で、メジャーな商品を以下に紹介していますので、ぜひご検討ください。
i-WANOのホットサンドメーカーの入手方法
⑴ ECサイト
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入することができます。ただし、ロゴがなく、両面フラットなホットサンドメーカーFTは、公式オンラインストア限定商品となっています。
⑵ 公式オンラインストア
Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなどのECサイトでは、2か月に1度の仕入れであるため、2か月後まで購入できない、といったことがあります。そんな時は、公式オンラインストアから購入すれば、待つことなく購入できます。
メルカリなどで高価な転売品がありますが、公式オンラインストアから定価で購入できるため、くれぐれもご注意ください。
① ホットサンドメーカーFT
② ホットサンドメーカーJP
③ ホットサンドメーカーEL
この記事の結び
フライパンとしも使えて手入れも楽なi-WANOのホットサンドメーカー。
実際に何度も使用していますが、今のところは耐久性にも問題なく、個人的には、不満なところはとくにありません。人気商品であり、手に入りにくいこともありますが、キャンパーとしてはぜひ持っておきたい一品です!